FGO第二部 Lostbelt No.6 プレイ日記25 妖精舞踏会への招待
5章→5.5章の流れを考えるに、今回もきっと6.5章があるのだろう……と勝手に思い込んでいる我々。
リンボに近いポジションの敵を相手取ると考えると、どうしてもコヤンスカヤとの決着エピソードが来ると思ってしまいがちだけど、妖精國でここまでガッツリ村正が描かれた以上、村正との決着エピソードが来る可能性もわりと高いような気もする。
本命タマモヴィッチ、対抗村正! 張った張った!
どっちにしても何にしても楽しみだ。そもそもまだ6章自体が終わってねぇけどな!
関連記事
「FGO第二部 Lostbelt No.5.5 プレイ日記01 黒点変化」
「FGO第二部 Lostbelt No.5 プレイ日記01 人類史上最大の作戦」
※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています
ウッドワスの結末
援軍に残る謎
パーシヴァルによってトドメをさされたウッドワス。
……と思いきや、まだ生きてた! と思ったら殺された!
いや~忙しない。ウッドワスしぶとい。パーシヴァルのアレで死ななかった時点で驚きだったが、さすがに今度こそ死んだだろう。
ただ、この『追加のトドメ』とも言えるような場面にて、プレイヤーに対しては多くの情報も明かされた。
生き延びようとしていたウッドワスを言葉で追い詰め、最後の一撃へと繋げたのはベリルの策略だ。彼は直接手を汚さず、言いくるめたトリスタンを介することで特殊な成果を得るなど、いかにもな外道っぷりを見せつけてきたけど、そこまでは想定の範囲内ですらある。
一方で援軍についての言い分は……現時点ではなんとも判断しづらい。
本当にそうだったのか、もしくはウッドワスを動揺させるためにそれっぽい嘘をついたのか……。
ベリルの悪辣さは予想通りだ。
ただこっちの件については意外というか……いや、アクだのワルだの言い切れるわけではないんだけど、奇妙な違和感はともかくあった。
結果だけいえばこちらも予定通り。ただ“そこまで頼んでない”域にすら見える。
それともオベロンは、ここまですることを依頼していたのか? だとしても、『彼女』のような優しそうなヒトがそれを呑んだのか?
怪しむべきはオベロンか、それとも『彼女』か。ベリルか、ベリルの『情報提供者』か……。もしくはこの中の複数人なのか。
詳しい背景も見えず、主人公たちに至っては一部始終を一切知らないまま終わったわけだが、プレイヤー目線では後味も悪く不穏な結末でもあった。
ブリテン最大の謎調査
一万四千年前にあった“何か”
マシュの冒険が語られる『断章』スタート。シェフィールド編は別として過去編だけで数えると、「プレイ日記21 見えてきた多くの“ズレ”」「プレイ日記22 未だ謎多き過去」に続く三回目の断章。 開始直後の地の文にて、黒騎士の名前がエクターだということも改めて明かされた。やはり彼が以前に語られた「不死身のエクター」だったか。
後の会話ではライネックの名前もサラッと出てきた。ウッドワスの先代である排熱大公ライネックはトネリコの仲間だったらしい。
更にここで、現代ロンディニウムに存在する壁画についての補足情報じみたものをトネリコから貰えた。
このブリテンが始まったのは、この時代から一万二千年前。現代から数えるとざっくり一万四千年前。
ただし例の壁画の文字は、“汎人類史の”一万四千年前の言葉だった。つまり……すなわち……。……??
トトロットが失った「大切なこと」
大穴調査の前の晩、裁縫が巧くできずに苦しむトトロットをマシュは目撃した。
「物忘れが激しい」といえば、「プレイ日記23 ロンディニウム防衛戦前夜」の時に現代のハベトロットも言っていた。あの時はカラッと軽く語っていたけど、過去のトトロットは暗い表情に涙さえ浮かべて、強く苦しんでいる。
その症状はやっぱりいつかの名なし妖精と重なるようにも見えるなぁ……。ただ、もしトトロットが現代にまで生き延びられているのだとしたら、そんな不安定な状態で長く生きられているのが不思議でもある。
目的を失っても長生きできるパターンってありえるのか? ああでも、ロンディニウムのおばあさん妖精は、死に場所を求めるほど落ちぶれた状態から「まだやるコトがある」と現役復帰した、みたいな話をしていたっけ。
妖精にとっての『目的』は自分の命に関わるモノだけど、人間にとっても致命的ではなくとも大切なモノではある。
『目的』はなんなのか、どうやって見つけるのか、見つかったらどうするのか……。それらの命題は主人公やマシュが抱えている問題や悩みにも重なる。
このブリテンにおいて妖精たちの『目的』やトトロットの在り方についてどんな結末が描かれることになるのか、非常に興味深く楽しみにしている。
穴の底にあったのは
翌日、大穴調査決行。
7450メートル以上降下したところで、調査していたマシュに異常が発生した。意識を失うほどの酷い呪いを受けたらしい。
奥に見えたのは炎のような赤い光。トネリコによると、底にいるのは“ケルヌンノス”。ケルトの古い神が、穴の底で死んでいた。
ケルヌンノスといえば、絵画に描かれた例のアレ。てっきり穴の底はアルビオン関連かと思っていたが、ケルヌンノスだったのか……。そもそもケルヌンノスが何なのかもよくわかってないけど……。
……って、トネリコは「ケルトの古い神」だと知ってる?
彼女には汎人類史の知識があるってことか?
トネリコは救世主をして慕われているし、来歴といい外見といい悪印象を持つ要素はない。
さすがに彼女と敵対するなんてことは起きないだろう。
……と思考停止してしまいそうにもなるけど、たまに窺える謎やトネリコの反応に見え隠れする薄い闇のようなものが微かに引っかかる。
汚れて反転した『槍』か……。おそらく現代でパーシヴァルが持っているのが、まさにソレなんだろうな。ソールズベリーの大聖堂に封印中というのも地理的に合ってる。
そしてここで、超今更なんだが、マシュの言及があって初めてトネリコが持ってる『杖』がキャストリアの『杖』と別物だってことに我は気付いた。
よく見てみると全然違うじゃん……!
メガフシアーナ!
ムリアンからの招待
舞踏会に行く服がないよマリえもん
視点戻って再び現代、ウッドワスとの戦いも終わったばかりだというのに、今度はムリアンに呼び出されて“妖精舞踏会”に行くハメに陥った予言の子一行。
アルトリアは恥ずかしいからと嫌がっているけど、読者目線だと単にハードスケジュールすぎて嫌だな……。戦争翌日舞踏会って無茶言い過ぎジャン? 寝させろ。休ませろ。
ま~既にモルガンとの大戦争の真っ最中なワケで、休んでる場合じゃないだろと言われたらぴえんですけども。
ソールズベリー周辺の意外な交友関係
“妖精舞踏会”の場にて、最初に話しかけてきたのはコーラルだった。
直接会話をするのは久しぶりの印象だが、初対面の時に比べると態度が全然違う。
やけに機嫌が良い……にしても限度がないか?
結局途中からいつもの調子に戻って去っていったコーラルと入れ替わる形で我々の前に現れたのは、まさかの妖精騎士ランスロット!
今も昔も敵対関係、直接刃を交わした経験すらある相手から、こんな風に笑顔で話しかけられるとは想像もしていなかった。
仮面で表情が見えない印象から、もっとクールなロボ娘みたいなイメージさえ抱いていたけど……仮面を外してしまうと、想像していたよりずっと感情豊かだ。
むしろちょっと天然? 敵相手でも気にせず話かけてくるのは、良くも悪くも空気を読めないのか、もしくは読む気がないのか。
更に、今まで謎に包まれていたパーシヴァルとの関係もサラッと暴露。秘密設定も平気でブチまけちゃうとか、天然フリーダムが過ぎるだろ!
全部を全部打ち明けたわけでもないだろうが、大して隠す気もなさそうだ。まさに言いたい事だけ言うタイプ。聞かれなかったから言わなかった系。
今まで謎多きクール美少女だったランスロット像がガラガラと崩れていく……。だが親近感が沸くのでこれはこれでアリです。
しかし……ランスロットとオーロラ、そしてコーラルには繋がりがあったのか。舞踏会前にオーロラと会話をしていた『???』だった人物はおそらくランスロットだったのだろうけど、随分と親し気なやりとりをしていた。
てっきりランスロットはモルガンの忠実な犬かと思っていたが、色々と認識を改める必要がありそう。
っつーか歴史にしろ人間関係にしろ、あっちもこっちも複雑だわ秘密も謎も多いわでもはやムチャクチャですわ。どうにでもなーれ。