FGO第二部 Lostbelt No.6 プレイ日記31 ロンディニウムの騎士
前々回に言及しそびれたけど、ノクナレアというかメイヴちゃんといえば、「遠坂凛に似ている女」としてSNの頃に言及されていたんだっけ?
HAでもメイヴ(当時はメーヴ表記)の話はしていたけど、初出はUBWルート? うーん記憶に色々と自信がない。師匠の話とか美沙夜の話とか、ランサー周りは女関連のネタがとても多い。
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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています
ニュー・ダーリントンにて
ベリル・ガット
主人公達が『庭』から脱出したところで、ベリル目線での様々な事情が語られ、明かされた。
この妖精國における多くの謎の種明かしについて、半分以上は済まされた……と言ってもいいか?
モルガンの正体や特殊な主従関係の意味など、今までなんとなくわかっていたことを再度丁寧に説明され明言されたのは大きな収穫。
とはいえコレはプレイヤーへのネタバラシでしかないので、主人公達がまったく同じ情報や情景を知ることが出来たわけではない。はず。
ベリルについても全てが明かされたわけではないが、ある程度は見えてきた……と言っていいのか?
とりあえず、彼個人の“人格”みたいなものは少しわかってきた。
足を掬われたらヤバいので油断すべきではないとも思うけど、ベリルという男はこうして色々知ってみると、意外と面白い。ヤベー奴がもっとヤベー奴に振り回されているせいで、逆に貧乏くじを引きがちになっているみたいな境遇もユニークだ。間違いなく悪人だし頭も良いのに、なぜか親近感を持ってしまうというか……いや、共感できるような思想ではないんだけど、ともかく意外と親しみやすいっつーか。
色々とクソみたいな環境で、それでも彼なりに楽しく都合よく過ごせているのも普通に凄い。
言動と所業がアレなので人間的に好きとはなかなか言い辛い男だが、キャラクターとしては個性的だし面白いと再確認させられた。
一方でやらかしていることはアレ過ぎて、なかなか最悪。こいつの存在自体が妖精國の大厄災なんじゃないスか?
ノクナレアたちはこの研究への対抗策を調べていたのだろうか。まさか彼女たちとベリルが裏で繋がっているなんてことは……好感度的に絶対に無いと信じたいところだが、どんな可能性も覚悟はしておくべきだろう。
主人公達の救援の手助けをしてくれたペペロンチーノも交えて(元)マスター候補者が複数人一堂に会する、なんかちょっと不思議な場面。
ロンディニウムではペペロンチーノを避けることに成功したが、今回はあえて表に出てきたとなると、ベリルに何らかの策があるのは間違いない。
「生き埋めになるぜ」の助言が超胡散くっせぇ……! こんなの絶対嘘!! 何かの罠!!!!
俺達は信じている。ベリルが親切なことを言うはずがないって信頼しているからな!!!
ペペロンチーノの優しさ
ベリル相手には素直にムカムカできていたけど、事態は一変。
あんなフリに、ペペロンチーノのあの表情。この時点で次の展開がわかってしまった。
わかってしまったけど……辛い。辛すぎ。
この人は最初から最後まで凄すぎないか?
強すぎるし優しすぎるし、ともかく凄すぎる。
VSブラックウルフ
ベ、ベリルの姿がウッドワスオルタになっちまった……!?
えっ、それってもう固定? 戻れそうになくない? 自称伊達男フォーエバーグッバイ??
性能的にもウッドワスに近く、以前の負けバトルでエンドレスガッツウッドワスに45ターンを粘り抜いた我には戦いやすい相手。スキルもバフも馴染みがある。
……けど、戦闘でキャストリア&マシュ固定で追加可能鯖一名のみってのは地味にキツい!
悩みに悩み、「やっぱ回復ないと怖いよな……」と思ってマーリン混ぜちゃったけど、アタッカー不在で毎ターン10000回復するボスと戦うのはフツーに泥仕合でした。やめたほうがいいでしょう。
反省した私も二戦目は速攻キメました! 失敗を活かせる私!!
素敵な先輩
結局ベリルに致命傷を与えたのはペペロンチーノだった。
オリュンポスでのリンボといい今回といい、クソ野郎相手の戦果がいちいち見事すぎ&的確すぎ。
ペペのフォローがなかったら普通にどっちも取り逃がすor敗北不可避だっただろう。
すげぇよペペは……。本当に……。
ペペロンチーノの行動と言葉は本当に熱く眩しいものだった。
前から覚悟はしていたつもりだったけど、やっぱりまだ何も言えない……。だが我々が振り返ったり立ち止まったりすることを彼は望まないだろう。背中を押されたぶん、前に進まなきゃな……。
最後まで我々のことを思いやってくれていたペペロンチーノ。
本当に素敵な先輩で、他人に気配り出来過ぎる優しい彼が、それでも最後に呟いたのは彼自身の想い人についてだったのが嬉しい。
デイビットにも伝える……必要は、きっと無いんだろうな。
彼らの美しい別れは既にインドで済んでいたんだろう。それで終わり、これ以上は無くていい。
……またあのあたりのシーンを読み直しにいくべきだろうなぁ。あの頃はペペロンチーノを、優しそうに見えるけどよくわからない少し怖い人だとまだ思っていたっけ。間の抜けた懐かしい記憶だ。
崩れ出す足元
ムリアンの復讐
ようやく円卓軍の元に戻ると、オックスフォードでの戦も一通り終了して牙の氏族は降伏&グロスターに輸送済みだった。
全部事後報告なのは良いけど、グロスターでムリアンってのが間違いなく厄い。
純粋なパーシヴァルはともかく、そのあたりオベロンが察せないわけもないと思うんだが、彼はあえてスルーしたのか?
ムリアンが本心を秘め続けていたとしても読める展開だし、「感動してるんじゃないかな!」発言に至っては白々しさすら感じるなぁ。これに限らず、最近のオベロンはビミョーに白々しい言動が多いようにも思える。
やったぜワダアルコ描きおろし新規CG!!
ムリアンちゃんかわいいよー!!
表情差分もそれぞれ超サイコー!!!
(※現実逃避)
……コレがムリアンが求めていたゴールなのだとしたら、彼女&牙の氏族は実質物語から脱落したといってもいいのかもしれない。
このまま最後の最後まで、この閉じた遊び場に籠り続けるのか……。それともまだ何か起きるのか……。
『巡礼』と『鐘』
『鐘』や『巡礼』について不明だったいくつかの事柄が、マシュから補足されることで明らかになっていく。
トネリコと共に旅をしたことで明らかになった情報が生きて届くのはありがたい。
何千年前には判明していた新情報なんて再び失われて当然だし、モルガンやハベトロットは立場的に教えてくれないだろう。過去移動の成果のひとつだ。
そこまでは良かったが……話を聞いた直後にアルトリアの顔色が変化する。
先程まではいっそ不自然なくらい笑顔だったのに、こんな緊迫した表情は初めてだった。
円卓の騎士
そして始まる、嫌な嫌な事件……。
この土地が他でもないロンディニウムだということも重なって、例のロンディニウム戴冠式の悲劇をどうしても思い出す。あんな歴史をまた繰り返すのか? なんで?
「薄汚い」だの「落ちこぼれの寄せ集め」だの、飛び交う言葉まで冷たく醜く、辛すぎて見ていられない。
相手が別の正義ならばまだ救われた……ことはなくとも、受け入れやすかったかもしれないけど、よりによってこんな……。
ただ、これが“普通”なのかもしれない。
我々の愛するロンディニウムで起きたからこそ見るに堪えないだけで、『誰かと誰かが争う』以上はこの程度、良くも悪くも当たり前の光景なんだろう。
全員が全員わかりあえて許しあえてハッピーエンドなんて、無理だもんな……。はぁ……。
こんなの普通だ……と斜に構えて諦めようとしても、ガレスの姿を見るとやはり出来なかった。
納得なんて無理だし、受け入れたくなんかない。ガレスッ……ガレスぅ……ッッ!!
これらの場面でガレスの“正体”についてようやく明らかになったけど、もはやそんなものはどうでもいい。
ここに居るのは俺たちの大事な仲間、子供たちの憧れ、ロンディニウム最高の騎士ガレスだ……!
戦闘のエンドレスガッツも、宝具の特殊演出も、何もかもが全部美しくて格好良くて辛かった。
頼むから報われてくれ。妖精も人間も妖精國も、もうよくわからなくなってきたけど、なんでもいいから明るい結末になってほしい。
ガレスの想いが届く、努力が報われる結末になってくれよ……。