FGO第二部 Lostbelt No.6 プレイ日記35 『大厄災』のはじまり



戴冠式が終われば、ものすげぇ難易度のボス戦が待ちかねているんだろうな……と覚悟はしていた。
が、こんなにいくつもいくつも高難易度ボス戦がポコジャガ湧いて出てくるとはさすがに思ってなかった。聞いてないよ?

リアルタイムプレイヤーは期間限定コンテ石こと『霊脈石』に助けてもらうこともできたけど、将来的に六章初挑戦するユーザーはどうなるんだろう。
一定期間経過後に難易度調整されたりするのか?





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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています



『大厄災』に包まれるブリテン島

キャメロットに起きた異常




ノクナレアを無茶苦茶にされて腸が煮えくり返る想いを抱えつつも逃げるしかなかった頃……キャメロットでも、いや妖精國全土で異変は発生していた。
もはやノクナレア暗殺事件どころじゃない雰囲気なのが悔しいやら情けないやら……。
これ以上くだらない茶番に付き合うのはウンザリでもあったが、罪も罰も宙ぶらりんになってしまったのがやっぱり悔しい。腹が立つし悲しいし、むなしい。







そんな中でもバーゲストを慕う円卓軍兵と、彼らを思いやるバーゲストのやりとりが心強くて清々しかった。
破滅がすぐそこまで迫っているとわかりきってもいるけど、今の瞬間だけでも、人間と妖精との間に確かな絆が築かれている様を見ることができてよかった。
この世界では今も昔も、とても貴重な光景だからな……。





仲間との合流






異変は早くも我々の目の前にも現れる。
モース100体を相手にするのはお馴染み耐久戦として即受け入れたけど、画面に4体目のエネミーが登場した瞬間に椅子から転がり落ちそうなくらい驚いた。
しかもその後には最大6体まで画面に増えて、もはや何が何やら! ぬわーっ!!

敵の数が増えたことで敵行動数が増え、味方が受けるダメージも被害も大きくなっていたのだが、しばらくの間は気付いていなかった。それどころじゃねぇもん。
NPCアルトリアのレベル上限解放に続く、いやそれ以上のとんでもないゲームシステムブレイカー……。
えっ、これって今回限り?
まさか今後もあるの!? システムオーバーキル!!??









始まった『大厄災』、崩壊し始めるブリテン島。
何はともあれ、ストーム・ボーダーが活動可能になったのは数少ないメリットだった。久々にホームズや新所長たちとも合流できる!

パーシヴァルの疲弊と移動方法に不安を抱く中、現れたのは久しぶりのレッドラ・ビットだ。
彼の主が主なので一瞬ドキッとしたが、彼の言葉を聞けばなんとなく理解できた。
おそらく彼の側にも色々なことがあったのだろう。その上で今の彼は、我々の力になってくれる。ならば何も言うことはない!

……と、このあたりのレッドラの事情について、後に竹箒日記でも少し補完されていた。
細かい心情なども明かされていて必見。本編中では最後までユニークなキャラを崩さなかった彼が秘めていた想いに、改めて感動させられてしまった。
呂布を名乗る馬によく似た胡乱妖精にこんなに心を掴まれるとか思ってなかったよ。良い意味で裏切られたというか、んなもん予想できるか!





氏族の長たち

「きらいなもの」を排除するだけ






その頃のスプリガン&オーロラ。ノクナレア暗殺についてはスプリガンも慌てていたという証言があったので、どういう事情があったのかと思いきや……。
スプリガンが辿り着いた答え「何もない」を聞いた瞬間、こっちも背筋がゾッとした。王の座を手に入れる為に策を弄すまでならばわかりやすい。キャメロットのモルガンへの所業も、敵対者をとことん貶めるためだと思えば、好感は持てずとも人類史でもしばしば起きる光景だとも思った。

だがこれは……スプリガンの予測を悪い意味で上回り、予想外の方向にブッ飛んでいる。
その先にあるのは破滅でしかないけど、そもそも理屈で動いていない以上、未来のことなんて最初から考えていないのか……?
ここまでブッ飛んでると、わかりやすい『腹黒』だの『サイコパス』だのでは表現しきれない。純粋悪でもないし……なんかもう、『こういう生き物』としか言いようがないな……。
話の筋もビミョーに整っていないあたり、己の認識すらすり替わっていくんだろうか。だとしたらアルトリアたちの妖精眼が見抜けなかったのもさーもんありなん。







予想出来たことから出来ていなかったことまで、色々と衝撃的な事実が明かされるパートでもあったが、ここでハロバロミアの名前が出てきたのにはちょっとテンションが上がった。
あの序盤も超序盤だったコーンウォールでの出来事や登場人物がここで回収され始めるとかアツい。
シナリオが面白ェ~! 人の心はないけど!





ムリアンに伸びる魔の手






今も生きている氏族の長はもう一人。
心が壊れながらも調査を続けたムリアンが『答え』に辿り着いた瞬間、凶刃が彼女を襲った。
彼女が知った『答え』が他者に伝わるのを阻むための殺人だろうか?
今更阻まれても大勢に影響はない気もするが……最も注目すべきは、犯人は誰なのかという点。







相手は明確に“声”を発していた。
しかもかつて『翅の氏族』『牙の氏族』をけしかけた犯人だって?
それって昔も大昔、年表によると女王暦800年の出来事だ。
1200年前から妖精國に存在した人物? ベリルやスプリガンは物理的に無理だし、口調的にコヤンスカヤなどの女性陣の可能性も低い。

……ある程度範囲が絞れてきた。というか、特定の人物がどうしても浮かんできてしまう。
まだわからないことも多いし、あまり考えたくないパターンなので、何とも言えないが……。





ストーム・ボーダー組との合流

パーシヴァルの正体






オーロラの思想が明らかになったことで、今まで曖昧だったり秘されていた事柄がズルズルと明らかになっていく。
パーシヴァルの言動および彼へ抱く人々の印象から、「もしかして」とは思っていたが、やはりパーシヴァルの身体はそういうことだったのか……。
ロリババアの逆パターン。これって何て呼ぶんだっけ。合法ショタ? ふざけてる場合じゃねぇ。

しかしパーシヴァルの正体と妖精騎士ランスロットの過去の行いを知ってしまうと、ガレスの身に起きた色々な出来事が改めてすごく胸に刺さる。パーシヴァルも自分をメチャクチャ責めただろうな……。
二回も同じ相手に、しかも汎人類史のガチガレスも同じ名を持つ相手に……と思うと、本当にクソすぎ、運命残酷すぎ。
まぁ妖精國におけるアレコレはライターが生み出したんだけどな! おいきのこ! お前の愛はキツすぎるぞ!! って怒るけど実は好きだったりする。





マンチェスターの最期






『あかい災い』で炎に包まれたブリテン島。
もう何をどうすればいいのかもわからないけど、バーゲストとの約束だけは守りたい。彼女の願いの全てだ。
……が、目にしたのは想像以上の光景だった。今まで嫌なものも怖いものも色々と見てきたけど、これはまた……。
全年齢で大丈夫か? って、ココに限らず妖精國全体的に。







何が辛いって、ジェニーの最期がマジで超絶辛い。プレイヤー目線では後で『マンチェスターの真実』が明かされるけど、ジェニーについては、きっと本当に無実だったように思う。
新たな代になって新しく生まれ変わった身でも、最後の最後に「助けてよぅ、オベロン!」と叫んでいた姿なんて、本当にもう……もうやめてくれ……。オベロンよぅ……。









キャメロットを発った時点で既に危うかったバーゲスト。既に時間の問題だったと思われるが、最後の後押しとなった“原因”が明かされるのはもう少し後。それもおそらくプレイヤーに対してのみ。

主人公達の目線では、既にバーゲストは厄災のひとつに変わってしまっていた。初めて見た時はエ□格好いいと思っていた第三再臨姿が今ではただ痛々しくて悲しい。
以前に妖精騎士ランスロットは着名が枷であり大事なものだと語っていたけど、バーゲストの側にもそういった事情があったんだな。モースの王によって残された呪い、か……。

……だとしたら、バーヴァン・シーも?
バーヴァン・シーにとっての着名は単純な強化であり、モルガンが彼女を守るための手段だったようにも見えたが、実は他の二人のように特殊な理由があったりしたのだろうか?