FGOイベント カルデア・サマーアドベンチャー! プレイ日記08 きらきらの夏の思い出



攻撃力UPの特攻礼装に初期NPが付いているのもありがたいけど、周回で多用する宝箱率UP礼装のほうにこそ初期NPが欲しかったな……と呟くワガママプレイヤー。
限凸するまでは複数個並べるの必須だしさァ! ガチャ礼装の方も初期NP無いしさァ!
仕方ないので今日もカレスコ、あるいは孔明やキャストリアや光コヤンに頼るのだった。
アベントスキルのおかげで使いやすくなったキャラも多いなぁと噛み締める夏。



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※本記事ではサーヴァントの真名を表記しています





ひと夏の思い出

頑張る女の子






節跨ぎ恒例のサブイベント、清少納言編→カイニス編→まさかのアスクレピオス編を越えて第四弾のメインヒロインを務めるのはシャルロット・コルデーだ!

冒頭からコルデー視点、彼女のモノローグたっぷりでスタートするのが今までとはガラッと変わって新鮮なシナリオ。
バレンタインといいオリュンポスといい、彼女は明るい外面に対してちょっと内向的で湿度高めな精神が特徴のひとつであり、彼女目線でのモノローグは“ここぞ”という時に使われる必殺兵器でもある。
重くて面倒くさい恋する乙女の攻撃が来るぞッ……!
総員耐ショック姿勢!!







夏の海でのシャルロット・コルデーはいつもより明るくハシャぎ、恋にも積極的でガンガンスタイル。
……というのも本人が超頑張って作り出したムーブだというのが、プレイヤー目線ではモノローグでバレバレになってしまっている。
そういうとこ~! コルデーのそういうとこ~! ……好きなんだよなぁ~~~!!!

小心者で欲深い、言ってしまえばちょっと根暗な本心がモノローグに限らずボロボロと零れすぎている感じが本当に不器用で格好が付かないんだけど、人間臭くて愛おしい。
色々なキャラクターが絡んできたり色々な場所を移動していった他のサブクエストに比べるとこじんまりと収まった感じのシナリオでもあるのだが、そんなところもコルデーらしいなぁ。余裕がなくてやや小規模に収まっちゃうってあたりが。





傷でなく癒しをあなたに






……と、最初のうちは恋する乙女の頑張りを微笑ましく眺めているだけでいられたが、終盤のコレには素直にヤラれた。
こ、こういうっ……! こういうことをするのは反則でしょうが!?
しかもコルデーのような一般人に近い感性のキャラクターで、主人公に密かに熱く重い思慕を寄せてくれているような人物目線とか……響かないわけがないっつーか、ガチでこっちの心の臓を狙ってきてる。







いつかくる別れへの寂しさや願い、祝福のこもった美しくも切ないイリュージョンを終えてのコルデーが満面の笑顔というのがまた効く。
重いんだけど、明るいんだよなぁ。そして強い。
いつか本当の別れの時が来ても、コルデーは最後までこんな笑顔でボロボロな内面を押し隠して主人公にさよならを告げるんだろうなぁ……とかポエミィな妄想に自分で傷付く。
つれぇ……つれぇよぉ……。でも超良かった。
コルデーのこのサブシナリオ、メッッッチャクチャ良かった!!! 最高!!!!







やや憶測での物言いになってしまうので的外れor失礼にあたるかもしれないが、もうちょっと語ると……今回のコルデーのサブイベントについては、プロットも肉付けもコルデー本担当がライターを務めていたように見えた。
モノローグの雰囲気もアトランティスやバレンタインの個別エピソードの感じを踏襲していたし。

それでいて、アトランティスの流れを汲みつつ・アトランティスで別れたコルデーを踏まえつつも『カルデアのコルデー』としての個性や違いも見えてきたりして、到達したのが「忘れないで欲しいけど、主人公には幸せと笑顔を贈りたい」という光属性な祈りだったのも本当に良かった。
傷ではなく癒しを、というあたりがわかりやすいズレ。どっちのコルデーも好きだし、どっちも尊いな……と、アナスタシア(カドックorカルデア)でも感じたようなことをまた噛み締める。





海賊同士のお宝争奪戦

ギミックもりもりの巨大遺跡




一方本編はVSドレイク一味のお宝探しの真っ最中。
聖杯の欠片の数からしても、そろそろ佳境といったところだろうか?

今まで探検してきた岩転がり洞窟や和風遺跡も立派な代物だったが、今回のコレは段違いに規模がデケェな……。
これらの遺跡を作っていった海賊兼魔術師って、マジで何者なんだ?
ステくんだのクリストファー君だのも色々と謎と不思議を抱えているけど、このカリブに点在する遺跡や財宝に直接関りがあるのかというと、ちょっと違うような気もするんだよな。気がするってだけかもしれないが。









遺跡の謎、特異点の謎、恐竜の謎……。真面目に考えるべきこと、考察するための材料は既にいくつか用意されているようにも思える。
だが何もかもが、あっちこっちで巻き起こるスットコドッコイな現象に押し流されて見えなくなっていく……! シリアスな感情を保てないの!

仲間たちがワイワイ遊んだりボケたりツッコんだりしているのを背景に「この遺跡を作り出した人物のヒントとしては『海賊』『魔術師』『イケメン』『日本への誤ったイメージ』などがあり……」とか悩んでらんねぇんすわ。
一緒にバカになって騒ぐ方が楽しいから……。









そんな我々に与えられた新情報!
黒髭の正体は……幼馴染みで子供の頃に結婚の約束をしててツンヤンデレでガンガンとアドレナリンがキマてるエアインテーク搭載ツインテールの金髪超大金持ちお嬢様(イベントCG差分込み53枚・EDはトゥルーハッピーグッドノーマルバッド全部合わせて23種)だったッッ!!

くぅっ……こんな話ばっかり聞いてるから考察が進まねぇんだよ!
あとEDの種類多すぎじゃね? 90年代でもそこまでの豪華仕様はそう無かっただろ。攻略対象一人ならワンチャンか?





目前に迫った別れの時






ふざけ倒して思考がとっ散らかったかと思えば、ふとした瞬間に本筋に引き戻されたりもする。
カイニスの指摘は厳しいけど正しい。誰かが口にして一度掘り下げないことには、なんとなくモヤモヤが残り続けてしまったと思うので、こんなタイミングであっても言ってくれて良かった。
すぐに退いてくれたところも含めて、カイニスの優しさだとも思った。今回のカイニスは頼れる兄貴分をしつつもたまに敵味方中間のような立ち位置からの助言や叱咤を与えてくれるのが“らしく”て格好いい。









聖杯の欠片もいよいよ残り1つ。
いよいよ終わりの時が近いはずだが……ステくんの結末がどういったものになるのかは、未だによくわからない。
百パーセント別離エンドなのは明らかだが、経緯はどういった感じになるのだろう?
ダヴィンチちゃんの不安定な感情の落としどころが気になる。