FGO雑記 メカエリチャンとの思ひ出
エリちゃんによるエリちゃんのためのハロウィン三部作の思い出もいよいよラスト。
こうして三部作を振り返ると、エリちゃんハロウィンシリーズが数多くの伝説を残していったことを改めて思い知らされる。
スゲーよな、エリちゃんのハロウィン……。2021年の今でこそコメディ・パロディ寄りのブッ飛び系イベントやテキストは“FGOではたまによくある”くらいの認識になっているけど、全ての始まりはエリちゃんハロウィンにあったといっても過言ではない。
今年のハロウィンがどんな形になるのかはわからないけど、『FGOのハロウィン』がエリちゃんで始まった以上、FGO完結時の最後のハロウィンもエリちゃんが主役を飾ってほしいなぁ。
そして最後としてやりたい放題大暴走して、大黒歴史の超伝説を作ってほしい。破滅願望?
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※本記事ではサーヴァントの真名を表記しています
三部作、感動の完結
2017年ハロウィンの思い出
ハロウィン三部作ラストを飾る『姫路城大決戦』。
その主役及びメインヒロインはもちろんエリちゃん。そして刑部姫。なんといってもメカエリチャンズ。
……のはずだが、最も印象深いというか忘れたくても忘れられないのは“チェイテピラミッド姫路城”(長いので以下“チェピ姫路城”表記)というパワーワードの誕生だ。
ハロウィン三部作自体は2017年で美しい完結を迎えたはずなのに、チェピ姫路城だけはその後も毎年一回は生えているのを見るような気がする。
FGO運営はチェピ姫路城を愛しすぎている。
でもwith巨大メカエリチャンが付いている“完全体”まで披露される機会はやっぱり少なめ?
まぁ何にせよデカいし意味不明だよな。
そりゃカーミラさんも「ふわ~」ってなっちゃうよ。ハロウィン三部作における裏ヒロインは間違いなくカーミラさん。
ぼくカーミラさんだ~いすき! 水着カーミラさんの存在はハロウィン騒動のアンサー&復讐って面もあってスゲー嬉しかったです。
CCCという別の舞台で掘り下げられた以上、FGOではもう機会はないかもしれないけど、軽い感じでもいいからカーミラやエリザベートのシリアスで重い側面についてまた触れてもらいたいな。
らっきょコラボの病みエリとかカーミラ幕間とか、ああいうの好き。
……って、話がハロウィンからズレてきてしまった。
では改めて、2017年のハロウィンについて振り返ろう。
3年目のハロウィンwithエリちゃんetc
懐かしきは2017年秋……。
一年前のクリスマスに第一部を見事に完結させ、新たに始まった1.5部のシリーズも下総国までは公開されていて……近いうちにセイレムまで追加公開されるうえ、年末にはまさかまさかのカルデア大解体であんなことやこんなことになるなんて……まだ想像すらしていない頃のことじゃった……。
2016年の年末にある種のピークを迎えたFGOは、この時期もまだまだ元気いっぱい。
もちろん今も元気ではあるけど『成長期』といえば2016年であり、2017年は『円熟期』に入ったような雰囲気があったようにも思う。個人の感想です。
第一部公開と第二部開始の狭間にある時期だったこともあり、挑戦的な催しを行う一方で復刻企画もタイミング的に多くて、ざっくり言うと“溜め”の段階だったようにも今では思う。これも個人の感想です。
一方で節約したリソースを全力で解放したかのような豪華さのCCCコラボが開催されたのも2017年度だったっけ。
そんな中で行われた2017年度のハロウィンイベント。
2015年・2016年と二回も繰り返されたことで、「10月といえばハロウィン」「ハロウィンといえば配布エリちゃん」はもはや暗黙の了解じみた空気もあった。
だがそういった価値観の停滞をFGOが好まないのは周知の事実。
2017年ハロウィンは開催告知の時点から『ハロウィン三部作完結編』と最終回を明言された。そして発表された新たな配布エリちゃんは、我々の想像をはるかに超えた存在だった。
ズバリ!! メカだ!!!
しかも今年はエリちゃん一人どころか二体追加だぜッッ!!
これぞ最終回に相応しいブッ飛び感。
『増えるエリちゃん』という誰もが予想していた展開をメカエリチャンで斜め上にカッ飛んでいった2017年ハロウィン。
そんなメカエリだのチェピ姫路城だのにインパクトを持っていかれた感は否めないが、今回のメイン中のメインキャラクターといえば……初登場となる刑部姫!
刑部姫、そして既に登場済みの清姫といえば、以前からキャス狐にメル友として言及されていた存在。
型月ファンの多くはFGO開始当初にまず清姫実装で沸き立ち、その後も事ある毎に「刑部姫実装来るぞ!」と勝手に先読み待機自爆を繰り返していた。
類似例はエレちゃん実装待機隊。村正実装待機隊もあるよ。
第二再臨以降の刑部姫はドストレートに超美少女可愛いし、第一も地味眼鏡路線可愛いし、エリちゃんとのリアル友人ムーブも最高に可愛いし……。
終わってみれば、配布でメインヒロインなメカエリチャンズに匹敵する“ヒロイン力”を見せつけていった刑部姫。
オタク気質でサークルの姫めいた彼女のキャラクター性は動かしやすかったのか、翌年以降ももりもり出番を増やして活躍の幅を広げていった。水着もサイコーでしたねぇ……ってカーミラさんの時にも言ったな。
メカエリチャンorメカエリチャンⅡ号機
三人目の配布エリちゃん、メカエリチャン。正確には三人目&四人目? いや、三体目&四体目?
彼女たちは今までの配布エリちゃんとは違い、エリザベート・バートリー本人が着替えたり霊基をイジってクラスチェンジした存在ではない。なのでエリちゃんシリーズとして数えていいのかは正直悩むところでもある。
彼女たちはシナリオでも「どちらか一人しか連れていけない」と明言されている通り、配布といっても一方のキャラクターしか貰えない。
とはいえ復刻を活用して両方を取得することも物理的には可能。
性能はほぼ同じと謳っているが、アペンドスキル実装に伴ってちょっとだけ違いも生まれた。もっと言えば台詞とかは最初から全然違う。
メカエリチャンズはクラス・アルターエゴ。
アルターエゴ自体、2017年ゴールデンウィークに開催されたCCCコラボで実装されたばかりの新たなクラスでもあり、当初はまだまだ鯖の数も少なかった。そんな希少クラスを配布で貰えるってだけでも超~~~~ありがたい。
更に言えばアルターエゴは、2017年ハロウィンから数週間後に追加される新クラスへの攻撃有利属性をも持つため、タイミング的にも需要的にも完璧だった。多くのプレイヤーがメカエリチャンに救われたという……。
ちなみに儂はアルターエゴ有利仕様をセイレム全クリア後に知ったので何の恩恵も受けられなかったぞい。
メカエリチャンズはコマンドカードがバスター3枚、宝具もバスターの超バスター型。
各スキルも防御より攻撃重視の姿勢で、強力な単体宝具を叩きこんでくれる。すごくわかりやすい性能のサーヴァントだ。
2017年当時はもちろん、今現在でも単体攻撃アルターエゴはそれなりに貴重な存在でもあり、そんな環境下でメカエリチャンは今も昔も「ここぞ」という時に頼られまくっている。
後衛に入れておくだけでもすごく助かるんだな、これが……。
わかりやすくて使いやすいユニットなので改めて言及すべきことも大してないけど、もうひとつだけ言っておくと……うっかりマーリンで無敵張ってからの【ファイナルエリチャン】ポチリには注意しよう。マーリンお兄さんとの約束だぞ。
年に一回くらいやっちゃうんだよな。
おわり
三年分の記憶の旅もこれにて終了。
なかなか楽しいひと時だったが、まだ全てが終わったわけでもない。
近いうちに新しい何かが起きそうで……ワクワクが止まらないわね! この震えは期待の反応であって、恐怖とか怯えとかじゃないんだから!
三年分のテキストボリュームは想像以上に多くて重くて、そのわりに間に挟まる現代パートも重要そうで……総集編という名の実質復刻とは思えないくらい体力を使ったし、楽しませてもらった。
しかも読むだけで配布大量、所有済みでもレアプリ+聖杯まで貰えると思うと……どう考えても神だな。
やはりエリちゃん。今こそ我々はエリちゃんを再評価し、崇め奉り敬うべき。