FGOイベント ハロウィン・ライジング! プレイ日記07(完) KISS&世界滅亡




2021ハロウィンイベ感想、最終回!

令和の秋に大復活を果たしたハロウィンだが、規模は意外とコンパクト仕様……とはいえ、単純な物量で言えば初期FGOのイベントはこれくらいのサイズ感だったか?
私の感覚的にはハロエリちゃん以上ブレエリちゃん未満、くらいのボリュームに感じられたが、実際にはどうだったんだろう。

最後にはあからさまな“予告”も用意され、今回のイベントだけでは完結していない感も強い。
早く続きが欲しい……! でも今年の残り日数も少なくて余裕がなさそう。続編はひょっとして年明け以降だろうか?
関係ないかもしれないけど、今まさに復刻中の邪馬台国や卑弥呼もゼノビア&パルミラと同じく三世紀頃の存在じゃなかったっけ。このタイミングで邪馬台国復刻したのにも何か意味があるのかもしれないぜ! ……無いか!?



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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています





魔法の終わりor世界の終わり

いつまでもシンデレラ










エリちゃんに突きつけられた悲しい現実。プリンセスタイムは終了……! 終了です!!
魔法が解けるのもシンデレラの宿命ねと憂うでもなく、素でしょんぼりしてしまったエリちゃんだったが、そんな彼女をゼノビアの言葉が奮い立たせる。
大事なのは外見ではなくハートの方。度々イジられるほどの露出をキャラ設定の根本として背負ってきたゼノビアならではの、彼女にしか言えない激励は、エリちゃんの心にもガッツリ響いたようだった。










メルヘンの終わりを覚悟しての卒業コンサート開幕ッ!
具体的に言うと開幕自動バフ〔メルヘンライク〕解除でダメージが通るようになるぞ!

ただし相手の毎ターン1チャージの仕様や高い値のHPは前回とそう変わらないので、舐めプで適当に戦うと痛い目を見ると思われる。
特攻礼装があるとはいえ、初心者にはややキツいボス戦だったんじゃないか?







とっぴんぱらりのぷう





頭突きorキスの運命の選択肢を乗り越えて、山羊の仮面は砕かれた。
キスを選ぶと世界崩壊確定とか、これぞ世界滅亡orKISSじゃん……。やはり今年のハロウィンはアイドルマスターシンデレラガールズだったんだね。

戦いが終わった後にゼノビアから「ありがとう、プリンセス・エリザベート・バートリー」と真正面からお礼を言われて、恥ずかしそうにソワソワしちゃうエリちゃんもサイコーに可愛い。
なんだなんだ、終わってみれば随分と爽やかな結末じゃないか。エリちゃんは無茶苦茶だしゼノビアは天然だしモレーはポンコツだしで、道中はなかなかグダついたもんだが……『国を救ったハチャメチャプリンセスの物語』としては、とても綺麗な〆方になった。















特異点解決後のエピローグでは最後の小ネタバラしタイム。王子様の正体に関する主人公の食いつきっぷりには経験値氏の魂が宿ったのかと錯覚した。
みんな大好き、老書文先生だからね……。仕方ないね。

最後に残された王子様爆弾もこれにて解決、事件は一件落着!!
謎も疑問もまだ少なからず残っているような気もするけど、まぁいっか!!!

……では終わらない、『凶兆』という名の次回予告めいたナニカ。
キスルートでのBADEND(仮)といいモレーの台詞の数々といい、不穏な材料はたっぷり用意されている。
近いうちに大爆発するのか、それともちょっと間を置くのか……。無事に特異点修復でハッピーエンドとは思えないくらい不安がいっぱいだぜェ!
でもまぁとりあえず、ハロウィンについてはお疲れさまでした!!







おわり





これにて2021ハロウィンイベント感想、完結だ。
……といっても、イベント自体は「次回に続く!」で〆られたようなものなので、あまり完結感はない。

もちろん今回は今回で物語としてはひとまず終わってはいるのだけど、肝心の謎や一番気になる疑問が解決しきっていないので……なんかモヤモヤするぜぇ~!
前振りだったハロウィン三部作が超ボリュームだったので、それに並ぶ質&量&混沌を覚悟(期待)していただけに、“繋ぎ”めいた規模と内容だったのは残念にも感じられてしまった。
総集編三部作の直後に開催されたのは物理的に仕方がないことではあるけど、内容的には質&量のギャップがマイナス方向に働いてしまったのかもしれない。
今年のFGO、春の秋葉原→ワルツコラボといい秋の総集編→新ハロウィンといい、イベント・イベント間の“繋ぎ方”があまり巧くいっていないような印象も受ける。スケジュールもカツカツなんだろうなぁ。頑張れ……!










新進気鋭の特大ヒロイン、シンデレラなエリちゃんはともかく可愛かった!
シンエリちゃんの誕生こそが今年のハロウィンの最大の功績といっても過言ではない。ビジュアルもボイスもモーションも全部愛と手間が籠りまくっていて、ファン目線では本当にただ嬉しい。純粋な新エリちゃんってだけで地味に久々ではある。

あと細かいことなんだけど、表情のひとつひとつがエリちゃんらしさに溢れつつシンデレラな境遇に酔っていたりすることもあって、どの差分も最高に可愛かった……。“キバ”が目立つのもイイ。
もしこれがガチャ産なら、再臨で赤ずきんエリちゃんや白雪姫エリちゃんも観られたのかと思うと非常に惜しくもあるが、配布で確定入手の喜びには及ばない。
でも実は満を持しての限定☆5エリザベートの可能性もちょっとだけ期待していた。










そんなエリちゃんに並び立つ今回の主役だったゼノビア&モレー。
二人とも間違いなく魅力的な新キャラクターではあったものの、彼女たちについては例の『凶兆』絡みで爆弾が残されている可能性もあるため、まだ何を語るのも正直難しいような気分だ。
なぜパルミラだったのか、なぜモレーが女でフォーリナーなのか……などなど、『凶兆』から繋がる新シナリオ(仮)にて再度掘り下げられる……の、かな?

今回のイベント及び彼女ら自身の設定にも関わってくる部分なので、そのあたりについて明かされる時をさしあたり待ちたいと思う。
今の段階で言えることは……「二人とも可愛いよね」のみ……!
設定も素材も間違いなく極上な代物なので、ともかく掘り下げが楽しみだ。










ただ、“繋ぎ”だったせいか『凶兆』フラグとの相性のせいで構築が巧くいかなかったのかはわからないが、メインシナリオ部分もサブパートも全体的にフワッと雑然としていたようにも見えてしまった。
今回の事件もこれはこれで大きな大事件ではあって、たとえば主人公の黒山羊化&分割でボス化とか今までの珍事の比ではないレベルの致命的ピンチでもあったはずなのだが……。それに加えての例のバッド展開とか、スッゲー熱いし面白い事態のはずなんだが……。

こんなオイしい状況のはずなのにどうも乗り切れないというか、フワフワしていて感情移入できないなぁと個人的には終始感じられてしまった。
巧く乗れなくてゴメンな……。










これらの消化不良感もモヤモヤも、『凶兆』からの次の大事件が解決してくれると信じたいところ。
全ての答えを得ることさえできれば、今回のハロウィンに対する印象も解像度も大きく変わってくるはず!

とりあえず今は引き続きシンデレラエリちゃんを愛でて育てて……とか言ってたらエゲつない量の種火がプレゼントボックスにブチこまれてるゥ!?
確かに初心者に最も必要なのは鯖を育てる種火だとは度々言われてきたけれど!
急にやることが極端!!!