FGOイベント マナナン・スーベニア・バレンタイン プレイ日記04 奪う人間と与える神




今年は『同時期に収録したキャラ(=声優)がゲスト出演してくれる』系個別イベントが多かったような気がする。キャストリアとか妖精國関係者フルコンプしかねない勢いじゃなかったか?
水着アナスタシアと水着コルデーのように仲良しな二人がお互いのイベントに登場してくれるのも嬉しい。もっとやってほしい、とワガママ言うのは自由。

 






※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







森の中の怪異

テオブロマの怪物










船乗りの手記の中では「枯れた」と書かれていたが、テオブロマ(カカオ)の樹はまだ生きていた。
しかもなんか変なことになって特異点の主っぽくなってる……。チョコレートは本来おいしそうなモノだけど、広範囲にわたってドロドロしていると泥と見分けがつかなくてなかなか不気味ではあるな。

異国から持ち込まれた種が自力でここまでの進化を遂げるとは思いがたいし、コレこそが特異点発生の元凶というよりは、何らかの外的要因がまだあるような気もする。
テオブロマの樹を異常な存在へと変貌させた黒幕がまだ居るのでは……?







敵か味方か





この特異点で出会った不審人物代表といえばまさにコイツ、自称『チョコレートの精霊』
奇妙なタイミングでの突然の再登場に、いよいよ本性を現しての敵対確定の流れかと思ったが……なんかちょっと違う雰囲気?
善人に見せかけたマッチポンプ犯の敵と思わせといてやっぱり味方だったパターン……?















更に衝撃の新事実発覚。『チョコレートの精霊』には他にも仲間(?)がいた。
しかもその外見はどう見てもバゼット……! ロングヘアーと女性らしい衣装が新鮮で美しいバゼット2号だ!!

まさか彼らは主従関係? バゼット2号がマスターでチョコ精霊がサーヴァントの可能性? この特異点においてはこっちが真の讐主従ってコト!?
ね……寝取られッ……!?















『チョコレートの精霊』の介入も非常に興味深かったが、話題の中心は完全に『もう一人のバゼット』の方に持っていかれてしまった。バゼットの注意も完全にそっちに向いちゃっている。
自分と瓜二つの存在が現れて動揺しないわけもなし、仕方がないけどソワソワするぜ……!
バゼットさん、そっちの2号も確かに気になりますけど、あっちの胡散臭い精霊は見ました!?
あの精霊について、思うところとか感想とかデジャブ感とか、何かありませんでしたか!?







海の神と疑似サーヴァント

ゆるふわマイペース&フリーダム





思わせぶりな台詞を残して去っていった、敵か味方かもわからない謎ウーマン。
その正体はまだわからず、再会の時は遠い……と見せかけて、帰ったら街で待ってた。だったらあの森で会話しとけばよくない?
こ、この女性、かなりマイペースな性格とみた……!
でも話が早いのはありがたいね! サンキュ!















正体を明かすのはイベント終盤なんてこともなく、彼女は早々に真名を明かしてくれた。
バゼットを依り代にした疑似サーヴァント、神霊マナナン・マク・リール
ケルト神話における海の神であり、実は彼女こそが今回のイベントプロローグにおいてアムールの口車に乗ってレイシフトしてしまった、我々が探し求めていた「廊下召喚の異邦人」だった。
クー・フーリンの名を聞いて戸惑っていたのはバゼット由来の動揺ではなく、マナナン側の感情由来だったってことになるのか。うーん、見事に引っかかってしまった。

そしてなぜか彼女はバゼットの姉を名乗りだす。姉を名乗る不審者が多すぎるゲーム、Fate/GrandOrder好評配信中!
……そもそも、なぜここまで女性的なんだ? 本来は男性神だし、バゼットさんもいわゆる男装の麗人タイプなので、ここまで女性的な要素がクローズアップされる理由が見当たらない。
男性神とバゼットが組み合わさったことで、核融合からの逆変化奇跡で女性らしさマシマシになったのか……?
ニキチッチといいマナナンといい、本来はとても男性的な存在をあえて女性度濃いめに変換してしまうことに興奮する“癖”の持ち主が運営側にいると思われますね。悪くないご趣味。







マナナンの告白





バゼットの姉です。
この度は御迷惑をおかけして申し訳ありません。
すべてをお話しします……。















……というわけで、マナナンの口から今回の特異点に関する謎の多くが明かされた。
テオブロマの樹、聖杯、マナナンの性質が組み合わさった結果の悲劇と、うっかり分裂系バゼットの誕生……。

彼女の告白はほぼ全ての答え合わせにもなっているが、メタな見方をすると全ネタバレとしてはややタイミングが早すぎるようにも思える。
マナナンに不信感を示したバゼットほど強い反発を覚えたわけではないが、「マナナンの言葉全てを信じてもいいのか」という点については、確かにまだ断定しづらいような気もするなぁ。
今のところは証拠や根拠がわかりやすく目に見えるわけでもないし。
本当に彼女がマナナン本人、カルデアに召喚された後に脱走した「廊下召喚の異邦人」本人ならば信頼に値するだろうけど、その情報を得た上でそのように装ったニセモノの可能性もまだゼロじゃない。
加えると、例の『チョコレートの精霊』の存在及び関係も引っかかる。今の説明内ではまだ言及がなかったが……。










直接対決での敗北、更に主人公からの言葉を受けて、バゼットはひとまずマナナンの存在を受け入れた。
バゼットも主人公たちも、マナナンの言葉全てを信頼する方向性で話がまとまったようだ。
ふむ……読者目線だとまだちょっと不信感が無いでもないが、彼らが信じると決めたのならそれでいいのだろう。

そもそもマナナンに不自然な点があれば、カルデアで直接対峙したアムールが指摘していたはず。
傍若無人なようでいて妙に大人しく見えるアムールにはまだ何か考えがあるのかもしれないけど、この特異点へのレイシフトに無理やり参加してきたのは、単なる野次馬根性や物見遊山ではない“意味”があるようにも見える。
万一“もしも”の事態に陥っても、アムールがフォローしてくれるのだろう。
きっとしてくれるさ。たぶんな。







マナナンとチョ霊について










我々の密かな疑心暗鬼をよそに、やりたい放題な女神(?)様。
うーん、このノリと性格からするに、やっぱりマジでフツーに味方なのか? 単なる天然ゆるふわフリーダムおねーさんなのか?

昨夜とは違う意味でバゼットが困惑しまくっててウケる。
自分と同じ顔でこんなムーブされたら、確かに辛いだろうな……。















更にここで、前日の説明では話題に上がらなかった『チョコレートの精霊』の存在についても改めて言及。
マナナンによると、彼はあくまでも「善意の協力者」「このあたり土着の精霊(※予測)」として、特異点で向こう側から接触してきたらしい。

ふむ……。アイツはどう見たって怪しい存在ではあるが、その正体(仮)を考えるに、ヤツこそが黒幕ってパターンはやはり可能性が低いだろう。
だとしたら、アイツの目的はなんなんだ? 色々と装って姿形こそ誤魔化してはいるものの、真意としては本当に「善意の協力者」でしかなかったりするのか? そんなことがありえるのか?
……好きなタイプの女を見かけると助けずにはいられない性癖……?