FGOイベント 15人の理知的なメガネたち プレイ日記06 蟲毒と呼ばれる戦い




ホワイトデーイベントのプレイ日記は短く収まることが多いが、今年はやや長めになってしまった。イベント自体の内容が濃いのでバランスが難しい。
まぁ次の“祭”はシナリオボリュームも少ない(※予想)だろうし焦らずに、こっちを予定通り全七回で終わらせようと思う。

話はズレるけど、LB1のリコレクションクエストとの同時開催はキツくないか……?
大好きなLB1なのにあまり触れずに終わってしまった。ネタバレ配信番組も面白くて気持ちは盛り上がっていたけど、結局時間がとれずにタイムオーバー。
一ヶ月くらいじっくり開催しておいてほしかった……。

 






※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







『川渡りのパズル』

イケメンの正体と奪われた力










こっちが平和的聖杯戦争をしていたら、あっちはあっちで聖杯戦争を始めていた……。
魔獣に「知恵を与えすぎた」というのは納得できるけど、さすがに自発的に聖杯戦争までおっぱじめるほど頭が良いなんて想像もしていなかった。
しかもちょっと後のパートでは魔獣視点でのモノローグまで描かれる始末。ちょっと凄すぎない? バカな魔術師集団が作ったとは思えない奇跡の出来。
無敵クラスの透明&強化能力に加えて知性も十分に備わっているとなれば、人間を管理する新たな霊長を目指したがるのも不思議ではないわなぁ。ま~たとえそれが叶ったとしても、あまり長続きしそうではないが……。










そしてここで、さすがに恥辱云々言ってる場合じゃないってことでマイケルも真名告白。
彼こそは東ローマ帝国最後の皇帝、コンスタンティノス11世
すなわちローマ最後の王! 実装されたらローマ特攻対象間違いなし!

もっと堂々たる格好いい場面での真名披露になるかと思っていたけど、意外なタイミングでのヌルッとした告白になってしまった……。
どうせなら宝具やスキル使用と合わせての正体明かしで魅せたいところだろうが、そもそもそれらの能力を彼は奪われているので、動けたとしても事件解決後になってしまう。そして解決後に名乗ったところで見せ場にはなりにくいだろう。
ストーリーの流れ的に仕方ないし、本人もさほど気にしてはいないだろうが、もうちょっと格好良く正体発覚させてやりたかったな~と思わないでもないな。トホホ。







最後のゲーム










魔獣についての考察や状況精査も深まったところで、マーリンいわく「最後のゲーム」
最後まで残るであろう陸海空の三体の魔獣に、奪われる順序を考えながら戦力を投入していかなければならない……か。
冒頭で触れていた『川渡りのパズル』が最後のゲームになるわけだ。
今までの二試合とは違い、チーム対抗ではなく全員が力を合わせて取り組むべき難問となってしまった以上、勝敗をつけるのは難しいか?







それぞれが「奪われるであろう力」










順番を決めるうえで重要になってくるのが、それぞれが「奪われるであろう力」
己の切り札を打ち明けるなんて普通の聖杯戦争ならば何がなんでも抵抗したくなりそうな状況だが、今回ばかりは素直に告りあうしかないのがちょっとシュールで面白い。

コンスタンティノス『防壁』
メドゥーサ『魔眼』

サンソン『処刑もしくは治療技能』
パラケルスス錬金術と五大元素変換魔術』。賢者の石の生成に要注意。
モードレッド『魔力放出』

ガウェイン『宝具もしくは太陽による身体強化』
カルナ『黄金の鎧』
アルジュナ・オルタ千里眼
エルキドゥ『大地の魔力による復元能力』

クー・フーリン・オルタは宝具、つまり『魔獣の外骨格の具象化』
ネモ『人魚トリトンの力』
斎藤『剣術』
信勝『ない』、そして『僕の力は姉上のためのもの』……。










それぞれが己の知見を加えて自身の強みを解説していってくれるのが非常に興味深い場面。
その中でも特徴的なのは、やはり信勝だ。『ない』が採用されれば効果打消し、後者が採用されれば全部の能力が姉上バフに繋がる可能性……?

信勝の存在は、今回のスーパー超英雄大戦的なイベント環境においては最初から異質でもあった。
ひょっとして……いや、ひょっとしなくても、彼が今回参戦した理由は“ここ”にあるんじゃないか?










陸海空の魔獣にどの能力をどう当てていくのか。
そしてラストの一手前に、どの能力をぶつけるのか。

なんだかネロ祭の超高難易度攻略について考えているみたいな感じだ。
関わるキャラが15人(11人)もいるあたり、下手な超高難易度よりも難しくなっているかもしれない。
近い内にマジで超高難易度採用される可能性も無くはないんじゃないか? 無いかな?
今回の高難易度バトルのシステムは結局似て非なる雰囲気だったし、超高難易度でありつつ攻略も可能なバランスでバトルを設計するのは相当難しいのかもな。作る側が本当の超高難易度。







蟲毒の結末

理知的な魔獣





主人公たちが作戦を決めた頃……魔獣たちは減りきって、最後の三体が残された。
そしてまさかの魔獣目線のモノローグカットイン!
てっきり聖杯戦争も我々の行動を真似てやり始めたのかと思っていたが、“はぐれ”召喚前の段階からその結論に辿り着き機会をうかがっていたとは……。こいつらマジで頭いいな。完全に親を超えてそう。

……我々以外の“はぐれ”サーヴァント召喚は、ひょっとして魔獣たちが自主的に行ったりしたのか?
己が目的のために、聖杯戦争させるための7騎を呼んだってこと?
魔獣三体がこのビルにおける始まりの御三家!?

とも思ったけど、我々以外の“はぐれ”はコンスタンティノスも含めると8騎なので数が合わないか。
ま~いいや。







戦う順番、ぶつける順序





ともあれ、作戦開始!
何も知らずに飛び込んできた三体の魔獣を、組んだ策に基づいて迎え撃つ。

最初に三体の相手を任されたのは斎藤パラケルススクー・フーリン・オルタの三騎。
『まず倒さなくてはいけないもの』として海仕様の海魔がターゲッティングされ、ガッツを残すこともなく最後まで削り切られた。
これが高難易度バトルなら、ターゲット指定による誘導ナシの三連戦だったりするんだろうな。こえ~。















海魔は倒されたが、残された飛行型&陸戦型の魔獣が斎藤・パラケルスス・オルタニキの能力を得て強化される。
……が、斎藤の剣術は獣たちには基本効果ナシ。パラケルススの魔術もさほど影響はなく、オルタニキの宝具『噛み砕く死牙の獣』による外装強化だけが発動した。

その結果、二体の魔獣は頑丈さを得た代わりに敏捷性が著しく低下。陸戦型もキツいだろうが、飛行型にとっては致命的にマズいデメリットだ。
しかも連中は得た能力を一切捨てることができない身と来ている。















……と、ここで選択肢出現! このタイミングで読者に委ねてくるか!
失敗してエリちゃんハロウィンみたくゲームオーバー直行だったらどうしよう……とヒヤヒヤしたが、どうやらここは“どちらを選ぶか”で、陸戦型or飛行型を選ぶ仕様になっていたっぽい。

もちろんシナリオもちょっとずつ変わってくるので、マテリアルで回収するのがおすすめ。
さほど長いわけではないが、パーツだけでなくわりとガラッと変わってくる。















多くの英雄偉人が能力を喰われていき、どんじり一歩手前に控えしは我らが織田信勝
シナリオもクライマックスでオルジュナのメガネも光りまくり。
次回、メガネイベント感想最終回!