FGOイベント 水怪クライシス プレイ日記01 ちょっと早めのバケーション?




突如始まった新規イベント!
しかも開催期間が長め? ゴールデンウィークのコラボイベも控えているだろうに、こんな時期に大型のイベントとは珍しい。

南国な雰囲気や懐かしの開拓要素が相まって、まるで夏(水着)イベントのような今回の舞台。
期間が長く規模大きめに感じられる点といい、“いつも”とはちょっと違う雰囲気があるような気もする。
配布サーヴァントの存在が発表されているのにイベント開始日になっても詳細不明だったり、なんだか色々と謎が多い……。
なんかタイトル名の雰囲気に虚数海域イベを思い出さないでもないな。「クライシス」と「イマジナリ・スクランブル」似てない? 気のせい?

 






※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







時代も座標もわからない特異点

珍しい探索メンバー





プロローグにて開幕レイシフト!
今回はカルデア管制室での会話パートもなく、いきなり現地到着の場面から始まった。話が早くていい。

ここでまずありがたいのは、カルデア側との通信が安定しているっぽい点だ。
ダヴィンチちゃんはもちろん、装備の都合で留守番組なマシュとも遠隔ながらも会話が順調に成り立っている。最近は通信すら不安定、そもそも不可能なパターンが多かったので、これだけで安心感があるよな。

同じくカルデアで留守番しているであろうホームズや新所長の描写は無いけど、このあたりはイベント参加条件が緩いゆえに時間軸を曖昧にするためか……と思ったけど、よく確認してみたら今回の参加条件は『第二部第二章クリア』だ。
ってことは確定第二部時空? ほぼ確彷徨海カルデア
新所長たちが通信越しであっても登場しないのはたまたまか、それとも何か意味があるのか……。
……考えすぎか?















カルデア男性陣問題はさておき、今回の同行者発表。
イベント特攻枠として事前に発表されていたサーヴァントは複数人いたけど、初期メンバーとして主人公に同行してくれたのはエレシュキガル&ふーやーちゃん&ラムダ様! 支配者系トリプル美女のおでましや~!

同じく事前に特攻発表されていたモルガンたちは初期メンに居ないようだが、現地で出会う“はぐれ”パターンだろうか?
まだ姿の見えない彼女らのことも気にはなるけど、さしあたりエレ&ふーやー&ラムダの三人はお馴染みカルデア仲間として特異点で共に冒険してくれるのだろう。
今まで互いにさほど絡むこともなかった珍しいメンバーだが、だからこそ楽しみだ。










ふーやーちゃんとラムダのイベント本格参戦は虚数海域以来?
ちょっとだけ久しぶりだが、それ以上に注目すべきはエレシュキガルの参加だろう。
エレちゃん! エレシュキガルがメイン仲間でセンターポジションをキープしている!!
こんなに嬉しいことはないッ……!!!

読者目線でも待ちに待った念願の機会だが、本人も「ずいぶん久しぶりに頼られたような気もするし」とプチ自虐してて笑った後にちょっと泣いた。
でもいい……。エレシュキガルが笑ってる……。喋ってる……。青空の下で頑張ってる……。ただそれだけで……。







謎多き島で出会ったモノ

「無垢」なる者たち(仮)










華やかな女性陣とのワクワク特異点の旅、開始早々に我々は“特異”なモノに遭遇した。
ぷにぷにとして、どことなくもちっとしているような気もする、なんともいえないよくわからない生物……!
頭から生えているのはキノコ、ではなく触覚?
特異点で出会うマスコット系NPCは今までも色々いたけど、うりぼうや丁稚雀たちに比べるとイラストのタッチも塗りの雰囲気も随分とポップでデフォルメ強めだ。















シャシャシャベッターーーー!?
……と一応驚いてみたが、うりぼうやスズメも喋ってた。だが彼らとは外見も言動の感じもちょっと違う。
無垢というか知性が低いというか……いや、それともまだ育ち切っていないだけか?
ともかく無邪気で、マスコットキャラにありがちな毒が意外と少ない。一人称はワガハイ。
半魚人に襲われているところを助けたからか、距離ゼロで早々に懐いてきたけれど、襲われる云々が無かったとしても同じような反応をしそうな無警戒さと人懐っこさがあるように見える。
どこか危なっかしいけど、そこも愛嬌に繋がる感じの可愛い奴らだ。
その外観は意外とラムダにも刺さったのか、女性陣の中で最もベタな反応を示しているのが興味深かった。可愛いのはキミだよ。







なかよし姉妹との出会い





謎生物にオロオロしていたら保護者(?)登場。
事前に発表されていたなかよしセイバーだ!
予想通りイラストレーターは竹さん!
型月のマテリアルを読むのが好きな奴はザレゴトディクショナルも好きやろ?
クソデカ主語乙~。















なかよしセイバーは世を忍ぶ仮の名!
彼女たちこそはベトナムの英雄徴姉妹
すなわちこの地はベトナムあるいはアジア近隣……と言い切れるものでもないか。
呼ばれた英霊が必ずしも土地に縁があるわけでもない。

そして例の謎生物はコン
どうやら徴姉妹も正確に生体に把握しているわけではないらしく、名前も彼女たちが勝手につけた仮称にすぎないらしい。
まだわからないことだらけだが、さしあたり姉妹もコンも敵意がないようなので、まずは話を聞いてみることになった。










土地に召喚された“はぐれ”と思われるサーヴァント徴姉妹。
彼女たちがたまたま出会った謎の原生生物、仮称コン。
そしてコンを喰らう半魚人たち……。
特異点の謎を解くための最低限の材料は揃ってきたと言えるだろうか?

徴姉妹側の話を聞く限りでは、てっきり半魚人たち水怪は欲のままにコンを蹂躙して喰らっているのかと思っていたが、ここで気になる描写も挟まれた。
なんらかの意思をもってこちらの様子を観察している『屈強な半魚人』の姿をみるに、水怪の側にも知性あるいは何らかの狙いがあるのか?
実は特異点の原因はコンの側にあって、彼らこそがこの土地の悪しき病巣なのだ……なんてパターンもありえそうではあるが、その場合の結末は間違いなく後味が悪い。妖精國ならともかく、こんな明るいイベント特異点ではそこまでヒネってはこないような気もする。
ただ、半魚人たち水怪の側にも、コンの側にも、何らかの特別な事情がありそうだ。色々な可能性を考慮しつつ物語を見守っていこう。







過去の因縁





屈強な半魚人が見守る中、しょーもない感じで張り合う美女二人。
どっちも大本の存在からかけ離れまくっているので忘れそうになるが、そういえばそれぞれ遠坂凛シリーズ・間桐桜シリーズではあるんだっけ。
エレシュキガルの方はまだしも、ラムダ(メルト)についてはもはや変化に変化が重なって別物になっているような気もするけど……それでも“魂”が争いを望むのか?















一方、徴姉妹とふーやーちゃんもちょっとギスギス……というわけでもないが、少しだけピリつく時もあった。
後漢への反乱者となった徴姉妹とふーやーちゃんは立場的にまさに真逆だ。時代は違えど多少の遺恨を引きずらざるを得なくても仕方がないだろうに、そのあたりは彼女たちもさすがのオトナで英霊なだけあって、互いのスタンスと譲れない部分を確認しただけで笑顔で流す。今は仲間として手を組むことについて躊躇いもなさそうだ。
反応からして本心なのだろうけど、ブーディカさんのようにオルタ化etcで悪意を増幅させられたなら、また変わるのかもしれない。
オトナな対応を見せる理性的な英雄も好きだが、過去に囚われてむき出しの感情や憎悪に飲み込まれかける英雄の姿もまた……美しいよね……。










徴姉妹の考え方も良かったが、ここで特にグッと来たのは対するふーやーちゃんの言動。
皇帝としての立場を貫きつつ、多少の優しさを垣間見せながらも甘すぎるわけでもない。
目の前に張本人がいても遠慮なく身内ともども「愚か者」とハッキリ切り捨てるなんて、危なっかしくてヒヤヒヤするけど揺るがない様がサイコーに格好いい。
これぞ恐ろしくも有能な女帝ッ……!
ふーやーちゃんの可愛さと格好良さのバランス、たまんねぇ~。
シビれる。惚れる。