FGOイベント 水怪クライシス プレイ日記06 『彼ら』についての女王の考察




今回のイベント、真っ直ぐメインストーリーを進めるだけならば各「コン」の必要数もさほど多くはなく、シナリオ解放の度にサクサク進めていけるのがよかった。
進展用の周回作業が間に挟まると、どうしてもテンポが悪くなるからなぁ。
最終的には配布の再臨や宝具レベルUPのため、結局「コン」集めの作業は発生するのだけど、メインストーリー途中に引っかかるよりはマシなように思う。

 






※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







座標不明の島の謎

ヴォジャノーイの最期





健気にコツコツ作ろうとしている水門を片っ端から破壊するという外道戦法の甲斐あって、『ヴォジャノーイ』の撃退にも無事成功。最初の蟹坊主亜種から数えて、これで三種類の水怪を排除できたことになる。
それぞれ日本・オーストラリア・東欧と出身がバラバラな点や例の霧の発生理由など、未だに謎は多いけど、「コンを守る」作戦自体は順調に進んでいる。
この調子で島をモリモリ発展させていこう。次の製作対象は何かな、ワクワク!
な~んてプレイヤーはのん気に現状を楽しんでいるけど、水面下でダヴィンチちゃんは真面目に仕事を進めてくれていた。
いつもお世話になっちょります。そろそろシナリオ的にも折り返し地点だったりするのかな?










一方、水怪の側も奇妙な動きを見せている。
例の『屈強な半魚人』も久々に登場。with返り血。コイツだけ他の水怪に比べると明らかに特殊っぽいよなぁ。
イベント冒頭でコンを追いかけていた通常半魚人ともビジュアルが違うし、『屈強』と冠されている点なども明らかに個性的。

果たして何者なのか……。
ストレートに受け止めるとラスボスや黒幕パターンが考えられるけど、それにしては迫力がやや足りないような印象でもある。
正体不明すぎて、未だに明かされていない配布鯖がコイツ説すらも巷では流れてて草。
い……嫌だ……。って言うのも失礼かもしれないし、キャラクターの外見だけで好き嫌いを断じるべきではないだろうけど、やっぱり半魚人はなんか……ちょっと嫌だ……!
せめて性転換して可愛い人魚になってから出直してほしい。我らカルデアはTSにも理解があります。







コンに優しい女の子たち










次の作戦に挑む前の小休止タイム、今回描かれたのは徴姉妹の妹・徴弐の人柄。
姉の隣に居る時はツンツン&シスコンでやや取っつきづらくもあった彼女の素の一面について、ようやく知られたような気がする。本当は優しくて良い子だってことは前からわかっていたけど、こうしてハッキリ描写されるのは嬉しい。
お姉ちゃんモンペな妹弐っちゃんも可愛いけど、無邪気でやんちゃな女の子弐っちゃんとしての側面も(偶然半分とはいえ)見せてもらえて話をしてもらえたのは、彼女との距離が近付いたことを実感できて良いな。

姉妹セットでニコイチなことが彼女たちにとっては誇りでもあるのだろうけど、こういう場面を目にすると、それぞれ個別にも縁を深めていきたいとも思う。
そのうち側お姉ちゃんの個別掘り下げパートも用意されているかな?
まだ個別パートがない以上当然ではあるけど、現時点では弐っちゃんのほうが色々な意味でわかりやすいだけに、側お姉ちゃんのことも早く詳しく知りたい。















主人公が去っていった後には、まさかのモルガンと弐っちゃんが遭遇。
自己紹介の際に「私はカルデアのサーヴァントです。一応は」と「一応」を付けるあたりにモルガン陛下の複雑な感情が見える……。
軽く衝突するのかと思いきや、共にコンを愛でるクール美女同士、悪くない雰囲気で第一接触は成功していた。
この出会いが後の展開に繋がってくるのだろうか?










未だにこの島におけるモルガンの立ち位置はよくわからない。
が、モルガンがこの島をエンジョイしていることはわかる。
この陛下……可愛すぎる……。







水怪退治はまだ続く

乗り物には乗り物を










新たな敵はスコットランド地方で語られる水怪『ケルピー』
今までの怪物に比べるとわかりやすいメジャー所が出てきたなぁ。(※個人の感覚)

主人公やサーヴァントには影響がないようだが、ケルピーの魅了にコンは耐えられないらしく、どいつもこいつもフラフラと吸い寄せられていっては引きずり込まれてしまう。
ふ、普通に全滅の危機ッ……! 今回は我々保護者が強引に引きはがすことで逃げ切れたけど、野良コンがうっかり遭遇したらどうしようもないじゃん。
今までの水怪も危険ではあったけど、これまたかなりヤバい。野良コンの保護は野良モルガン陛下に期待するしかないか。










魅了対策の魔術的解決法を探るのかと思いきや、コンたちから挙がった案は「かっこいいのりもの」。性能ではなくビジュアル重視、らしい。
かっこいいケルピーを耐えるためにかっこいい他の乗り物を手に入れておこうとか、根本的対策にはなり難いバカっぽいアイデアな気もするが……コン自身がそう主張した以上は、それが最適解なのだろう。

もちろんここからは乗り物選択肢で製作クエストだ。“防具”ぶりに久々にコンのビジュアルが変わるかもしれないし、慎重に悩みたいところだな。
今まで刀や槍、鎧で武装してきたことを思うと、乗り物といえばやっぱり馬?
ローマの鎧に身を包み騎馬で駆けるコンとか、想像しただけでも格好良さそう。うちのコンはメカ装甲だけど……。




















実際の選択肢はスーパーカー『からくり牛』『ヴィマーナ?』ッッ!!
……どれもわりとトンチキじゃないか?
刀を携えた源氏武者とかローマ兵とか、ここまでコンを正統派に育ててきたプレイヤーはどれを選べばいいのさ。







ケルピーさんも戸惑ってら










メカの流れを汲むのは『ヴィマーナ?』だったと思うが、女の趣味に従ってここはスーパーカーを選択。
真っ赤なスーパーカーに乗ったメカ装甲コンwith杭打ち機のビジュアル、なかなかカオスで馬鹿馬鹿しくて良い感じに仕上がってきた。















キョトン顔のケルピーの前をウロチョロする様も、チンケな暴走族がオラついているみたいで良いじゃん。
カーミラさんもご機嫌だしで、我ながらなかなか良い選択ができたような気がする。
よし、この調子で統一感を失い続け、やりたい放題の無茶苦茶なコン&島を目指そうぜ!







「???」の知見










そんな感じで我々がケルピー退治に精を出しつつバカやっていた頃、ジャングルの中で思考を巡らせている“誰か”のモノローグ。
名前は「???」表記だが、モノローグの主はまず間違いなくモルガンのものだろう。
暇潰しと明言されてのつらつらとした思考だが、内容は非常に濃厚。モルガン様は遊んでいても優秀だな……。俺らと違って……。










モルガンという人物の有能さやチートっぷり、そして隠せぬキュートさなどが窺い知れる興味深いモノローグパート。
主人公やカルデア側が情報を得られたわけではないが、読者にはとても面白いモルガンの知見が明かされていく。

最終的には「おぞましくも有益」「邪悪ではない不吉さ」だの、ちょっと不穏な言葉も混ざってはいたが……。
そこまで把握しているモルガンがコンを拒絶せず愛でている以上、コンこそが事件の元凶や巨悪であるという線は無いような気もする。
そうであってほしい、と思う。