FGOイベント ミシシッピ・ミササイザーズ プレイ日記02 サクッと滅ぶ町




限定☆5のみならず、完全新規の限定☆4実装ってのはFGO史でもわりと珍しい気がする
CCCコラボでのリップなどの前例がないわけではないけど、やっぱりレアじゃないか? らっきょコラボふじのんも復刻追加だったし。
配布はなくとも☆1アニングもいるし今回のイベントだけで(現時点では)三人も新規実装されるなんて、コラボイベントとしては規模が大きめな印象だ。

 






※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







「旦那様」がいっぱい

宝船におねがい










我々を仲間に勧誘したスーパーバニヤンと対立している様子のメアリー・アニング
そして彼女に宝船を譲った愉快なキャスターこと、大黒天。……の、使わしめ鼠な可愛い子ちゃんズ。
疑似鯖でもなければ分霊でもない、こういう仕様での神霊キャラ実装ってのはわりと珍しいな。レアリティに関わらず神霊自身の格が落ちる恐れもないし、神霊実装の抜け道としてはなかなか巧いやり方かもしれない。

アニングとSバニヤンの関係は少なくとも今はあまり良くはない様子だが、大黒天のほうは意外と友好的。彼女たちにとってはSバニヤンも「旦那様」であることに変わりないらしい。
「旦那様」と認めた相手にひたすら奉仕しちゃうタイプのメイドさんってこと? しかも「旦那様」は複数人オッケーとか……エッチだね。
エッチなのは良いことだけど、大黒天のその性質が現状をよりややこしくしているようにも見える。















アニングが放ってきたのは見慣れぬプレシオサウルスくん。ステくんに恐竜枠を独占させるわけにはいかぬと放たれたジュラ紀の尖兵……!?
我々にバトルを挑むもあっさり負けてしまったが、敗北で弱った際にグルグル目になったり、喜んだ時には頬を赤らめていたりと表情差分が豊富でなかなか愛らしい。それこそステくんに負けないキュートさだ。

確かアニングのバトルモーションにも、プレシオサウルスくんは登場していたような……?
本イベント限りの単発キャラではなく、マルタ姐さんのタラスクや太公望の四不相くんのような、アニングにとってのパートナー的準レギュラー動物枠になるのかな?
カルデアマスコットNO1の座を巡る争いはデンジャラスビースト筆頭に激しく厳しいものだが、そこに挑む覚悟があるというのならば、我々は君を歓迎しよう。







スーパーバニヤンと愉快な仲間たち





アニングたちからは結局大して話も聞けないまま逃げられてしまった……。
彼女から聖杯(宝船?)を取り戻さないことには、ミシシッピはジュラシックワールドな世界観を強いられ続けてしまう。
Sバニヤンと決別したアニングの最終的な目的はもちろん、肝心のSバニヤンの立ち位置も未だによくわかっていないので、目の前の彼女の言葉を即信用していいものなのかは正直悩むところだよな。
初対面でグイグイきて仲間アピールしてくる相手ってちょっと怖くない? 変なツボは買わないよ?

まぁさしあたり無意味に対立する必要もなし、アニングに追いつくまではSバニヤンたちと協力していくのがベターだろう。
“愉快な仲間たち”ってやつになればいいんでしょ? オッケーオッケー。

……と、この軽はずみな選択が、俺たちの首を絞めることになるのだった。
ぶるぶる……借金怖い……。















この特異点における初期方針も定まったところで、お仲間紹介タイム。
前回から既に出ていた愉快なライダーに加え、愉快なアサシンまで登場だ! これで元祖うどん鯖コンプリートじゃん!
おしゃべりなライダーとは違い、アサシンの方は複雑な背景故か無口キャラに固定(?)されているっぽいが、ともかくめでたい。今後の展開で会話解禁が叶う可能性だって無くはないだろう。

ところで……デフォルメではないリアル等身のライダーって、よく見るとシンプルに美人だな。
パーツだけならかなりツボなタイプのビジュアルをしているので、うっかり見惚れそうになる。落ち着け! 相手はマンわかライダーだぞ!!















そんなライダーによるTIPS『愉快なライダーの制作メモ』が、ストーリーの進行に合わせてちょくちょく挟まる。
わりと頻繁に挿入されるけど、実は終盤の展開に向けての伏線だったりするのかな。それとも単純に場面ごとのネタ補足ってだけ?

シンプルに後者だけの意味合いだとしても、なかなか興味深い内容ではあるので、どこかで一括管理してもらって簡単に読み直せるシステムがあればよかったのにな~とも思う。
第二部第六章の年表みたいにね。







映画と神話

Sバニヤンはプロデューサー










バニヤンは我々を仲間に誘う際、「一緒に神話を創造しようよ!」と語りかけてきた。
今の彼女にとっては、神話≒映画? 開拓と建国のために斧を振り回していた少女は、現代アメリカではSNSを武器に映画クリエイターになる道を歩むことを決めたってことか?

初見では変化っぷりに戸惑いもしたが、『アメリカの進化(文化)の擬人化』の現代的なカタチとして、バニヤンがSバニヤンのような存在に生まれ変わったのは理屈としてはそこまで不自然ではないのかもしれない。
ただやっぱり、それだけでもないよな。
「映画」といえば、マンわか的にはむしろライダーの分野でもある。Sバニヤンにとっての部下にしか見えない謎めいた糸目ウサ耳美女こそが、実はすべての元凶であり特異点の主でもあった……なんて可能性が浮かばないでもない。







ニューオーリンズの喜劇










そんなSバニヤンの映画作り及び作品を最初に目の当たりにしたのはニューオーリンズ。
オルレアンに連なる土地だからか、ここではフランス鯖(嘘)なエリちゃんがまず登場……って、どうしてここにエリちゃんが!?

まぁ特異点なら“はぐれ”が沸いても不自然ではないが、特に説明もないままにエリちゃん&バトル突入の展開は、それこそ初期FGOめいた唐突さを感じないでもないな……。
話の途中だがワイバーンをそこまでリスペクトしなくてもいいんだぞ? 対話成立前に一回バトルを挟む文化もそろそろ卒業しよう!
……今回のイベントはFGO初期から付き合いのあるマンわかコラボだ。あえて古きよき(?)FGOに立ち返り、進化と変化を振り返っていこうという裏の趣旨があるとか……!?















深読みしている間にも、既存の映画を元ネタにしたク●映画の嵐が我々を襲う!
そしてなぜか金策のために“仲間”な俺たちが稼ぐ羽目に陥る始末……!
金策(発掘)と周回を掛け合わせたイベントシステムが背景にあるとはいえ、話の流れとしてあんまりにも強引じゃねーですか!?
まだまだ物語の起承転結では「起」の段階だと思うが、Sバニヤンの考えも目的もイマイチわからないままなので、ともかく振り落とされないように付き合うのでいっぱいいっぱい。

そして次のストーリーに進むためには【バニペイポイント】を一定集めなければならないのだが、これがなかなか集まり辛くて特に序盤はキツい。
前回のイベントではストーリー進行が簡単な代わりに、最終的に宝具レベルUPなどのために大量の周回が必要になってくる仕様がやはり賛否両論ではあったが……今回は細かく刻まれたシナリオの合間に、都度周回作業が必要になってくるのがやはり辛いぜ。
物語のテンポが……! テンポが!!!