FGOイベント ぐだぐだ新邪馬台国 プレイ日記03 邪馬台国の“続き”



沖田さんや土方のようなガチャ勢はちょくちょく復刻PUされているけど、弓ノッブや茶々のような初期配布勢がほしいユーザーには厳しいであろう昨今。
去年の蘭丸Xさえも、復刻するか否か怪しくなってきたしなぁ……。
ぐだぐだ勢に限らず、配布鯖の再入手はもうちょっと簡単になってあげてほしい。
あとコイン! 汎用コインの実装マダー!?



関連記事

FGOイベント ぐだぐだ邪馬台国2020 プレイ日記01 衝撃!超古代文明邪馬台国に眠る“新撰組”の謎を追え!
FGOイベント 昭和キ神計画 ぐだぐだ龍馬危機一髪! プレイ日記01 SAITAMA FANTASY



※本記事ではサーヴァントの真名を表記しています





狗奴国の呪術

壱与を蝕むもの






狗奴国の呪術による罠に見事引っかかったカルデア一行。
怨念を具現化し、人の心を蝕んでいく術に取り込まれた主人公&壱与の前に現れたのは……これは、主人公ではなく壱与のほうがターゲットになっている状態なのか。
罠に引っかける際には「壱与様が帰ってきたぞー!」と大歓迎してくれていた邪馬台国人だが、夢の中では一転、壱与を酷い言葉で罵りながら責め立てる。うわぁ、キッツぅ……。
ギャップが大きすぎて、観ているこっちが居た堪れなくなる。落差のせいでより痛々しいんじゃが。











壱与を酷く責め立てたあれらの言葉は呪術で増幅されたモノなのだろうけど、壱与の中に最初から秘められていた思想でもあったような気がする。
最後の「ごめんなさい、みんな」の言葉からも、彼女の自虐と自罰的な考え方が伝わってきた。

事あるごとに「卑弥呼様に比べたらダメダメです、トホホ~」と可愛いギャグ顔でコメディタッチに描かれている壱与の自虐癖も、一枚めくればここまで重たい代物になるんだろうなぁ……。
うーん、全然ぐだぐだしてない。







ノッブと沖田を蝕もうとしたもの






沖田オルタ&シュシャはなぜか呪術があまり効かなかったようだが、ノッブ&沖田さんは見事にハマっていた。
……その上で、凹む気配もないまま夢の中で暴れまわり、自力で脱出してしまう姿がサイコーにイカしている。
かっけぇ……! それでこそ織田信長、それでこそ沖田総司! 怨念に蝕まれて心を痛める可愛げなど皆無ッッ!!
ぐだぐだ女性陣はどいつもこいつも打たれ強すぎて男らしすぎないか? だがそこが良い。
基本『ノッブ』表記だったノッブが、夢の中で魔王スイッチ入った途端に『織田信長』表記になる芸コマっぷりもイイネ。

いや~、良いものが観られたなぁ。まだまだイベントは序盤だが、これらのシーンだけでもスッゲー満足しちゃった。
『失意の庭っぽいのに囚われつつ乗り越えるキャラの姿』なんて、キャラクターのファンなら誰もが観たいに決まっている光景、ノッブ&沖田さん(と壱与)だけ用意してもらえるなんてむしろズル~イ!
他のサーヴァントにも一回ずつやらせて!!(※無茶)











更に沖田さんの夢では山南が接触を図ろうとしていたが、沖田さんの人斬りジャンキーっぷりを前に、ほぼ何も話ができないままで終わってしまった。これは……ギャグじゃないのか……?
知人が出てきた程度で動じず、最後まで斬り続けようとする沖田さんはとっても“らしく”てサイコ~でした。

ところで沖田さん、「山南さんはあの時、邪馬台国で死にました」はちょっと違くない?
確かに邪馬台国イベントでそういうこともあったけどさァ! 京を背景に山南さん登場ともなれば、まさしく生前とか切腹のこととか思い出すべきでしょ!
アンタが介錯したんやろがい、と草不可避。
……笑いどころじゃなかった? でも笑っちゃった。







山南と明里




そんなことを言ってたら、まさに正しく生前の山南の姿が描かれた。
しかもその隣には遊女明里! 新規立ち絵だ! 可愛い!!

まさか彼女が登場する回想が語られるとは思ってもいなかったので、新選組ファンとしては思わず前のめりになってしまう。
サーヴァントになれるわけもなし、回想出演オンリーのNPCポジションだろうけど、明里登場はアツい。
ひょっとして来るのか、「格子戸の別れ」回想!? でもあれは創作って説もあるんだっけ?









明里の性格及び山南との関係性は創作物によって様々だけど、今回描かれた明里と山南の雰囲気は意外とアッサリしている。
インテリな山南さんにお似合いの理知的美女というよりは、純朴で可憐な普通の女性である明里の真っ直ぐな言葉に、山南のほうが何かを感じ取っている……みたいな感じだろうか。

恋人らしい甘酸っぱさのようなものも見え辛いし、ぐだぐだ時空だと格子戸の別れは無かったのかもしれないな。
しかし、山南脱走や切腹に関する回想は以前にもあっただろうに、今回改めて明里とのやりとりが描かれたことにはどんな意味があるのだろう?







狗奴国の巫女

壱与とクコチヒコの過去






呪術からの脱出を果たしたカルデア一行は、壱与の口から狗奴国及びクコチヒコに関する新事実を聞かされていた。
クコチヒコが前回と今回でビジュアルが大きく異なるのにも、ちゃんと理由があったのか……。単なるイメチェンかと思ってた(※失礼)。
感覚的には、今回のワンワンがクコチヒコリリィ的な? むしろ前回のほうが、闇に堕ち切った晩年の姿と捉えるべきかな?

しかも壱与が元々狗奴国の人間ってのは驚き情報。
彼女の自虐癖や、先ほど目にした夢の光景と怨念の言葉の根底には、その境遇があったのかな。一部を除いて誰にもバレていないとしても、異国の元巫女出身という経歴はどうしたって後ろめたいだろうし、その結末もアレだったわけで……思いつめるなってほうが無理だろう。









狗奴国及びクコチヒコ、更に言えば壱与の背景についてなどなど……。
今回得られた情報と前回邪馬台国での出来事を合わせると、一気に理解が進んできた。
メチャクチャ前回の補完になってる! わかりやすい!
良い意味で邪馬台国の反省が活かされているような気がするなぁ。











壱与とクコチヒコの立ち位置はちょっとわかってきたような気もするが、未だにわからないのは千利休のポジションだ。
昨日の「呪術と夢」事件で終始不在だったのも気にかかる……ってのは難癖かもしれないが、意外と出番が限られているような気がするのも確かだ。

いまいち真意が見え辛い千利休について、ノッブも実は警戒してくれているとわかって一安心。
怪しいと言い切れるほどの材料はないけど、彼女はやっぱりまだ何かを隠しているような気がする。
そろそろ何か見えてくるといいのだが……。