ランス10 プレイ日記23 第二部リーザス! 将軍は必ず追え!





※第二部ネタバレ要注意

第二部を未プレイの方、詳しく知らない方は閲覧にご注意ください。











シャングリラの次はリーザスに向かう!
リーザス、ということはリアの国。
シャングリラでパステルに速攻で追い出された記憶が新しい今、なかなか不安が大きい。
リアだからなぁ……。ランスの言う事ならすぐに聞いてくれる相手だが、それ以外に対してはどこまでも冷徹で合理的な女だからな。
こんなナンチャッテ冒険パーティーに、大事な息子を預けてくれる気がしない。















主人公の存在をクルックーはほぼ隠していたらしいし、誰も知らなかったのかなと思っていたが、リセットは会った事さえあるらしい。
私の中では「リセット=娘」イメージが定着しきっていたので、第二部での姉キャラはどうなのかなぁと思っていたが……滅茶苦茶、しっくりきている。
主人公がリセットの弟だからこそなのだろう。
お姉ちゃんとして頼りになって、優しく手を引いてくれるリセットの姿を主人公目線で眺めていると、どうしたって「リセット=姉」意識が強まっていく。











みかんは乗せる。

ランクエでのイベントを思い出すな……。
「ぉぉぉ……」ってなるリセットは今も昔も超カワイイぜ。















道中では、反魔王関係者を掲げる東ヘルマンとの戦闘が起きた。
世界情勢を考えれば、そういった思考の持ち主が現れないわけがない。

もっと卑劣な嫌がらせや絡め手で攻めてくるのでは、と警戒していたので、逆にタイガー将軍はストレートで嫌な印象は抱かなかった。
ただしメンバーに……あの……。
鈴女、混ざってね???











この戦闘後、将軍を追うか否かは、かなり重要な選択肢。

私も最初は、「顔見せで後で合流タイプかな」とスルーしてしまったのだが、後になって「あ。あれ選択肢ミスった」と気付いてここからやり直す羽目になった。















レア宝箱に釣られず、追撃を選ぶと忍者ウズメが仲間入りする。
ウズメの手裏剣の有無で、終盤の難易度が変わってくるような気がする。
どうやらここまでの道中でも、任意加入の選択肢はあったらしいが、私は気付かずにスルーし続けてしまった。
これ以降、注意していくことにする。

彼女は鈴女の娘……ではなく、かなみの娘。
カラーリング以外にかなみ要素が少ない気がするけど、かなみの娘だ!











この表情なんかは、かなみの娘っぽいと思う。
まだまだ成長途中だからだろうけれど、初心だったりパシリ気質だったりする部分はかなみから引き継いでいる様子だ。

浪漫的に考えれば、きっと鈴女の生まれ変わりなんだろう。
何がどういうわけで、とか深く考える必要はない。感じるんだ。
生まれ変わりでも他人の空似でもなんでもいいから、鈴女が穏やかな気持ちになれたら、ウズメが幸せに生きていけたら、それだけで私も嬉しいのだ。











ウズメを加えて、一行はリーザス城下に無事到着する。
人数が増えてきて纏まりのないパーティーのリーダーを、主人公にしようと言い出すリセット。
異論のある人間がいないため、するっと可決される。















そしてついに、リアと対面。これは……ふむ。
悪くない。悪くないぞ。冷めた目元とか、すごく良い。
でも第一部でのリア立ち絵が個人的にシリーズ最高レベルだったから、ちょっと残念な気持ちも無くはない。

クルックーから何か聞いていたのか、対応は想像よりも穏やかだ。
冷たくにこやかに追い返されると予想していたのだが……。これもパステルとの器の差か……。
ウズメの件ではかなみにも触れたりと、相変わらず親しくしている様子でほほえましい。
9かなみルート良かったよな……。











「ザンス連れていきたいの? いーわよ」とわりと二つ返事なのにまたビックリ。
そんなことを話している間に、当の本人も現れる。
ザンス……こんな感じに成長したのか……。
なんつーか……デカくなったなぁ……。















乱暴な奴なのかなと思っていたが、喋ってみると意外とそうでもない。
いや、乱暴なのは確かだけれど、母親には優しいし冷静に思考することもできるしで、根は良い子だとわかる。
外見や喋り方はランスの血が強いけれど、芯の部分はかなり母親にも似ているのかもしれない。















ザンスなりに計算した上で、同行を了承してくれた。
なかなか扱いに難しいタイプに見えるが、まぁリセットがいればなんとかなるのだろ……。と、既に私の中でリセットの評価が高まりきっている。

ザンスはユニットとしてはわかりやすいアタッカータイプで使いやすい。
あとは0APスキルさえあれば完璧なのだが……とこの頃は思っていた。











初めて会う弟に、それなりに警戒している様子のザンス。
ランスならば考えるより先に動くだろうが、ザンスは考えてから動くあたりが大きな違いに感じる。
ザンスの名前はランス+リーザスなのだろうか?
ネーミングセンス的には正直ギリギリだなと思うが、そういえばドラゴンをはるまきな時点で今更だったか。

しかし、リーザス王子でランスとリアの息子でリックを師匠にした現赤の軍将軍って……盛りすぎでビビるわ……。
でもそういうの、キライじゃないぜ。















爪が甘い部分はまだまだ若い。
このあたりはランスの馬鹿さも引き継いでいるのかもしれない。











あまり心配はしていなかったが、リアもまた、今でもランスのことを心の底から愛しているようだ。
わかっていたけど、改めて、ほっとする。
リアといいリセットといい、ランスのことを笑顔で語って、受け入れてくれる人たちがいるというだけで、まだ救われる可能性があると思える。

だけど、「ダーリンのためなら全部捨てる」というわけでは、もう無いのだろう。
リアも大人になった。大切なものが増えた。











ザンス情報その1、小さい頃はザンスとスシヌとリセットの三人で冒険ごっこをしていた。
その2、ザンスの中でスシヌは「ポンコツ」でレリコフは「アホ」。
その3、ザンスの中で乱義は「クソボケ偽善者」かつ「クソバカ乱義」。

基本的に他人をそれなりに馬鹿にしているということがよくわかる。
でも乱義以外に対しては身内故の軽口めいている気もする。















ナギにお年頃ってからかわれるの、最高じゃないか……?

しかしザンスの反応はイマイチだ。
昔から帝王学の一環として、女性を宛がわれていたので女慣れしているらしい。
また、ナギや志津香は昔から実の姉のように接してきたので、異性として見る気にも全くなれないとのこと。











そんなザンスだったが……意外な姿を目にして、衝撃の真実を主人公たちは知ることになる。















ヘヘッ……やってやったぜ。
兄貴の評価も上がったようだな。

このテヘペロリセットは、この場面くらいでしか見かけなかった気がする。
なかなかのレア顔。最高にカワイイ。















涙なしでは語れない、ザンスの過去。
そうだよな……リアはそういう女だよな。
そんな事がありながらも、母親嫌いにはならなかったあたり、本当にザンスは根っこの部分は良い子なんだとつくづく思う。
普通、もっとグレるぜ。
まぁグレさせてもらえない環境なのかもしれない。周囲にマリスやリックやレイラさんやチルディはまず居るだろうし、アールコートもスーも……あと元気ならまだバレスも……以下略。















赤い死神二代目!
バイラウェイも掛け声も引き継いでる!

こんなん……普通、燃えるやろ!!

いやね、やりすぎだろって思わないでもないぜ?
私だって大人ですからね。あんまり盛りすぎると逆に萎える、みたいな感覚もそれなりにありますよ。
でもなんつーかさ……ランスチルドレンには、親気分で受け入れちゃうところがあるんだよな……。
俺様の子供たちはどいつもこいつもすごいだろー! がははー! ってランスなら言うんだろうなって、納得してしまうんだよな。















オーブにまつわる一連の事件は、リセットビンタでの解決となった。
リーザスでのストーリーは、ザンスの紹介シナリオだからだろうけれど、ザンスの良いところや面白いところ、駄目なところや器のでかさなど、色々と知られて面白かった。
ザンスというキャラはほぼほぼ初登場なわけで、ある意味ポッと出みたいなものなんだが、「知り合い(ランス)と知り合い(リア)の息子」としての親しみを感じられて、短い時間でも十分魅力的なキャラクターに描かれていたと思う。















友情イベントでは、師匠に関する話を聞けてニヤニヤした。
こういうところは、本当にランスに似てないな……。
隠すところは近いといえば近いけど、ランスなら口に出すことさえないだろうしな。















一方その頃、初めてサテラ以外の魔人の姿が明らかになった。
基本的に、ホーネット派は全員生存。レイやカミーラも無事だが、パイアールロボはどうなっているのかな。まぁロボは生きていたとしても既に魔人ではないから、どちらにせよ魔王の傍にはいないだろうが。

魔王の現状には、魔人たちも思うところがありつつも積極的には動いていないようだ。
サテラだけは少し様子が異なるが、それも本人望んでというわけではないのだと思う。
おそらくサテラも、この15年で色々なことがあって、散々苦労して失敗して、今に至っているのだろう。そんな疲労感とイライラが見て取れる。











年表で明らかになっていた魔人リズナの姿も、初めて露わになった。
ゼスは二枚抜きルートではなかった、ということらしい……。仕方ないのだろうけれど、少し辛い。

でもリズナが、少なくとも今は穏やかに過ごせているのなら、リズナにとってはそう悪くはないことなのだろう。
せめて、リズナには幸せになってほしい。本当にそう思う。











魔王や魔人も、色々なことを考えている。
思い悩んでいる。

そして主人公たちは、ザンスを加えて次はJAPANへと向かう。
JAPANといえば乱義! そして香ちゃん!!