イブニクル プレイ日記08 三人目の零騎士




第二章のボリューム、意外と多いな……。
私の進め方自体が遅いのもあるのだろうが、画面右下の『進行度』の進みが想像以上にゆるやかなようにも思える。
第一章が控えめだった(気がする)分、長く感じられるだけかな。
三人目のお嫁さんマダー?

 





アリスソフト作品のネタバレを含む可能性があります







大統領候補とおでかけ

ケチかつ貧乏性





ゲストNPC・ティオを加えて進む旅路。
ティオは基本的に戦闘には役に立たないため、後方で待機しっぱなしだ。
HPも少ないし、一応ゲストは守るべきかな~と思いつつ、ラミアスに積極的にガードをお願いしている。

悩ましいのは、そろそろ武器・防具を新しく購入すべきか否か、という点……。
二章に入ってから一気に武器・防具の値段が高くなったので、ラミアスは防具だけは最優先で揃えたものの、武器は未だに一章の頃と同じ物を使っている。
ランスロット首都到着直後は単純に資金が足りなかったが、今なら一応買い直すだけの金はある。強敵戦ではガード係に集中することが多いけど、ある程度は敵も殴れた方がいいだろう。

……でもそろそろ二章も終わって、三章になるかもしれない。
そうすれば新しい街で、更に強力な武器・防具が買い揃えられるかもしれない。ならばその時まで、金は貯めておいた方が良いのでは?

そんな調子で迷い続けてリアルに早数日、いまだに二章は終わらない。
そ、そろそろ……! きっとそろそろ……!!







パンカーチでのガス騒動










ティオを護衛しつつ向かった新しい街、パンカーチ。
ここは「ランスロットの海の玄関」と呼ばれる港町だったらしいが、ちょうど到着したタイミングに毒ガス騒動が発生中だった。
混乱の中でも救助活動は無事に終わり、気が緩んだのを狙い撃つように襲い掛かってきたのはグリグラだ。でも彼女は避難の完了まで待ってくれていたし、何よりも密かに救助活動を手助けしてくれていた。
狙った人物(ティオ)の命を奪うことだけを考える非情なアサシンには、やはり見えない……が、グリグラとて簡単に退いてはくれない。
戦いは避けられず、ティオを交えたパーティのままでボス戦に突入した。










そして早々にラミアスが死んでしまった。
バカッ……! 俺のバカッ……! ゲームが下手糞……!

グリグラの体力の残量的に、かなり序盤。
バトル開始早々にいきなりピンチに陥ったが、なんとか凌ぎ切ることに成功した。
セーフッ! どんなにボロボロになったとて、勝てば官軍ッ!
防御を捨て、前のめりで殴り続けたのが功を奏したようだな。
これが蛮族の戦法よ。ウホウホ。







レンジャー捕獲計画

【忍者とりもち】の開発者





戦闘には勝ったが、グリグラにはまたも逃げられてしまう。
複数人の騎士を相手に凌ぎきる上に退却さえ成功させる手腕に、「グリグラはレンジャー育成学校の卒業生では」という話になった。
レンジャーというと、RPG的には狩人とか忍者とかそういう職種をイメージするけど、イブニクルの世界的にはレンジャーもまた騎士の種類のひとつらしい。
むしろ逆か。この世界では、『騎士』に多くの職業が内包されている……という方が近いのかもしれない。騎士って便利っすね。










グリグラが実力者なのは間違いないが、彼女の思想や行動は『何者か』の存在を感じさせる。
利用されている、操られている……詳細はわからないが、ともかく一度グリグラとじっくり話す必要があるだろう。それを解決しないことには、密命を果たすこともできない。

そこでリッシュが思い出したのが、【忍者とりもち】なる怪しげなアイテムの存在。
しかもそれを開発したのは、今まで存在が謎のままだった『三人目の零騎士』なのだという。
マジか! 第三のエデン零騎士、ついに登場か!
これには正直テンション上がる。










アシュバル・バーロの流れからして、てっきり三人目も男なんだろうと思っていたけど……なんかちょっと、違う雰囲気?
まだわからないけど、知人であるリッシュやラミアスの口振りがやけに気安いというか、異性相手にしては距離が近すぎる気がする。
ひょっとしなくても、三人目の零騎士は女性なのか?
つーかここまで来ると、女性じゃないと納得できん。
俺の嫁たちと仲良し(仮)な男騎士とか許さねぇぞ!







ひきこもり騎士の元へ










ラミアスに軽いネタバレを喰らいつつ、辿り着いた山奥の研究所。
ランスロット共和国とエル・キホーテ王国の国境の山中に、その人物は住んでいた……というか、引き籠っていた。
最近、ヒキコモリ系ヒロイン(仮)多くね?
ああでも、最近増えてきたってほどでもないか。昔からこういう属性は存在はしていたけど、『アムゾン』的な通販企業が一般に浸透して利便性と知名度が高まったからこそ、そういうキャラクターが造り易くなったという背景はあるのかもしれない。










そしてついに御目見え。
エデン三人目の零騎士であり、将来の俺のお嫁さんになってくれるかもしれない女性キャスリンが登場だ!

ビジュアルはオープニングetcで知っていたけど、喋っている姿は完全に初見。へー、こういう喋り方なんだ。思っていたより、わりと中性的な雰囲気?
服装も騎士というよりは、それこそレンジャー系に見える。まぁアシュバルやバーロも服装はそんなに騎士騎士してないし、グリグラのような子も騎士の一種だと思うと、服装や外観で「騎士っぽさ」を語るのは本作品では無意味かもしれない。

ともかく、可愛い子だ。零騎士である以上、きっとこう見えて強いんだろう。
そしてそこはかとなく『残念』な香りがするような気もする……という、初対面の女性に対して失礼な第一印象。







まずは友達から始めたい










来訪も依頼も、「面倒くさいしメリットがない」と拒否しようとしていたキャスリン。
ラミアス&リッシュを苦手に思っている……ってほどドロドロはしてなさそうだが、色々と迷惑をかけたりかけられたりの過去があるらしい。腐れ縁の悪友って感じかな?

二人の結婚の話にだけはやけに食いつきが良いあたりも、親友とまでは言い切れない距離感だ。これはこれで面白い。
「試してやろう」とフフーン顔で挑んできたわりに、想定外の形での反撃を喰らって鼻血ブーしてしまうとか、いよいよ恋愛ザコっぽさが浮き彫りになっていく……。
いいねいいね、とても興味深いね!
こういうタイプの子、わりとすごく好きだね!
攻略したらどんな感じになるのか、超気になる。















キャスリンとは出会ったばかりだけど、早くも好きになってきた。
とても面白い女の子じゃないか。
ぜひとも仲間になってほしい! そして出来れば嫁に来ないか!

……といっても、まぁそんなに巧くはいかない。
今回はさっくりお断りされ、【忍者とりもち】【解毒薬】を貰うだけで終わった。
今日は顔出しのみって感じなのだろう。残念だけど、仕方がない。
ちょっとずつ攻略していくってのも、それはそれで燃えるもんね!

そもそも現時点ではまだ『騎士』でしかないので、三人目の嫁をめとる権利すら持っていなかった。
欲に負けて手を出せば、アウトローまっしぐらか?
フゥ、あぶねぇあぶねぇ……。浮気や火遊びが難しいシステムだ。
ただ、カワイイ女の子とお近づきになりたいだけなのに……!
そんな純粋な想いすら貫けない、非情な世界。