イブニクル プレイ日記17 むしり取られる俺の金




第三章クライマックス!
面白い章だったな~。カラー効果かもしれないけど、最初から最後まで楽しく遊べた。
本作はちょくちょく“お使いパート”的なものがわかりやすく挟まれるので、集中が途切れてしまうのが個人的には難点だったのだけど、第三章では「お使いの面倒くささ」を「ストーリーへの興味」が上回り続けていた。
リッシュがヒーリングを憶えたことでBP管理への意識も更に深まり、戦闘自体の楽しさレベルも上がってきた気がする。

 





アリスソフト作品のネタバレを含む可能性があります







軍師キャスリンの活躍

五人目のパーティメンバー





今度こそキャスが仲間入り!
レベルは現パーティの平均値くらい。
職業は前評判通り“軍師”とのことで、戦闘開幕時に仲間に各種バフを撒いてくれるようだ。
スキルもバフ付与からマッピングなどサポート系が多めで、グリグラ(レンジャー)の仕事をちょっと手伝ってくれるようなイメージ。内容が被るスキルは、ポイントに余裕がある側に割り振ることで仕事を分けることができて良いな。

リッシュと同じく後衛にあたるので、戦闘でわかりやすく大ダメージを与えるアタッカーではないものの、パーティのバランスを保って支えてくれる縁の下の力持ち枠って感じだ。
敵後衛にも攻撃可能なのも嬉しい。
キャスを加えたこの五人が、本作のメインパーティにして最終パーティってことになるのだろうか?







生放送には生放送で対抗










出来る嫁(予定者)・キャスの作戦で、王都の魔法放送局での番組作成&生放送を強行する一行。
事件の当事者であるパンチョ&ロレンソがこちらに揃っているとなると、状況は意外と悪くない。
更にキャスの策略と読みが冴えわたり、ポンポンサクサクと巧い具合に転がりだす。
キャスリン、えらい! すごい! かわいい!










敵側の『民衆を扇動する』巧さには舌を巻いたが、巧くいきすぎたことで先方も油断していたのかもしれない。
肝であるパンチョとロレンソを早期に確保して口封じしきれなかったのが奴らの敗因と言えるだろう。
重要人物の確保もできないまま勝利を確信するとは、考えの浅い愚か者どもよ。
ククク……ハーッハッハッハハ!!







最終決戦

ロシナンテを追って










形勢逆転!
カラー事件に加えて“モンスターの巣穴”の件までぶちまければ、一気に国王側は不利になる。
焦るロシナンテは更に下手を打ち始めたし、もう先は見えてきた。お仕置きタイムだっぺ!

そしてここで新装備、うっぴーのエジソン君によって運用される熱気球が移動手段に加わった。
うっぴーエンジン……! 実用化した(?)のか……!
オタク長文でオチたのかと思いきや、ガチだったのかよ!
スゲーな、有言実行の女キャスリン。夢見る少女じゃいられない。










攫われたベン国王を助けるため、ロシナンテと最終決戦……なワケだが、助けるのがベン国王ってのがイマイチやる気が出ないな。
前回はティオやコルピスたちだったけど、ベン国王はな……。今回のロレンソ及びカラー大量凌×事件における共犯じゃね?
ロシナンテに良い様に動かされたのは確かだけどさぁ。パンチョを切り捨てるのには躊躇を見せていたけど、ロレンソさんやカラーに対しては罪悪感があったのかさえ怪しくねぇか? このオッサンに守る価値ある??

……っつって、ベン国王には色々と思うところもあるけど、この場で国王が死んだら国内の混乱は更に酷くなるのも確かだ。
国の安定のため、ベン国王には一応もう少し生きていてもらおう。そして命の恩人たる我々の傀儡と化すがいい。属領よー!















幹部専用の特別な『アダンの血』を使うと、「なぜかモンスターに自分の意思を伝えることが可能」になるのだという。
「なぜか」ってあたりが怪しいな……。蛇紋は原理について把握していないのか? それともロシナンテレベルの幹部には詳細を伝えていないってことだろうか。
この期に及んでもなお、「モンスターが操れるのなら……」と蛇紋の口車に乗りそうな国王に草。やっぱだめだこいつ。こいつは捨てて、パンチョの元で国を建て直そうや。







金喰い虫










ロシュフォールに続き、ロシナンテも醜い化け物へと変身した。
敵ターンが来る度に金を奪う必殺技を使ってくる、イヤ~な奴。
金額は毎回上がっていき、最終的には持っていた金を全額取られた。
26000ゴールド超! ギャーン! これは次章での武器を買うための積立だったのに!












回復アイテムやレベル屋チケットでも買って、使い切っておけばよかった……とも思ったけど、金を奪い終えた後はなかなか痛い攻撃をしてきたので、『金を奪わせている間に速攻をかける』のがベストだったのかもしれない。
あの26000ゴールドは必要経費だったんだと諦めるしかないだろう。グゲゲ、俺の金ェ……。







エピローグ

家族がふえたね










これにてエル・キホーテの事件も一件落着。
ロレンソとパンチョが国王を許した以上、まぁこれで良いのだろう。
しかし最後に出た新真実を思うに、ベン国王は自分の娘をアウトロー共に凌×させたクソ親父ってことになるよな。父親として最悪じゃね?
「なんだよ、家族だったのかよ! ハハッ!」ってアットホームハッピーエンドな空気になってるけど、それでいいのか!?
まぁロレンソとパンチョが納得してるならいいけどね!?
俺は何も言わないけどね!!??







初めまして義姉さん





そんなこんなで、一連の事件について本国に報告に戻る。
そして新たなおっπさん……じゃなく、義姉さんと初めて出会った。
先日話題になっていた、クロア姫……!
てっきり嫁入り(予定)先のセントラルとやらで出会うことになるのかと思っていたが、既に聖母の儀式は終了して帰国してきたところらしい。
もう人妻? まだ嫁入り前の儀式が終わったってだけで、決定ではないのかな?

見た目からしてフワッフワなお姫様って感じだが、喋った雰囲気も外見通りの人だった。
天然で包容力たっぷりの柔らかい箱入り姫様って第一印象。あとおっπ。







新たな嫁は零騎士










エル・キホーテの功績が認められ、百騎士に昇格!
ロシュフォールも居ない今、俺の昇進に文句を言える者は誰もいない。クックック。
これで嫁を六人娶れる身になったぞ……!
ギリギリ間に合った! 喜べキャス!















例の勘違いも、結果的には大事にならずに済んだ。
何にせよ予定通り! 五人目のお嫁さん、ゲットだぜ!
キャスはかわいいし面白い子だし、軍師としての能力や知性でも頼りになる人物だ。ありがてぇな。

そして俺らが昇進したり結婚したりしている頃、蛇紋も幹部勢揃いで黒幕パーティーみたいなことをやっていた。
悪役たるもの、やっぱり一度はこういう構図で仲間発表会しないとな。