イブニクル プレイ日記33 ドラゴンキラー再び




ゲーム終盤を思わせる、大物たちとのボス連戦。
ダンジョンの雰囲気に気圧されていたが、それぞれの戦闘の難易度自体はさほどでもない……というのが今回の分までの印象だった。

 





アリスソフト作品のネタバレを含む可能性があります







ディガンマ攻略

敵地潜入





ついに突入、“戦艦ディガンマ”
ラスダンっぽい雰囲気の外観だけど、シナリオ的にも嫁イベントの数的にも、まだ最後ではないような気もする。
でも章としては終盤だとも思われるんだよな。次の章、第七章がラストになるのだろうか?

この時点で主人公パーティのレベルは60ちょい。
雑魚戦で苦戦することはもうないと思っていたが、前回の『雑魚がメチャクチャ強い島』でズタボロにされたことで自信をちょっと失いかけてもいる。
真面目にレベル上げをしてきたってほどでもないが、そろそろラスボスに向けて育成も考えていくべきか……?
エリクサー病患者なので、各種ステ向上アイテム系も未使用のまま今に至っている。







汚されきった末に





敵の本拠地。何が起きてももう驚かないぜ!
……とオラついていたが、さすがにこのイベントはかなり衝撃的だった。
マ……マジかよ。ここまでやるかぁ。
本作は和×じゃないバリエーションも豊富に用意されているゲームだけど、絵柄的にも世界観的にもどこかのんびりユルい雰囲気なので、終盤になってここまでキツいのがあるってのは驚きだった。

あと、サブヒロインとはいえ、メインキャラクターの1人である彼女をここまで堕とすってのも想像以上だ。IF展開ならまだしも不可避だし。
こ……ここまでされるようなこと、彼女がしましたかァ!?
いやパイプカットはしたけど……せ、洗脳されてたせいだし……。







ミレーの理由





今度こそ保護は出来た……と思いたい。“始祖の塔”で保護するっつっといて死んだモブ兵のこと、まだ許してねぇからな!
テメーらが守ってればここまで酷いことにはならなかったんだぞ!

ディガンマ内では早くもミレーとエンカウント。
てっきり最終戦でフェルトン&ミレーのコンビと戦うことになると考えていたので、案外早いな。
そして主人公達の侵入に素直に驚いている雰囲気も意外だった。
今までのミレーは『隙のない冷徹な悪の女騎士』ってイメージだったのだが……このあたりから、少しずつ化けの皮が剥がれてきた感じだ。















ミレーの正体も狙いも、“鏡の迷宮”あたりで予想できた通りだった。
ただ、全てがミレー主導というか、ミレーの方からフェルトンを教育していったのは想像していなかった。
てっきりフェルトンの方から、強力な協力を求めて接触を図った……みたいな感じかと。おねショタの匂いがするわね。

こうして色々とわかってみると、ミレーが元凶と言ってもおかしくはない。
少なくともフェルトンが関与している事件については、根本を遡っていくとミレーがフェルトンに入れ知恵したことに繋がるわけで、今回の蛇紋の騒動の大部分は彼女が原因だと呼んでもいいだろう。

……ただそのわりにミレーはあまり『大物』っぽくもない。
あくまでも1ドラゴン、QDというトップクラスに比べれば大したことないだろうって察せてしまえるからか。
クゥからも「所詮は生まれて千年程度の若造」呼ばわりだ。姉ちゃんコンビと比べるとどっちが年上になるんだ?







奴はドラゴンの中でも最弱





VSブラックドラゴン
その情報に燦然と輝く“古代種”の文字……!!
ほぼ全く役立つことのなかったアスタの『強攻撃改』“古代種特攻”が初めて輝く時がきた!!

感動しつつもサックリと戦闘終了。
ドラゴン相手ってことでそれなりに緊張もしていたが、大したことなかったな……。
ってかショボすぎでしょ。
ドラゴンとして恥ずかしくないんですか?















戦闘後は更に心身共にズタボロになり、ブラックドラゴンとしての威厳も今まで築いてきた“強い女”イメージもガラッガラに崩されてしまった。
もはやちょっと残念でかわいそうな子にしか見えない。

ナタールへの所業を考えると、ミレーに対してはそれなりに反発心も持ってはいたけど……こういう報いを受けたのだと思うと、多少溜飲は下がったかな。
あと、残念な美人属性ってなんだかんだで好物なんで、最終的にはやっぱりちょっと好きになっちゃった。

まさかここで、姉ちゃんコンビとの××で明かされていた『処×喪失後はしばらく変化できなくなる』設定が生かされるとはなぁ。
全然予想もできなかったよ。伏線回収だな(?)。







別れた道

アシュバルの理由





続いて対峙したのはアシュバル。こちらもフェルトンとは別行動で待ち構えていた。
さすがに先程のミレー戦みたく、ヘラヘラ喋ったり戦ったりはできないな……。
っつーか出来れば戦いたくもないのだけど、そういうわけにもいかないんだろう。















以前に白騎士と語っていた通り、パーティを組んだ姿で挑んできた黒騎士。
直接攻撃し辛い後衛や、頻繁にプラス状態になる暗殺者が厄介ではあるものの、早い段階で全体攻撃で一掃してしまえればあとは容易い。
それでもミレーに比べれば手強い相手だった。さすがはアシュバル。
味方をガードしていく姿も、戦闘的には邪魔ではあるのだが『さすがはラミアスの兄だな』なんて風に感心もしてしまった。







ラミアスの手を引く者










ラミアスの嫁イベントでも触れられていた、『アシュバルとラミアスの道が違えた瞬間』。その話が最期に再び生きてくる。
とても悲しいけど、アシュバルが悔いなく逝けたというのなら、それだけでも良かったんだろう。ラミアスを支えてくれる男も家族も居るのだから、シスコン兄貴としては安心しているに違いない。

ただ、『ラミアスの母』についてはまだ少し謎も残っているなぁ。
既に死人のようなので、今後の物語には関わってこないとも思うが……実は生きてたパターンでラスボスもしくは裏ボスもあり得るような気もする。尺的にはもう厳しいか?