ランス・クエスト 延長戦031 パステルの被害者、ランスの被害者



ランクエ初期から登場だけはしていたものの、なかなか加入しなかった見当かなみ。気付けば中盤すら通り越して終盤が近くない?
長く引っ張っただけの超凄い能力や個性があるのかというと、それほどでもなく……。その“中途半端さ”すら含めてかなみらしい。
しょっぺぇ~! たまんねぇ~~!!

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります





不幸な忍者

恐怖と悲しみの【拡散モルルン】






パステル被害者の会は引き続きカラーの森を攻略中。
インポファイターとサトラレレンジャー二人だけでの道中はやはり不安も大きく、移動しているだけでもちょっと緊張するな……。
そもそもかなみのレベルがちょっと不安。難易度33に対してレベル20参戦って舐めてんのか?(※二回目)
主戦力であるランスの技の数が足りなくなる前に早くクリアしたいもんだ。

ランス&かなみは古くから馴染みの関係だが、シィルの居ない完全な二人きりでの行動というのは珍しい。
電卓キューブ以来だ、という話にもなり、かなみが未だに使いこなせない【首切り刀】の話題に繋がっていった。
『三匹が略』で盗まれた首切り刀は現在反抗期で封印状態。戦国ランスの時期にも使い辛い……みたいなことをかなみイベントで話してなかったっけ?









冒頭ではオラついていたかなみちゃん、相手に会うや否やスライディング全力土下座ッ!!
こういうことを迷いなく出来ちゃうあたりがさすがだ。手慣れてる。
隣のランスは、被害者同志かなみの裏切り行為にキレた後にちょい引いてた。草。







殊勝な態度をとった甲斐があったのか、あまりに情けない姿にパステルさえも引かせたのか……ともかく同情ゲット!
無事にかなみの【拡散モルルン】は解除してもらうことができた。よかったね。
嬉しすぎてフニャフニャのユルユルになっているかなみがマジで可愛い。台詞も可愛いし顔も可愛い。









そしてパステル被害者の会は早々に解散決定。
かなみの一番の勝因はランスを連れてきたことかもしれない。

「―――お断りじゃ」の時のパステルの笑顔、輝いてるなぁ。
バカっぽくてとても可愛い。パステルはランスを相手にすると明らかに知性が下がっていく。
この二人のバトルのレベルの低さと器の小ささ、たまらねぇや。これからも永遠に低レベルな争いを続けていってほしい。





幽霊にも愛された女




ボス戦らしいボス戦もなく、そのまま『かなみの決意』は無事クリア。
その直後、新たなクエスト『鈴女が成仏しない理由』出現ッ!
ついに我らが最終兵器見当かなみが世に解き放たれる時がやってきたぞッッ!!

……やっぱり拡散モルルン解除が加入の必須条件だったか~。
「呪いを解かないままかなみを加入させてみたい」という思いつきによる試行錯誤、完全に無駄な時間だったな。
真面目に考えたらフツーに無理っしょ(笑)。









鈴女が地上に留まっている理由。細かく説明はしないけど、彼女はかなみのことを心配しているのだろう。
幽霊な鈴女に特訓されつつ、『合体して強化』という体に悪そうな謎能力に目覚めたりもして……これにて『鈴女が成仏しない理由』もクリア。
アンド、レンジャー見当かなみ、正式加入決定~~~~! イエ~~~~~~イ!!
遅ぇ~~~~~~~ッッ!!!









先程の『かなみの決意』時のNPCかなみとパラメーターを比べてみる。上がNPC時代、下が加入直後。
レベルもステータスもほぼ同じかな?
NPC時代でも【宝箱開け】だけはソッコーMAXにしたので、スキルポイントに違いが出てるけど実際は変わらないはず。

正規加入時はイベントの内容と同じく、新たなスキル【鈴女憑き】を覚えている。
ほぼ常時攻撃力が追加されることになるわけで、かなみちゃんにしては素直に優秀な固有スキルだ。……優秀だよな? 優秀なんじゃないかな。まぁたぶん。







実質自動バフな【鈴女憑き】と、ランス6でも雑魚退治にちょっと便利だった【火丼の術】がかなみの個性。
それぞれの相性がビミョ~に噛み合わないところはご愛嬌。

ちょっと前までは超貴重だったレンジャー職も、かなみで四人目。もちろん何人居ても嬉しいポジションだが、メチャクチャ歓迎されるタイミングってわけでもないあたりがいかにもかなみちゃんクオリティ。
悪くはない、決して悪くはないが! むしろ良い方でもあるのだが、なぜか残念に見えてしまうのが見当かなみという女。
性能といい加入タイミングといい、作り手のこだわりを感じる「ちょい残念」っぷりがたまらねぇな。





ランスの行為が生んだもの

単身でクエスト






そろそろメインシナリオも進めていこうってことで、選んだのは『ランスを待つ少女』
先程の『かなみの決意』はランス&NPCかなみで挑戦するクエストだったが、こっちは完全にランス一人での参加となるため、より敷居が高い。
難易度38に対して、ランスのLVは40。そろそろ安定してイケるだろうと読んで……いざ挑戦!









通りがかりに女を泣かせたりしつつ、ランス単独でのクエストは進む。
ちょっとレアな女の子モンスターラルガのねこを捕獲するチャンスもあるけど、とりあえず今回はスルーだ。
そんなに余裕があるのか自信もないし、そもそも準備(【捕獲の知識】習得)もしてない。
捕獲はトマトとノワールに任せきりだったからなぁ。





ランスを待っていた少女






怪しげなクエストにランスが単身で挑んだのは、ラルガに捕まったLV42の踊り子を助けるため。
どう考えても罠以外の何物でもない誘いに乗りに乗った結果……森の奥で出会ったのは、初対面の謎の幼女。
い、いったい何者なんだッ……!?
とりあえず、初対面の相手にきちんと「こんにちはっ!」と挨拶できるところは偉いな!
親の教育、いや親の血筋の良さが窺える良い子だ!!







当然のように「おじさん」と呼ばれたのがちょっとだけ胸に刺さる。
えっ……!? あ、ああでも、そうか……これくらいの年の女の子にとって、ランスってもうフツーに「おじさん」なのか……。

おじさん呼びって前にもあったっけ?
ランス6あたりでもあったような……でもその時はランスも即否定していたような……うーんうろ覚えだ。
とりあえず今回は、相手が可愛い幼女だからってのも理由かもしれないが、ランスはわりと素直に「おじさん」呼ばわりを受け入れていた。
それもまたちょっとショック。(※繊細なオタク)