FGOイベント 15人の理知的なメガネたち プレイ日記03 愚かな奴らの後始末




メインキャラが15人いるということが、タイトルの時点で宣言されている今回のイベント。
正直始まる前は、「内容が散らかるんじゃないかなぁ……」なんて勝手な心配していた。ホワイトデーイベントはただでさえ尺も短めで限られているし、15人ものキャラクターを巧く動かすのは難しいだろうなぁと思っていた。
だが現時点では、その不安は杞憂だったと感じている。
大人数なのにバランスが良い! しかもそれぞれのキャラがちゃんと立っているうえ活かされてもいる……!?

 






※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







株式会社ピースアンドキーパー

メガネが見抜いたもの





人数分のメガネも無事確保&装備できたところで、改めて探索再開!
メガネ装備の『理知的になる』効果もあって、調査は予想以上にスムーズに進んでいく。
今回の仲間たちは元々知性面でも頼りになるメンバーが多いように思うけど、本人たちからすれば“自分でも気味悪い”くらいには通常以上に頭が回っているようだ。
見ている分にはラクでいい。















まだ全て把握できたわけでもないとは思うが、遺された資料や痕跡を調べていくことで、事件の概要も大体読めてきた。
名探偵のような頭脳労働者抜きでここまでスムーズに推理が進むのは都合がよすぎるようでいて、メガネブーストがあることで自然と受け入れることができてしまう。
イベントシナリオだと、ごくたまに主人公の推理力が凄まじすぎてプレイヤーがやや置いていかれるような感覚になる現象が起きたりもするが、今回の舞台においてはその心配もない。
だって全部メガネの力だからね! メガネはすごい!
『理知的になる』機能、話も進みやすいし説得力もあるしで、すごく便利だな……。







別チームとの出会い










減っていた在庫のメガネ、徐々に強くなるエネミーの存在……。
『我々以外にも誰かがいる』可能性については前から考慮していたが、ついに直接対面の時がきた。
現れたのは……サンソンパラケルススモードレッドメドゥーサ
やはり彼らはカルデア無関係の、現地で事態解決のために呼ばれただけの“はぐれ”らしい。我らにとっての身内鯖ではないのが少々残念でもあるけど、即敵対するような立場ではなかったというだけラッキーかな。
危険な土地での見知らぬ相手、モーさんあたりの喧嘩っ早さを思うといきなり衝突の可能性も無いではなかっただろうが、メガネの理知ブーストのおかげか、初対面であってもそれなりに平和に対話できていく。















立場が異なる以上積極的に仲良しこよしとはいかずとも、情報交換での協力くらいはお互いに望むところ。
先ほどオフィスで手に入れた情報を教える代わりに、パラケルススたちからは「この特異点を作った魔術師の動機」について教えてもらえた。

現代的なビルで行われる非人道的な実験の数々に危険な怪物の製造という真っ黒な所業、さぞダーティ&クレバーな組織に違いない……なんて思ったのも特異点到着超初期のみの印象。
調べれば調べるほど彼らの仕事の粗さと雑さが明らかになっていくのに、仲間からは「だっさ」だの「犯罪の自覚がない」だのボロクソ言われまくってきたが、ここで完全に評価が固まった。
……バカッ! あの魔獣を作った連中、フツーにバカッッ!!















その後自動再生された館内放送で、更に連中のバカさ加減を追加演出。
俺たちの分まで、モーさんが全力で「バカ!!」と言ってくれました。
サンキューモードレッド。







第三のチーム










そうこうしている間に更に別のパーティが実験場に到着。ガウェインエルキドゥカルナ! 画面の圧とレアリティのすごい面子だ……!
どうやらこっちはこっちで、現地召喚の“はぐれ”組。モーさんたちのチームとはまた別に結成されていたのだと思われる。

えーと……あれっ、ひょっとしてこれでほぼ全員が揃ってしまったのか?
15人ものキャラクターが集まるのには時間がかかりそうだと思っていたけど、意外とアッサリ揃った感。『人数多すぎてムチャクチャになるのでは』という不安は完全に杞憂だったのかもしれない。







キーワードは“聖杯戦争

最強を証明せよ





特異点の黒幕曰く「多分すごく強いです絶対に勝てません」な怪物への対処方法はすぐにはわからないが、聖杯の取得方法はエルキドゥ組が調べ上げていた。
行うべきは“聖杯戦争”! ここで“聖杯戦争”ときたか……!
その言葉を聞いただけでどうしたってワクワクしちゃうオレら読者。















ただし、直接的な暴力による戦闘は身内同士であってもNG。
身内同士で力を奪い合うのならまだいいが、魔術師のアナウンスによるとビル内での戦闘行為による勝敗は魔獣の強化のみに繋がってしまうらしい。

……となると、どうやって勝敗を決めるのか。
クイズか!? ジャンケンか!?
超優秀な英雄たちの口から平和でくだらない勝負案が挙がっていくのがシュールで面白い。

アバンパートでの世間話といい、今回のイベントはこういった『複数人で比較的くだらないことをワイワイ話す場面』の質が高い気がするなぁ。
悪ふざけ方面ではなく、素のノリの彼らがユルく話している雰囲気なのが良い。HAの良質な日常イベントを読んでいる時に近い感覚。







審判召喚





対決内容を何にするかも含めて、必要とされるのは公平な審判役……ということで、主人公がこの場で召喚することになった。
主人公の関係者が呼び出される時点で完全に公平ではないようにも思うけど、“はぐれ”組のサーヴァントたちに異論がないのなら構わないのだろう。
ということでパラケルススの助けを借りて召喚陣を書き、お馴染みの文言を唱えて呼び出した結果……!










出たッ!
今回最後のメガネ、マーリンだ!!


匿名希望を名乗る意味がなさ過ぎて草。
円卓系身内以外も全員に即真名看破されてるじゃん。















何はともあれ、マーリン審判での“平和的な聖杯戦争”スタート!
人数の公平性のため、アルジュナ・オルタだけが別チームに移動することになった。
よりによってカルナと同チームとは複雑な気持ちだろうが、通常ではなくオルタなアルジュナならばそこまで気にしないのかも……と思いきや、それなりに意識して気を張っている様子でもある。

やっぱり今回のアルジュナ・オルタは、通常アルジュナに随分と近いような気がするな。メガネの『理知的になる』機能が働いたことでバーサーカー要素やオルタ要素が抑圧されて、かなり通常アルジュナに寄ってしまっているのかな?
そういえば昨年の夏には、『煉獄と霊基が分かれて弱体化した結果、本来の沖田さんに性格が近付いた沖田オルタ』という現象も見受けられた。
あれと同じような変化が今のアルジュナ・オルタにも働いているのかもしれない。メガネってスゲーや。