選択制の“拠点発展”系システムはマジで久しぶり。
結果をマップに反映させる必要もあるし、分岐は多いしで作る側としては手間がかかって大変なんだろうな。
でもプレイヤーとしては超楽しい。もっと頻繁にやってほしい……ってのは望みすぎだろうが、二年に一回くらいはやってほしい。百重塔イベくらいのペースでひとつ。
ただ、今回の素材(?)である『元気』『陽気』『健気』のコンの見分けはし辛く、未だに憶えられていない。鯖クラス毎の獲得率アップの種類もまるで把握できていない。
まぁ……詰まらず開拓も進んでいるし、ええやろ……。
※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています
VS『蟹坊主』
戦うために武器をとりますか
屈強な殻を持ち、コンの体当たりで“トドメ”を刺すのは困難と思われる第一の怪異『蟹坊主』亜種。
対策として挙がったのは、「コンに武器を持たせる」ことだった。
……水怪との戦いを続けていくうえでは避けられないし、仕方のないことでもあるけど、正直なかなか抵抗がある案だ。
争いすらほぼ知らなかったかもしれない無垢で無邪気な存在に、まず最初に与えるのが「武器」ってのは、子供にいきなり銃を渡す的な居心地の悪さを覚えずにはいられない。
てっきり選択肢による製作クエストは、最初のうちは家や土地の運用方法といったほのぼの方面から進んでいくのかと思っていたが……。
初回からいきなり重大な選択を突き付けてくるとは意地が悪い。こういうのはもうちょい段階踏んで決断させるもんでしょ!
生前の反乱を思い出し、徴側は表情を曇らせる。
他の仲間たちもそれぞれ意見や迷いがあるようでもあり、決して積極的にコンの武装を望んでいるわけでもなかったが……最後にはコンたち自身が「ワガハイ、たたかうぞー」と意思表明。
その意思もまた我々の想いに応えて流されたものなのかもしれないが、いつまでも悩んでいるわけにもいかない。
武器を持つことで何か大事なものが変わってしまうかもしれないし、終わってしまうかもしれないけど、このまま黙って全て奪われ続けたところで終わるのは死と無だ。
やるしかない! さあ、武器を選ぼう!!
ワクワクな『 製 作 ク エ ス ト 』の時間だァーッ!!!
初心者オススメ☆最新武器コーデ
第一回、『コンコンたちに何持たせる?』会議開始ッ!!
イエァーーーーッッ!!!
「無垢なるものに争いの道具を与えてよいのか否か」とシリアスに悩む時間は終了。
ここからはドキドキな選択肢の中から、プレイヤーごとに最も胸熱なチョイスをして俺STYLEを確立していくワクワク製作タイムだぜッッ。
セミラミス様の村開拓には直接関われずに終わってしまったので、今か今かと待ちわびていた。
いや~、楽しい。選んだものが結果に反映されるのも嬉しいけど、魅力的な選択肢が並ぶ中でウ~ンウ~ンと悩む時間からしてそもそも楽しい。
選択肢がマップetcに反映される製作(開拓)システム搭載のイベントって超久しぶりだよなぁ。
●年前の夏、俺たちは無人島をクソバカに飾らせて、頭のおかしい文明を築いてしまったっけ……。
今振り返ってみてもなかなかの大罪。
コンの武器の選択肢は、『刀』『槍』『杭打ち機』!
それぞれプレゼンテッドバイ源頼光、レオニダス、天草四郎。
意見を出してくれたサーヴァントの好みで選ぶもよし、単に武器としての好みで選ぶもよし……悩むところだ。
細かいことを一旦置いて、「まず最初に手にする武器」として考えると、個人的にはレオニダスのプレゼンが最も響いた。
間合いが取れて扱いやすい槍ってのは、確かに初心者には良さそうだ。寡兵を導いてきたレオニダス自身の言葉ってのが説得力も凄い。
浪漫による選択
……だが、それでも!!
この選択をせずにはいられなかったッ!!!
「格好良い」という言葉に頷くしかなかった時点で、他の選択は奪われたも同義なんだ。
僕たちはみんなシエル先輩が大好きなんだ。
武装製作に際しては、まさかのガルテアさんが現地指導に来てくれていた。
刀だと頼光さんが、槍だとレオニダスが来るとは聞いていたけど、杭打ち機については特に何も話がなかったのでこれは良いサプライズ。
水怪対策で来てくれた胤舜殿といい、今までイベント登場機会が少なめだった珍しいキャラクターが手伝ってくれるのはとても嬉しいなぁ。
発案者である肝心の天草自身は現地を訪れずに終わったが、本人不在の中でもセミラミス様は見事なツンデレ芸からの理解者ムーブを披露してくれる。
居ても居なくてもイチャイチャするとか無敵か?
年季の入った名人芸。
戦いはまだ続く
我々以外の陣営
努力と工夫の甲斐あって、『寄居虫坊主』の撃退には無事成功!
水怪に喰われていたコンたちも無事に解放され、土地自体を奪い返すこともできた。まさに大勝利だ。
成果を得られたことに驚きつつ安心する一同だが、これはあくまでも最初の一歩。戦いも開拓もまだまだ続いていくだろう。
……一方、島で起きた異変を察している“何者か”。
その正体も立場もわからないが、おそらく我々の味方側ではない“何者か”は、気になるモノローグを残していった。
「餌」に「喰らう者」、そして「養殖」か……。
詳細不明ながらもとにかく不穏でキナ臭い。
果たしてどっちがどっちなんだか。
そ~んなタイミングで、突然挟まった『第4節インターミッション』。
まず描かれたのは、まさかのハベトロット&モルガンの特異点到着の様子。
しかも要請を受けての援軍としてではなくモルガンの意思での独断行動……?
カルデア側は把握しているのだろうか? そのうち気付くかもしれないが、現時点ではまだ知らないって線が濃厚か?
細けぇことはどうでもいい!
ハベトロットとモルガンが……尊い。
何もかも尊くて……尊すぎて……それしか言えねぇ……。
だがいつまでも語彙消失しているわけにもいかない。
ここでわざわざ『インターミッション』と冠して描写が挟まり、コンとの交流まで描かれたとなると、モルガンたちの行動はこの場だけで終わる“オマケ編”ってわけでもなさそうだ。
我々メイン勢とは完全に離れて行動する別動隊としてモルガン組は存在し続け、途中すれ違ったり終盤で協力したりあるいは対立したり、そんな展開が待ち受けているのかもしれない。
モルガンたちはコンに悪印象を持っていないようだし、うまくいけば最後には心強い味方を得られるかも……?
ここを新たな妖精國とします! 完ッ!!
エレちゃんのかわいいところ
バトルなしのインターミッション編、後半のヒロイン担当はエレシュキガル。
……モルガンが到着したことで気付いたけど、これでこの島には“凛顔”“桜顔”“アルトリア顔”が全員揃ったことになるのか。OH、ステイナイト……。
まぁモルガンは特殊枠だしラムダも中の人も違うしで、雑に“顔”で括るのも失礼ではあるのだが、要するにヒロイン力(ぢから)の強いメンツがやけに多いってことが言いたい。
それぞれ個別で一騎当千のツワモノばかり!
メインヒロインの座をかけて血みどろの争いが始まる予感なのだわ。
桜顔もアルトリア顔も居るとなれば油断はできぬ。
エレシュキガル、いきなりの猛攻! エレちゃんのかわいさにオタクは死んだ!!
だがエレシュキガル成分についてはもっともっと欲しい。まだまだ喰い足りない。
冥界の女主人として頼もしくも格好いいところ、ちょっと寂しそうで暗くて重くて、真面目な頑張り屋さんなところ……もっとちょうだい。
エレシュキガルをもっともっと魅せてちょうだいな!!