FGOイベント ぐだぐだ帝都聖杯奇譚 プレイ日記01 心まで鋼鉄に武装する乙女





俺が正義だ!!

このイベントでのプレイ日記はちょくちょくサクラ大戦ネタや台詞をぶち込んでいくと思う、と最初に宣言しておこう。
「帝都」って言葉に私は弱い。

そんなわけで始まった、念願のぐだぐだ最新作。
本能寺や明治維新でバラ撒いていた伏線をかき集めて、「こんなのあんなのやりたいな~」って願いや戯言をかき集めて、経験値(敬称略)が聖杯にぶち込んだイベント……ついに、開催だッッ!
 

 












メンテを明けた我々が最初に見たのは、「終節」の文字だった……。

あーなるほどね。わかった、わかっちゃったよ。
あれだろ、最初にエピローグや最終決戦の様子を見せて、それから本編を振り返る……みたいな演出のヤツだろ?
あるある、わかるぜ。そういうのも良いよな。

などと「わかり顔」でプレイしていた私は、今振り返るとちょっとウザいな。
久しぶりのイベントだからと、テンションが上がり過ぎてしまっているのかもしれない。
できるだけ冷静に進めたいので、ちょっとエンジンの回転数を下げよう。















「終節」の舞台は……燃える、本能寺らしき建物。
その前で相対する、織田信長と沖田総司の姿だった。

いつものノリ、ではない。
沖田さんの口からは、衝撃的な“過去”が告げられた。
なんてこった。じゃあ観測している俺はいったい誰なんだ。











沖田の前に立つノッブは、紛れもなく“第六天魔王”としての織田信長その人だった。
魔王ならば、かつて想いを通じたはずの主とて切り捨てて同然。親族も、仲間も、立ちはだかるというならば打ち滅ぼすのみ。

……口にするのは正直悔しいし、認めるのも癪というか複雑な気分にはなるのだが、魔王モードノッブって普通に超格好良いよな。
やっぱりこう、善悪を超越した圧倒的なカリスマって、いつの時代も心惹かれるよ。

正義の味方も好きだけど……“魔王”も、やっぱカッケーよなって思っちゃう素直な気持ち、大切にしていこう。
俺たちのハートはいつでも一部分は14歳のままなんだぜ。















失われた命や想いを力に変えて……沖田総司、オルタナティブ化ッッ!
見ていてくれ、茶々。見ていてくれ土方さん。近藤さん。信勝。サル。

沖田オルタの宝具が世界を救うと信じて!!











な~んつって。

大体予想していた通り、ただの「ぼくが考えた最高に格好いい結末」だった。
知ってたよ。でもちょっと燃えたのは確かだ。

あとは「ただの妄想乙」と見せかけて、実はそれなりに本編の伏線だったりもするのかもしれない。















何がなんだか、現時点では全然わけがわからない。
少なくともノッブが元気だということはわかった。
茶々が元気だということもわかった。

終節を名乗っていた以上、時系列的には「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚イベント完結後」の様子、なのだろう。
部屋の背景はカルデアのマイルーム。
ということは、時期としてはおそらく2017年。終局特異点を終えて、第二部「序」が始まるまでのタイミングのどこか、なのかな?
だがこれもまだ確定ではない。











「寝て起きたら」設定はさすがに(仮)というか無理やり理由付けしたというか、その真相はこれから語られるのだろう。
なぜ沖田が起きたら沖田オルタになっていたのか?
沖田オルタは、本当に沖田本人なのか?
沖田オルタは……なぜ、少し悲しげな表情で、主人公にお礼を言っているのか?

魔人セイバー、もしくは沖田オルタといえば、登場したのはコハエースXPとコハエースGO。
前者は沖田とノッブのフュージョン(仮)で、後者は沖田が聖杯の力で再臨して抑止の守護者になった、みたいな設定だった。
つまりよくわからん。

しかし、今回の沖田オルタの様子は、今までのどの設定のものとも少し異なっているように見える。
魔人セイバー(沖田オルタ)……一体、いくつの設定を背負わされるんだ!?











「終節」が終わり、景色は一変する。
ここからは「終節」よりも過去であり、“本編”だ。

街の明かりが煌々とまばゆいマップに、新宿という地名。
新宿といわれると、思い出すのは1.5部。
しかしマップ・アイコン共に、今回のオリジナルデザインのように見える。
縮尺がちょっと異なっている。















レイシフトのような演出が明けた途端に、街中に放り出された主人公。
主人公自身も、何がなんだかよくわかっていない。よくあるパターン。

昔懐かしい服装の一般人と、それを襲うノッブたち。
はいはいちびノブちびノブ……と思っていたら、いきなり衝撃的な光景が展開された。

舞う血しぶき! どんどんキルされていくモブ!
な、なんてこった……ちびノブは癒し枠じゃなかったのか……!?
今回は「ワーイUFO!」「ワーイ新選組!」「ワーイ権利の侵害!」って遊べないのか……!?















ちびノブを連れて現れたのは……ノッブ、だけれど立ち絵が新規。
服装も普段とは異なるし、表情の変化が少なく、全てが「冷たい」。
というか、この服装はコハエースGOでの序盤ノッブバージョン?
確かこんなコートを着ていた気がする。


主人公のことも知らない素振りで、平然と殺意を向けてくる織田信長。
終節での想像ラスボスノッブとはまた異なる、別種の恐怖を彼女(?)からは強く感じた。

……それはさておき、一応触れておこう。
今回、pako(敬称略)の新規絵多くない……?
ワダアルコとpakoは仕事をし過ぎ。超尊敬する。















そんな主人公を助けるために割って入ったのは、終節とは異なりボブ(※髪型)の沖田オルタ!

サポートサーヴァントとして、そのまま戦闘に突入する……って、アルターエゴだからダメ低いやん!
つーかそもそもレベルも1やん!
つーかそもそもセイバーだとしても相性不利やん!
突っ込み所しか無いよ!!











立ち絵は新しくてもバトルグラは新しくないノッブ、普通にスゲーツエー。
毎ターン宝具は勘弁してくれよ。トホホ。

わりと後衛まで引きずり出されたが、なんとか勝てた。
スタメン以外はテキトーなパーティ編成だったから、わりとヤバかった。やり直しかとドキドキした。

カルナ&弁慶の「宝具封印」がメッチャ効いた。
ありがとう二人とも。















戦闘を明けて、ボロボロになっている沖田オルタ。
それを更に助けてくれたのは、謎の美女&謎の男性コンビ。
い、いったい何者ナンダー。















まるで「言葉を知らなかった」かのような、沖田オルタ。
彼女は謎だらけだが、少なくとも敵ではないのは確かだった。
助けてくれた男女コンビに頼りつつ、その場をなんとか離脱する。











謎の男性、その名を坂本龍馬。
ライダーのサーヴァント。
そしてここは……帝都、東京。











……ううッ……くッ……。
アカンっ……。
「帝都」って言葉を聞くと、私は、正気を保てなくなる……。


そんな衝動はさておき、ついに開幕した「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」イベント。
もはやぐだぐだっぽさも最初のメタギャグくらいしか無く、わりとガチでシリアスモード。

ぐだぐだシリーズは毎回、コメディが前面に出ていても、芯はとてもシリアスで沖田もノッブも格好いい、良シリーズだ。
それが今回はグッとシリアス部分多め、というのはドキドキする。同時にワクワクもする。











しかし、終局特異点クリア前提のイベントだからか、難易度は想像以上に高いようにも思える。
最初のノッブ戦なんて、フツーに(あ、ヤバイかも)って思った。やり直す羽目になるかと、一瞬覚悟した。

宝具封印をしてくれたカルナと弁慶にはマジで感謝したい。
特にたまたま入っていただけだった弁慶は、見事な仕事をしてくれたと感動した。
同じくたまたま入っていただけだったサリエリは特に何もしなかった。

今後はストーリーを進める際には、後衛までできるだけガチガチに固めていこうと改めて誓った。