FGOイベント サーヴァント・サマー・フェスティバル! プレイ日記15 酒はダメなんでオレンジジュースください





今年の夏イベントでは、完走すれば聖杯を2つ貰うことができた。
☆4フォウくんも増えてきたし、プレイヤーによっては、そろそろ2体目・3体目のフォウマや聖杯レベルマも完成しているのかな?

聖杯でのレベル解禁がシステムとして実装された当初は、聖杯の数も少なくて、なかなか使うことができなかったユーザーも多いと思う。
最近は貰える聖杯の数も増えた分、そういった“エリクサー症候群”も少しは和らいだのかもしれない。


聖杯といえば……ただの憶測めいた説でしかなかったが、第一部終了前に「マシュを救うためには、聖杯が必要になるのかもしれない」噂なんてものが一瞬だけ流れた時期があった。
自由に使用を解禁しておきながら、ラストになって“ヒロインを救う必須アイテムだった”なんてオチになれば、常識的に考えて暴動必至だ。

「いやいや、それはないやろwww」と表向きは鼻で笑いつつ、内心ちょっと怖くて未使用聖杯を隠し持ち続けていた奴、おりゅ?w
俺だよ。
 

 
















バーベキューをしたその日の夜。
サークル活動の意味について語り合う、牛若丸と茨木童子。
CMでの二人のシーンを、少し思い出す。正確には違うけれど、なんとなく似ている。

牛若丸と茨木童子は種族的にも性格的にも、そこまで仲良しこよしというわけではない。
けれど二人とも、漫画だったり二次創作だったり、そういったオタクカルチャー的なものからはわりと縁遠い点は近いといえるのかもしれない。

茨木童子は「そんなに楽しいものなのか?」と今でもよくわからない様子だった。
そして牛若丸も、主人公たちの前では言わなかったけれど、実はよくわからないままだったらしい。
実はそこまで興味があるわけでもなかったのに、ずっと主人公やジャンヌ・オルタに付き合ってくれていたのか……。えっ、メッチャ良い子……。

わからなくても寄り添えるのは、牛若丸が人間だからかもしれない。
茨木童子はどこまでいっても鬼だから、たまには共に遊べても、ずっと一緒に居続けるのは難しいのかもしれないな……。
そう思うと、ちょっと切ねぇな。へへッ、花火が綺麗過ぎておセンチになっちまったぜ。















一方の作家面子は、部屋に戻って原稿と向き合っていた。
創作への苦しみや悩みを、ジャンヌの前でも少しだけ曝け出すジャンヌ・オルタ。
張り合うことを言ったり、ライバル心を燃やしてみせても、棘がほとんど感じられない。















創作への情熱を、ジャンヌ・オルタは「初めて灯った復讐以外の炎」と呼んだ。
なるほど……だから、アヴェンジャーではなくなったんだな。
そして、ひと夏の創作欲と情熱に狂ったからこその、バーサーカーなのかもしれない。

水着化のために霊基をいじった結果のクラスチェンジ、というのは今では“FGOの夏のお約束”として、暗黙の了解でプレイヤーは違和感も何も抱かない。

しかし、ジャンヌ・オルタにとっては、他のサーヴァントとは少し違う意味があったのだろう。
こう表現するのが正しいことなのかはわからないけれど、なんだか嬉しい。
復讐心を覚えたジャンヌ・ダルクとして、そういった感情を源として生まれた彼女が、プラスや陽の方向性にある新しい価値観を抱くことができたことを、勝手に嬉しく思ってしまう。


……そして、ジャンヌ・オルタ自身の変化とはまた別の問題として、気になることがひとつ。
「きっかけの本の記憶が失われかけている」件は、軽んじていいものではないだろう。
ループを繰り返しているせいで、記憶が摩耗しているのだろうか?
本そのものがいつの間にか消えていたことといい、妙な感じだ。
嫌な予感がする、というほど明確ではないけれど、なんとなく不安だ。















さて、いよいよ6日目。この周回も終わりが近付いてきた。

6日目にあるイベントといえば、締め切り。
……の、前に、ビーチで開催される伝説の“メイヴコンテスト”。

ルンルン気分で会場に向かっているメイヴちゃんだったが……その頃、同時にビーチにはメイヴちゃん(?)の姿もあった。
に……偽物ッ!
言われずともわかってしまう。これは孔明の罠ッ……!!















本物は、ストリートでファンに囲まれて足止めを喰らっていた。
おそらくこれも孔明の罠の一部。
恐ろし
なんか変なチャラ男混ざってないか!?















ファンを撒いたメイヴ(本物)がビーチにやっと到着するも、時すでに遅し。
悪いおじさんが盛大に煽ったこともあり、会場は「ビーチバレームード」で盛り上がりきっている。

ここで逆ギレして、無理やり元に戻そうとする……なんて愚策に走らないあたりが、さすがの女王。
グッドルッキングブレイブの理想だけは、決して裏切らないイイ女、出来る女だ。















(幽遊白書好きだな……)















ビーチバレー大会の助っ人として、メイヴが強制召喚したのはクー・フーリン(通常)。
ノーマルなクー・フーリンとメイヴのコンビはわりとレアだ。
お互いに話題には出すけれど、共演するのって本当に珍しくないか?
ちなみにホロウアタラクシアでは釣りをしているランサーから師匠やメイヴやフェルグスの話を聞くことができる。
全人類はホロウをやろう。俺はPC版が圧倒的にオススメ。











いきなりの助っ人扱いに最初は驚いていたクー・フーリンだったけれど、「コノートの誇りを助けてくださる?」という言葉に対して、すんなりと了承してくれた。
長々とした茶番も漫才もなく、正直苦手な相手であるメイヴにすら、“義あり”と思えばサッと味方になる。

うーん格好良い。スッゲー格好良い。
シンプルに、メッチャクチャ格好良い以外の語彙が見つからねぇよ。
そりゃメイヴじゃなくても惚れるわ!















クラス混成はやや悩ましいが、HPはさほど多くはない。
マシュのタゲ集中&無敵などを適切に使えば、そこまで苦戦することはなかった。
メイヴの魅了が地味に最も困るかもしれない。

対決も無事に勝利して、メイヴコンテストも阻止することに成功した。
これもまた、大きな一歩だ。
わりと真っ当に戦ってくれたメイヴには、ちょっと申し訳ない気持ちもなくはない。















さて今回完成した本は……と言いたいところだが、そのエピソードは次回に纏めようと思う。
多少時系列前後して、「7日目昼、サバフェス開始直前」。
普段ならば既読スキップですっ飛ばされる“フォーリナー襲来”に、変化が起きた。















えーと前回にサバフェス会場でXXと直接対決をマトモにやったのは何時だ?
……ひょっとして1周目以来か?
ブレイクが存在する点やチャージゲージの有無など、一見して大きな変化はない。

しかし、ブレイクを2回行ったその時!
バトルキャラに、大きな変化が起きた!!















謎のOL、もとい、謎のヒロインX(?)!
……いや、Xで良いのか?
色々とちょっと違うし、なんだかよくわからない。

ともかくフォーリナーXXの正体はヒロインXのような何かだったことが発覚した!
ナナナ、ナンダッテー!!















あのロボ外装ってアヴァロン的な何かなのか!?
いやもう、本当にわけがわからないよ!!

XXは、今回は自爆することなく逃げ去ってしまった。
まともに話をすることは出来なかったが、ジャンヌ・オルタの言う通り、フラグは確かに立っただろう。
事態が大きく動いたのは、間違いない。