ランス6 プレイ日記031 廃村の少女



プレイ自体はもう少し先まで既に進んでいるのだが、悩みがひとつある。
……「血まみれ天使退治」の任務が、発生してくれない。

あれー、治安本部で血まみれ天使と戦うだけでフラグ成立じゃなかったっけ?
どこかでミスったか?

うーん困ったな。
完璧クリアを目指しているというわけでもないけれど、ちょっとモヤモヤする。
もう少し様子を見てみよう。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります





ムシ使いの村へは一人で来るように






攫われたカーマを救うために、指定された通り“ムシ使いの村”へ行こう!

ダニエルはちょっと怪しいが、少なくともウルザは心配してくれている。
もちろんキムチさんやアルフラも心配してくれている。









「一人で来い」だぁ?
知らん知らん! ワハハ!

……と大人数で進んでいると、最終警告を受けてしまった。
ナンテコッタ……バレバレやないかい。

さすがにこれ以上進むのは危険すぎるだろう。
カーマの命には代えられないので、一度仕切り直す。









最初からパーティーをランスひとりにして、ダンジョンに入り直し。
“ムシ使いの村”はわりと最近にも行ったダンジョンだ。
先日の奴隷観察場ほど、雑魚も弱いわけではない。

道中は当然ランスひとりで雑魚戦もこなさねばならないので、少し面倒。
ちょっとドキドキしつつ進んでいると、変なところにイベントアイコンを発見した。

さすがにこんな場所にカーマやエミがいるわけもないし、ボスのどす黒いアイコンでもない。
とりあえず、踏んでみると……。









あっ!!

どうやら、さっきからランスのことをコッソリ眺めていたらしい。
事情を知っているのか、それとも様子を伺っていただけなのか……。
この後の展開を想うと、前者かもしれない。

ランスが引き留める間もなく、あっという間に逃げてしまった。
今回も、また会話はできずじまい。
しかし、ランスが直接彼女の姿を目にしたのは、これが初めて。かな?
前回はかなみが気付いただけだったような気もするし。

さておき、逃げる時に「ひゃああっ……」って叫ぶのが、ちょっとヘナチョコで情けない感じがかわいらしい。







村の奥地で、無事にカーマを発見した。
気絶しているようだが、怪我は無さそうかな?
縛り方に特定の意図を感じる気がしないではないが、おそらく気のせい。
イエスロリータ、ノータッチ!









振り返ると、戸口を塞ぐようにエミが立っていた。
その隣にはドルハンの姿もある。

ドルハンの立ち絵を見る限りでは、前回のように異常な状態ではなくなっているようだ。
しかし戦闘では、再びムシを暴走しかけているような異様と化す。
「更にムシを移植」……ってことは、前回の暴走の後に、更に増やしたってことだろうか?
ああ……これは……。









今回もランスの勝利……と思いきや、それはドルハンの罠だった。
おそらくは先日にカオルが喰らったものと同じ、もしくは更に強力な毒針が、ランスに突き刺さる。
痛ッ! いったぁッ!!
ランスが激しく叫ぶあたり、マジで痛そうでヒエーッてなる。









暴れるランスを危険視して、ひとまず出て行ったエミたち。
逃げるチャンスでもあるのだが、そんな力はランスには残っていなかった。

この様子からして、やはりカオルが喰らったものよりも猛毒だったように見えるな……。
即効性がえげつない。
ランスからは余裕も切れて、懸命に自分を鼓舞するが、それでもどうにもならなくなっていく。







彼女の名を呟くあたり、マジで死を覚悟した瞬間でもあったのだろう。









全ッッ然関係ないが、このシーンをちょっと思い出した。
この時は貞操(?)の危機(?)に、叫んだのは「おかあさーん」だったんだよな。草。あと謎。

でも口では「おかあさーん」言いつつも脳裏に描いているおかあさん(仮)の姿はピンもこに違いない。

上記シーンはランス10内で私が見た限り、ランスが最も弱っていた瞬間(※個人的意見)。
気になる人はランス10を買おう(宣伝)。





廃村に住む謎の少女




話がメチャクチャずれたので、元に戻そう。

もはや死を覚悟していたランスを介抱したのは、先程逃げたあの少女だった。
あの後も、ずっとランスの様子を見守り続けていたのだろう。









解毒剤も用意してくれていたらしい。
彼女の手作りの薬だったのか。
飲んで少し経っただけで急激に効果があるらしい。
カオルがあっという間に回復したのも、薬が強力だったからなのだろう。

ランスが動けるようになる前に、少女は立ち去ってしまった。
おそらくは、深く関わることを恐れているのだろう。

それでも二度も助けてくれたのだから、本当に優しい娘だ……。
あとニッコリ笑顔が今も昔もカワイイな……。







少女とはほとんど会話もできないままになってしまったが、やがてランスも動けるようになったため、カーマ連れで脱出をした。

宣言通り一時間後に戻ってきたエミは、ランスもカーマすらも消えている有様に怒り心頭。
見張りくらいは置いておくべきだよな。クハハハ、愚かなり。









そんなエミたちに、やめればいいのに、声をかける少女。

……いや、少女としても、本当は話しかけたいわけではなかったのだろう。
おそらく彼女は、ドルハンへの忠告のために、こうして姿を現したのだ。

ドルハンの身体が限界になっていることを察して、彼のことを気遣ってくれたのだ。
ああ……ホ、ホンマに、なんてええ娘なんや……。
ぼかぁ単純極まりない人間なもんで、こんな姿を見ただけで好感度プラス百万点あげてしまう。

いやでも実際、彼女の良い子っぷりは半端ないよな?
人を恐れながらも何度も助けてくれて、危険があってもエミやドルハンに忠告して……。

ランスじゃないけれど、こんな優しくてかわいい子は国を挙げて守るべきだと思う。
カロリアマジ天使。