ランス6 プレイ日記033 男の才能限界
貯めに貯めてきた「いかなご」が火を噴くぜ!
こうして改めて見ると、素の才能限界はロッキーよりもバーナードの方が高かったことがわかる。
アイスフレーム三人娘の限界よりも高いし……隠れた実力者といえるだろう。この頃から既に才能の片鱗が伺い知れていたようだな。
そういえばバーナードの技能LVはどんなものがあったのだろう?
ええとランス10のカード情報では……アッ略。
※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります
新しい仲間
気絶していた少女が目覚めると、そこはランスの部屋だった。
ランスやロッキー、志津香やマリアまで集まって、口々に優しい言葉をかけていく。
誰もが彼女の心身を心配していた。
一方の少女は、驚いているし、まだ戸惑いの方が強いようだった。
人に囲まれることはもちろん、人に好意的に接される経験すら、ほとんど無いのかもしれない。
おろおろと出ていこうとした少女は、ここでようやく「カロリア」と名乗った。
もちろん、そのまま見送るわけもない。
ランスが半ば強引に引き留めて、部屋まで用意してしまう。
その心は……まぁまぁの比率でス×ベ心も間違いなくあるけれど、親切心も強いはず。
カオルとランスと、二度に渡って命を救われた経験もあるし、何よりもカロリアはかわいい女の子だ。
そしてなんとなくではあるけれど、境遇も察することができる。
夜が更けて、コッソリと抜け出して帰ろうとしていたカロリアを引き留めるランス。
置手紙の文章がかわいいな……。
漢字がなく、拙い言葉が並んでいるところが愛らしくも、少し悲しい。
文字を書ける、というのはわりと凄いことなのでは?
以前のダニエルとロッキーの会話からして、2級市民ですら識字率は低そうだった。
ムシたちが教育してくれたのだろうか?
もしくは昔、仲間や親に教えてもらっていたのかな。
……過去の「粛清」の時、カロリアはどんな経験をしたのだろう?
気にはなるけれど、辛い話だろうし、聞くのは憚られる。
おそらくその“過去”もあって、人と関わることに強い不安を覚えているのだろう。
自信が無いのではなく、他人から今まで受けた“偏見”を、そういうものだと受け入れてしまっているようにも見える。
もちろん、ランスはそんな“偏見”を持ってなどいない。
そして、彼らしくないくらい優しい言葉で、カロリアの思い込みを正していこうとする。
「俺より、俺の周りの女共の方が、お前の事、かわいがるかもしれんぞ」なんて一言は最たるものだ。
カロリアが多くの人の目を気にしているとわかっているからこそ、自分以外の他人の目線も加えて、説得しようとしているように見える。
うーん、ランスが珍しく真っ当だ。格好良い。
最終的には、やはり半分強引にウルザの元まで連れて行き、「今日から俺様の部下だ」と宣言する。
カロリアは、最初は怖気づいていたが、ウルザもダニエルも当然受け入れてくれる。優しい言葉さえかけてもらって、ぽかんとする様がかわいらしい。
こうして、無事にカロリアが新たなグリーン隊メンバーに加わった。
まだまだ彼女の中の不安がぬぐい切れたわけではないだろうが、これから少しずつ、仲間と触れ合っていくことで変化も生まれていくだろう。
楽しい日々を送っていけるといいな。
幸せになれよ。
カロリアを傷付ける奴は俺がこの手でブチのめしてやるからな。
さて、新しい仲間の能力を確かめ……ってレベル5!?
マジか。セスナ加入時並のステータスじゃないか。
うーん、カロリアは強力なユニットだけれど、さすがにこのレベルでは雑魚からの流れ弾一発で即死してしまう。
もう少しレベルが上がるまでは、活躍しきれないかもしれないな。
しかし、育ったカロリアのポテンシャルは凄まじい。
高い確率で麻痺を与えたり、「硬質変化」で硬くなったり、強敵やボス戦では欠かせない存在だ。
難点はSPが低い点だな……。
FRボーナスで育てるのもアリかもしれないが、ちと悩むところ。
男たちの才能限界
うわっ、なんかまた一気に色々と出てきた!
余っていた蟹玉では全然足りないな。
ムシ使いの村ではFR不足でやや苦労もしたし、久々に玉集め&イベント消費で、仲間の好感度を稼いでいくかな。
何から手を出すかは迷う……が、まずは、前からの悩みを解決することにしよう。
悩みというのは、こちら。
ロッキー&バーナードの才能限界。
ロッキーについてはかなり前から限界に達していたが、バーナードも今回ついにここまで至ってしまった。
二人とも貴重な戦力なので、放置するわけにもいかない。
まずはいかなご片手に、ミカンに会いに行く。
いかなごを3つ渡すと、バーナードの限界をアップしてもらうことができる。
もしくは鍵の詰め合わせを貰う、あたりが定番だろう。
最近鍵付き扉も増えてきたし、そろそろ持ち歩くようにしたほうがいいだろうな……ということで、バーナード限界突破のついでに、詰め合わせも1セット貰っておいた。
いかなごを使い過ぎると、次のバーナードの限界が来た時に困るだろうか?
……ま、ええやろ。バーナードだし。
次はロッキーのイベント、「悩む男、ロッキー」。
才能限界に達していること、そして仲間に強い人間がすっかり増えて、魔法使いも増えてきたことで、更に自信を失っている。
ついに捨てられる。また捨てられてしまう……と、かなり後ろ向きで、暗い気持ちになっているようだ。
わりと日頃から扱いは悪いし、ランスは捨てたがっているような気もするし、そんな状況でも「どこまでも付いていくだす!」と強気だったのはロッキーの側だ。
正直、今更「もうすぐ捨てられる」もクソも無いんじゃネーノと思わないでもないが、まぁやはり魔法使いの件でセンシティブになっているから……というのが最大の理由なのかもしれない。
魔法使いへの拒否感、劣等感、憎悪や恐怖。
シィルに尚も冷たくしようとして、結局ロッキーは、恥ずかしい姿を晒すだけになってしまった。
泣き出すロッキーの怪我を、静かに癒してくれるシィル。
うっ……ううっ……天使様じゃ……。
天使様がいらっしゃる……。
シィルの言葉に、ようやく素直になれたロッキー。
時間はかかってしまったけれど、それだけ傷が根深かったということかもしれない。
そして、長い時間を、自然な態度で待ち続けてくれたシィル……。優しすぎるだろ……。
今まで度々描かれてきたロッキーとシィルのギスギスした場面全ては、ここに至るための大切な伏線だった。
ちょっと見ていて辛く感じたこともあったけれど、シィルはきっと、引きずるつもりはないのだろう。
ランスを支える人間として、ロッキーとシィルは、改めて新しい友好関係を結ぶことができた。
良い話ダナー。いや、本当に良い話。
ロッキーも過去を乗り越えて成長できたし、シィルは優しくてかわいいしマジ天使だし、とても良いエピソードだった。
そして前向きになったロッキーは、スターレベル様の特別サービスで才能限界値が上昇した。
今回は、できれば廃棄迷宮を用いた小技でロッキーのレベルを最大限上げたいと考えている。
タイミングを気を付けねばならないのは、確か3つ目のイベントだったはず。
忘れなければ、注意しよう。
うっかりミスして失敗したら、素直に笑おう。