FGOイベント 神秘の国のONILAND!! プレイ日記08 鬼王の正体




ユーザー視点で、鬼王が初めて登場したのは第1話のラストだった。
日記で言うと、「プレイ日記03 敵の名は〇鬼会」あたり。

主人公たちを“小癪なクレーマー”と呼び、暗闇の中でグフフと笑っている姿は、恐ろしい敵というよりは滑稽でシュールで、(こいつ大丈夫か……?)と不安になるような有様だった。

鬼王もまた、『敵役』を演じているのでは……という、当てずっぽうな疑念を私は当初抱いていた。
結果的には的外れな予想ではあったが、“キャラを作っていた”という意味ではまぁまぁイイ線いっていたんじゃないか? などと自己弁護。

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







百鬼夜行! 真夜中のオーガパレード!











ゴールドサーヴァントではなく、カルデアのサリエリがここで山小屋メンバーに加わった。
マリーたちとはぐれてしまったのだろうか? 黒髭曰く、「なんとなく迷子っぽかった」らしい。

迷子て……とツッコみたい気持ちがあるが、無事に保護できたのだし、結果的にはまぁいいか。
マリーが心配していそうな点は少し気になるけれど、そのうち連絡できるだろう。















少し不安定な様子のサリエリ。いつの間にか鬼王からの依頼を受けて、作曲をしていたらしい。
前々回あたりの敵パートで、『本物のカレに発注しちゃった~』みたいな話をしていた、あの件のことだろう。

サリエリが作ったのは伴奏。鬼王は歌声のように夜空に吠えるらしい。
シトナイも、パレードの度に咆哮が聞こえるのを知っているようだ。

作曲を依頼したことといい、最強のアトラクションマネージャーに選んだ点といい、サリエリは鬼王のお気に入りなのかもしれない……という仮説を立てたシトナイ。

なぜ気に入っているのだろう?
…………まさかマジで『エリ』繋がりなのか……? ウッ、全てがエリになる……ブツブツ……。







エレクトリカルかぼちゃ百鬼夜行











夜になって、ついに鬼たちのパレードが始まった。
華やかなイルミネーションに、一糸乱れぬ鬼たちの行進。
花火もバンバン打ち上がる大盤振る舞いっぷり。
マップ画面でも花火エフェクトが舞い散るようになった。眩しいッ。















雑魚の鬼をぶっ飛ばすと、ついに鬼王本人が現れた。
図体のサイズに合わせてか、フォントもデカい。
文字がデカすぎて読み辛ぁいッ!
あとフォントサイズ大きいと文章の長さも制限されるから大変そうだなって思う。


そんな鬼王だけれど、茨木童子の鬼問答に対しては「鬼と名乗った憶えはない」「呼ばれた故にそう在るまで」と、妙なことを言う。
思い出すのは、やはり今回のイベントの最初にあったモノローグ。
怯えられたり何かに間違えられるのが痛い、と彷徨っていた彼(仮)。

彼(仮)は、謎の声の導きで黄金に辿り着いた。
鬼王が“どちら”側なのかは今まで不明瞭だったけれど、このあたりの話を聞くに、やはり彼(仮)こそが鬼王なのだろうか?
だとしたら、もう一人……“謎の声”も、まだストーリーに絡んでくると思われるけれど、果たしてどうなのか……。















全プレイヤーが協力して、敵の総HPではなく総数を倒しきる『炎舞撃退戦』
削り切ると『雷武とどめ戦』に移行するあたりはお馴染みのパターン。

今回は威力アップ礼装もあるので、使いやすいアタッカー&威力アップ礼装の組み合わせでわりと低ターン周回し易かったと思われる。

『とどめ戦』まで終えると、鬼王の残り戦闘数を表示していた画面上部のバーに変化が起きる。
ポップなフォントで“また見てね!”。
かわいい。そしてスクショタイミングが非常にシビア。










なかなか倒れない鬼王を前に、ファイナル推参・護法少女!
最終版ということでわりと省略されてしまった決め台詞だが、改めて書き起こしておこう。
ハクの台詞も、やはり今までとは違うパターンだった。


―――天があれやこれや、地があれやこれや。人云々。

―――もういい加減言うこともないさかい、以下省略や。
―――引導渡しに来たよって。

大人しく蕩けてくれはりません?
つよぉいつよぉい鬼王はん。

「フン。これが最後だ。オイラはせいぜい応援でもしてやろう。」

―――うちは護法。護法がうち―――



護法少女、ファイナル推参や!















ずっとスクショミスしていた『鬼ハート(仮称)』もようやく撮ったッ!
護法少女の額にも似たハートが付いているけれど、結局コレってなんなんだ? ただのエフェクト? 護法少女の魅力が具現化しているみたいなやつ?

鬼救阿とシトナイの連携技で、鬼王が“殻として纏っていた黄金”が剥がされていく。
鬼王は身の丈数間はあろうかという巨躯だったが、みるみるうちに外見も魔力の規模も縮んでいった。















今まで鬼王に立ち絵は無かったが、戦闘中のバトルキャラとしては、鬼王は『鬼王朱裸』として表示されていた。
その殻が剥がれ落ちて、ついにその中身が姿を現す。

シルエットは少々誤魔化されているので、パッと見た瞬間にバレるというわけでもない。
……が、既に、ある程度察しはついていた。





















ヴィジュアル系ロックバンドだ!!

エリちゃんだろうと想像はしていたが、まさかの『エリザベートJAPAN』だと……!?
これはさすがに想定外。予想の斜め上をカッ飛んでいく、それでこそのエリザベート・バートリー。

今までのポップでキュートなアイドル路線とは、また随分と異なる方向にいったな。
しかし、白メッシュ+鬼の角はちょっとかっこいいジャンって思っちゃう。
和洋しっちゃかめっちゃかヴィジュアルロックアイドル、わりとアリ。















そんな鬼王ことエリザベートJAPAN。
主人公たちと初対面のような態度なので、彼女もまた別召喚された存在か何かか……と思いきや、カルデアのエリちゃんが記憶を失っている状態らしい。

エリちゃんがどういった経緯で記憶喪失になり、黄金に辿り着いたのかはわからない。
しかし、話を聞いた感覚だと、彼女は彼女なりに誠意とやる気を持って、オニランドを運営していたようにも思える。















一人ではつまらないから、オニランドを作った。
みんなを喜ばせて楽しませることを考えていた。
その発想は鬼ではなく、ただのヒトだと護法少女は指摘した。


確かにエリザベートは悪属性な反英霊だった。
しかし『どこかでの改心、成長』を経た彼女は、元々のエリザベート・バートリーよりも物分かりが良くて、失敗もするけれどなんだかんだで頑張ろうとしている良い娘になっていっている。

今回のエリザベートは記憶を失っているということだったが、それでも生前ほど凶悪化するのではなく、鬼王と化しつつも『どこかでの成長』を踏まえた状態で頑張っていたのだと思うと……。
……“嬉しい”というのも少し変なのかもしれないが、やはりちょっと、嬉しいような誇らしいような感情が浮かぶ。

オニランドは結果的には微小特異点として問題になってしまったけれど、人をもてなそうという気持ちは、少なくともエリザベートの中では嘘ではなかったのではないかな。
そんな彼女は、やはり鬼でも悪魔でもなく、人間なんだろう。