ランス6 プレイ日記058 破壊作戦中間会議




ランス6を初めてプレイした際は、個人的には千鶴子にはそこまで注目していなかった。
ゼスの現状が酷すぎるあまり、それを看過してしまっている上層部全体に反感を覚えていたのかもしれない。

色々なことを知って、ランス10もクリアした今、こうして改めて彼女の動向を眺めていると……こう……なんか、フツーに同情してしまってちょい泣けてくるレベル。

なかなか巧くはいかないけれどスゲー頑張ってるしメッチャ苦労してるよな……。
そんな彼女を支える淡い恋心が“ああなる”ことを想うと、な、泣けてきますよ。
誰か……誰か、千鶴子に幸せを与えてやってくれ……。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







王者の塔爆発事件






いつも通り、山の上に立っているガンジー。
その口から、初めてルーシーの名前が出た。

ガンジーは何か不穏な気配を察しているようだが、それにはルーシーからの忠告があったことも関わっているらしい。
ゼスの永久客人として、『ゼス崩壊』の兆しを、事前にガンジー王に伝えていたってことかな。
しかし、具体的なことまでは、ガンジーは把握していないようだ。










ランス6のこの頃、ルーシー本人はどこに居るのだろう?
10での描写では、少なくともマジックはルーシーが使徒であると知らなかった様子だったけど、ガンジーはさすがに知っていたのかな?

「大きな異変」には魔人が関わっていることから、あまり深くは言及できず表に立つことも避けているのかもしれない。
そこまで考えてはいないかもしれない。















そこに現れたウィチタが、王者の塔爆発事件の詳細について伝えてくれた。
爆発はペンタゴンやアイスフレームのせいではなく、アニスの魔術失敗が原因だったらしい。ナ、ナンテコッタ……。

結果として王者の塔のマナバッテリーも吹っ飛んだらしい。
しかし、原因がアニスだったからか、侵入者の狙いがまさにマナバッテリーだったとは気付いていない様子だ。

「目的は不明」としながらも、侵入者の正体がアイスフレームとペンタゴンであることはバレている。
しかし、狙いがわからないからか、すぐに拘束に動くつもりもないようだった。















そして、もうひとつの重要ニュース。
魔人サイゼルが、国内で発見されたらしい。
以前に「マジノラインを超えた魔物が3体」という報告をしていたけれど、そのうちのひとつがサイゼルだったということかな。

発見したのはウスピラ率いる氷軍だったらしい。ナガールモール近郊の北部で見つけた、ということか?
魔人に敵うわけもなく、ウスピラは重傷を負ったようだ。うーん無茶をしおる。
状況的に戦闘が避けられなかったのかもしれないが、後々のことを考えると、この時点でウスピラが怪我を負ったことは、ゼスにとっての大きな痛手だった。










一方その頃、首都の千鶴子。
珍しく、今回もナギが会議に出席している。さすがに四天王の塔を襲撃された件で、四天王は半強制招集されたのかもしれない……と思ったけど、マジックとパパイアがいないな。

不在の二人と、ナギの日曜の塔は無事だった。
唯一メチャクチャな被害を受けたのは千鶴子だったが、侵入者のせいでも対応が悪かったわけでもなく、原因はアニスの自爆だ。
千鶴子のミスではない……と言いたくても、部下の失敗に変わりはない。















ここぞとばかりに、千鶴子の責任を問うてくるノエマセたち長官組。
首都を守る結界というと、ランス10のゼス自動開放で4つの塔を起動させて張ったアレかな?

うーん、ランス10もまたやり直して、細かい点を確認しないと。
今度は塔起動メンバーを全員アレしたバージョンの自動開放に挑戦してみようって半年くらい前から思っている。

えーとパパイアもアウトにするためには10ターンあたりまでメディウサを放置しなきゃいけないんだっけ?
しかしその状況で自動開放まで持っていけるのかな。兵が上回っていればいい、みたいな話だが、正確な条件はよくわかっていない俺。















王者の塔が大きな被害を負った件については、部下の仕業とはいえ確かに千鶴子に責任があるとも言える。
引責辞任を求められるのは、ノエマセらの嫌がらせでなくとも、仕方がない面はあるだろう。

しかし、今千鶴子が居なくなれば、塔やテロがどうこう以前に無茶苦茶なことになるのはわかりきっている。
千鶴子もその自覚があるため、多少無理をしてでも居座るつもりだった。

うーん千鶴子の責任とプレッシャーが重すぎる……。
もうひとりくらい、上層部に千鶴子の味方が居てくれればなぁ。
パパイアが正気だったならそのポジションに就いてくれたかもしれないが、現状では到底望めないしな……。







「祖国の解放作戦」中間会議











弾倉の塔から退却したグリーン隊。その他のチームも戻っていたようなので、ここで一度、作戦の途中経過の話し合いがもたれた。

日曜の塔を狙ったペンタゴン隊は、32名のうち28名が殺されて退却。……えっ、マジ? エグッ。
弾倉の塔を狙ったグリーン隊も失敗。ただしリーダーは「腹が減ったから戻ってきただけ」と主張。
王者の塔を狙ったブルー隊は成功(?)。
跳躍の塔を狙ったシルバー隊は……詳細不明だという。唯一、まだ戻ってすらいないらしい。















ボロボロの有様、としか言いようが無いだろう。
こんな成果では、作戦を発案したペンタゴンでさえ、続行を主張し辛いかもしれない。

ここぞとばかりに、「そう……そうです! 作戦の中止を……」なんて、嬉しそうな顔になるウルザ。
この失敗ムードのままに、作戦が全て中止されれば、彼女的には万々歳だ。
既に出てしまった犠牲は戻らずとも、それ以上の被害は防ぐことができる。

……が、しかし、ここには無駄に前向きな男がひとり居た。
簡単には失敗を認めない、頼りになる時はものすごく頼りになるけれど、困る時はとても困る男がひとり。










ともかく、まずはサーナキアの救出だ。
弾倉の塔は一度放置して、サーナキアが行方不明になった跳躍の塔に向かうことにする。

そんな中、サーナキア救出の手伝いを申し出てきたアベルト。
他の隊のリーダーがなぜ……と思うと、ウルザの口から、ブルー隊はアベルト以外全滅していたことが明かされた。
あちゃー……。アニスの魔術に巻き込まれたのかな……?
ってことはアベルトとトランプをしていた女の子も、30点のナターシャも、セスナと交換させられたランチも、全員死んでしまったということか?
うーん、ちょっとショッキング。















隊がほぼ壊滅した以上、存続は不可能だ。
アベルトはそのまま、ランスの部下に加わることになった。

アベルトがグリーン隊に加わったことについて、ダニエルは何も言わない。
「…………」と黙り込むばかりで、返事もしなければ、反応らしい反応も示さない。何を考えているのだろう?

息子に返事もしないその姿に、ランスは「随分と厳しい親父だな」と言った。
それにアベルトは、「それがいいところですよ」とも返した。










久しぶりに再加入することになった、アベルトのステータスがこちら。
レベルは27。他の仲間よりもレベルは低かった。
ちゃんと他の仲間のレベルもメモっておくんだったな……。ウィリスが上下ランジェリー姿になっていたので、ランスのレベルは予想できる。

ステータスもそれほど目立った点はなく、現時点ではバーナードと同じくらいの『2軍前衛』ポジションってところだろうか。
SP要因としては十分に活用可能。しばらく防敵スプレーでも持っていてもらおう。