ランス6 プレイ日記081 カクさん強化祭




この時期、仲間がバラバラになっているために、戦闘メンバーすら足りなくなってくるのが普通に困る。
SPは足りないし、かといって少人数で倒すのには厳しい程度には敵も強くなってきているし……。

ヒーラーシィル&強敵麻痺係のカロリアが居るだけでも十分にありがたいのだけれど、正直決め手には欠ける。
というわけで、久々復帰のカオルにも存分に働いてもらうことになった。
貯めに貯めた(=使い損ねた)プレゼントが火を噴くぜ!

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







再びゼス首都へ











拠点画面から、重要イベント“もう一度、司令部を覗く”を選択すると、次の展開に進展する。
司令部で千鶴子たちが話していたのは、首都に孤立してしまった部隊について。
本隊を無事に逃がすための囮として活動し、結果逃げ遅れてしまったらしい。
半ば覚悟しての作戦だったろうが、彼らの今後を想うと胸が痛い……。

残った400人の名簿の中に、ウルザが見つけたのはアイスフレームメンバーの名前。
心配する気持ちがあったのは勿論だが、一人だけ、別の意味で気になっている人物の名前も混ざっていたらしい。
落ち着いてから話を付けようと思っていた相手……。
結局あいつとウルザが対等な状況下で話をできた機会は、ほとんど無かったといっていいのかな?
対等かつ冷静な場で、彼らがどんなことを話すのかも、もう一度見てみたかったようにも思う。















孤立した部隊を助けにいくことはできない、と千鶴子は判断した。
彼女とて苦渋の決断だろうし、決して間違ってはいない。
誰も異論は唱えなかったが、ガンジーひとりだけが、その場からこっそりと離れていく。
彼は王としてではなく、ただの個人として、どうしても助けたい人物の名前を名簿から見つけていた。










二度と失いたくはない大切な幼馴染、リズねえ。
しかしリズナは、言うまでもなくランスにとっても大事な女だ。
目的を同じにしたガンジーとランスは、共に首都へ戻り、逃げ遅れた部隊の救出への小規模潜入を協力して行うことにした。

ガンジーと初めての共同作業だ。
期間限定のスポット参戦とはいえ、初めてガンジーがパーティメンバーにも加わることになる。
短い間とはいえ、わかりやすい強キャラが仲間になるのはやはり熱い……!
そういう意味では、本編最終盤も超熱い。けれどそれはもうちょい先。















ガンジーはゼス首都に移動してからパーティーに加わる。
他のダンジョンに連れ出せない仕組みにするためだろう。
そのせいもあって、ともかく人数が少なァいッッ!!

えっ、マジ? マジで三人??
いやリズナたちはもちろん、別行動中の志津香やパットンたちがいないのもまだわかる。
しかし、アイスフレーム三人娘だとか、せめてタマネギくらいは居てくれてもいいじゃないか……。

人数の少なさもあって、このミッションはSPとの兼ね合いがわりとカツカツになる
戦闘ひとつひとつも長引きがちなので、時にはSP節約のためにランスひとりで『戦略的撤退』で戦闘回数を控えるなど、工夫していきたい。
マップがわりと複雑なこともあって、なかなか攻略し辛いミッションだった。















ゼス首都に入ると、先に潜んでいたカオルと合流した。
ここでもう一人、カオルが仲間として加わる。ありがたい……!
今は一人でも多くの仲間がほしい。欲を言えば、スケさんにもスポット参戦してほしかった。

カオルがガンジー直属の部下だということも、この場で初めてランスたちに明かされた。
今までの色々を考えると少し気まずいけれど、カオルは「ガンジー様は些細な事は気にしませんよ」とにっこり。
ランス自身も似たような性質なので、特に引きずることもなく、すぐに今まで通りのノリに戻った。















この地域を制圧している魔物軍には、数体の魔人が混ざっていること。
その中には魔人カミーラが総大将として来ていることなども、カオルの口から説明された。

驚きおののき、悩ましく黙り込むガンジーやシィルたち。
一方でランスだけは、内心で(まぁなんとかなるさ)とわりと軽く考えていた。

確かにランスは今まで、複数の魔人と交戦経験がある。
しかし、魔人と戦う時には、いつも魔剣カオスを持っていた。
今回は状況が違うワケだけれど……そのあたり、ランスは忘れていたのかな?
カオスナシでも、ある程度はなんとかなると楽観視しているのか。
まぁ、テキトーってだけかもしれない。







カオルの強化











ゼス首都に入ったことで仲間に加わったカオルは、ここからしばらくの間は編成メンバーに加わったままになる。
ガンジーとは異なり、拠点に戻っても強化や装備変更なども可能だ。

しばらくダンジョンを進めてもよかったのだが、ここは攻略し易さのために、一度拠点に戻る。
貯めていたプレゼントをカオルに投入して、FRボーナスをゲットしておこう。

個人的に、最優先で取っておきたいのは“居合い切り”ため時間無し
できれば痺れ追加と、鷲玉使っての攻撃戦術取得までも済ませてしまいたい。


カオルのスキル“居合い切り”は、彼女の貴重な遠距離攻撃スキルだ。
やや打たれ弱い部分もあるカオルは、“居合い切り”ため無し&痺れ追加を覚えることで、優秀な後衛の一人と化す。

後衛から敵の後衛への攻撃ができるだけでもとても優秀。
特に今進めるミッションでは、志津香・マリアといった定番後衛ユニットが使用不可能なこともあって、彼女をできるだけ強化して頼れる状態にまで持っていっておきたい。










カオルの強化などの準備を終えて、ようやくダンジョン攻略を進め始める。
ゼス首都は階層が多くてややこしい。正直探索し辛いマップだ。何度かマジで迷った。

わりと早い段階で訪れたのは、カオルが近道用にと鍵を開けてくれたハニービル。
前回は入れなかったため、これが初侵入だ。
内部には自警団を名乗る魔法使いたちが残っていた。
どうやら脱出キャンプのことも魔物が襲っていることも、何も知らずに今まで生き残っていたらしい。
情弱にも程があるんじゃネーノ……?
おそらく自分たちの正義に熱中するあまり、極端に視野が狭くなっていたのだろう。















歪んだ自警団によって、好き放題になぶられていたエリザベス。
話からするに、他のペンタゴンの仲間共々、自警団に捕まってから今まで暴力を振るわれ続けていたらしい。
クーデターが失敗してからどうしていたのかと思いきや、まさかこんな事になっていたとは……。

ネルソンたちはどうしたのだろう?
パリス学園にいたあの女……ええと、女兵士・モスナだったか。彼女みたいにこの場を脱出して、他の地域に逃げた奴も少なくはないのだろう。
エリザベスは逃げることなく、最後まで粘り続けようとした結果、こうなってしまったのかな。















ランスたちに救われた形になったエリザベスだが、感謝らしい感謝もしないまま、ひとりで去っていってしまった。
以前から少し危うさはあったけれど、いよいよヤバイ感じだ。もうどうにもならないのかもしれない。
そう察したのか、ペンタゴン嫌いだったカオルでさえも少し同情した様子だった。
ペンタゴンの人間にカオルが優しい(?)言葉を発したのは、これが初めてだったんじゃないか?
もはや苛立つ必要もないくらい、ペンタゴンは『終わってしまった』ということなのかもしれない。