ドラゴンクエストビルダーズ2 プレイ日記009 奇跡の饗宴




教会の地下室には、丁寧に宝箱に隠された種があった。
地下室は教会の裏の洞穴に繋がっていたりして、ちょっと凝った作り。
『魔物に見つからないように隠していた』感が出ている。

前作に比べると、カメラワークが随分と見やすくなったように思う。
特に屋内での感覚が全然違う印象だ。

前作の頃は、“屋内型ダンジョン”ってだけでも非常に見辛いし道もわかり憎いしでイライラの素だった。
ダンジョンの作り自体が見やすいサイズ感になっているのか、それともカメラシステムが改善されたのか……。
何にせよ、ありがたい。本作はわりと屋内ダンジョンや洞窟内などを進む機会も多いので、前作のような視点&カメラでは今頃私は発狂していただろう。

 







ビルドレベル4

拠点の仲間たち










ビルドレベルが「4」に到達!
『MAX』とも表記されている。
これ以上レベルアップはしない、ということかな?
ハートを貯めてもこれ以上の変化がないのかと思うと、ちょっと残念かもしれない。
住民が食事をしたりトイレに行ったりして、ポロポロ生み出していくハートを少しずつ集めていくのは結構楽しかったんだよな。コツコツ積み重ねていく感じが、日々の小さな喜びになっていた。

「住人たちがとてつもないモノづくりにめざめそうだ…!」という表記もちょっと気になる。
今までも畑での作物作りや料理には目覚めていたけれど、更に先の段階があるのだろうか?
前作では部屋レシピとして工房系を作ると、家具や建材作りの手伝いをしてくれたけど、今作でもそういったことをやってくれたりするのかな?










いつも通り、ビルドレベルが上がると同時に、新しいモブ農民(麦わら帽子)たち数人が拠点にやってきた。
定番の流れで、最初に来た当時は「物作りなんて認められない! だからしばらく監視させてもらう!(畑を耕す)」などと言い出すモブたち。
そんな彼らを説得するように動いたのは、前からいたモブ農民たちだった。
「見わけがつかねえかもしんねえども…」と自分で言い出してて草。自覚あったんだな。















すっかり拠点に馴染んできたリズ&ソフィ姉妹。
リズは「からっぽ島に一緒に行きたい!」と言い出し、ソフィは「いつか大都会のムーンブルクに行ってみたい」と夢を語った。
最初から考え方が柔軟だった妹のリズだけでなく、ソフィも随分心に余裕が出てきた感じだ。うんうん、良いことだ。

そして気になるのは、『大都会ムーンブルクの件。
詳しくは知らないけれど、ムーンブルクといえば、ドラクエ2でも登場した場所だ、王女がいるところだ。
ああでも、滅亡したんだっけ? ああでも、ドラクエ2のエンディング後なら復活しているのか? ああでも、この世界はドラクエ2のエンディング後とは微妙に状況が異なるようだし……うーん、うーん。

……要するに、現時点だとよくわからん!
わからんけれど、一般住民であるソフィが知っている程度には、『大都会ムーンブルク』は知名度もあるし、おそらく存在しているのだろう。
……存在しているんだよな? 知らないうちに滅亡してた、なんて可能性もなくはないかもしれないが。







種集めで足踏みの日々





必要な種は全て揃った。
あとは「250マス分の畑を作る」ことさえ出来れば、マギールさんからのミッションはコンプリートになる。

……しかし、それがなかなか大変だった。
250マス分の畑のためには、それだけ多くの種が必要になる。
今までコツコツと集めていた種では全然足りなかったため、種探しに島中を探し回る羽目に陥った。トホホ。















最終的には拠点を襲ってくるアリ退治やババンゴの実除去などで、せっせと種を必要個数まで集めることができた。
大変だったし、なかなか時間もかかった……。足踏み状態の日々は、ちょっと辛かった。

そして、種を集めて四方八方を探索する中で、新しいビルダーパズルも発見してはクリアしていった。
これで、モンゾーラ島の地表にあるタイプのビルダーパズルはほぼコンプしたかな?
複雑な場所や洞窟にあるパズルは見つけられていないかもしれない。







約束の収穫祭

たくさんの野菜










最後の種だ!
これを植えた……その直後、ついに『ミッションたっせい!』となった!!

長かった……!
リアルに二日くらいかかったぞ……!
モチベ維持に一抹の不安を覚える程度には面倒くさかった……!!










マギールさんに与えられたミッション『大農園への道 その2』をコンプリートしたことで、更に大樹が成長!
立派な姿に成長することができた。
これでマックスなのかな? もう一段階くらいはありそうな気もする。







美しく整地した拠点










大農園の完成と大樹の成長を記念して、ついに収穫祭を開ける環境が整った!
チャコに話しかけると、「さっそくひらいていいですか?」と問いかけてきた。

フフフ……良いぞ、準備なら出来ている。
この時のために、私はコツコツと拠点の整地を進めてきた!
畑も美しく整っているし、デコボコだった地面も平らにならしておいた。
更に更に、マドハンド狩りでかき集めた草原の素で、大樹の周りの泥も美しい緑に変えておいた!

完璧……! ほぼ完璧だ!
美しい大農園、ほぼ完成といっても過言ではないだろう!!(フラグ)















収穫祭が始まる直前に、チャコもまた、「からっぽ島に一緒に行きたい」と申し出てきた。
リズに続いて、二人目だ。もちろんオッケー! 嬉しいよ!
一緒にからっぽ島に行って、生活しつつ開拓を進めていこうぜ!

いやー楽しみだなぁ。
前作ではそれぞれの章の住民とは、最終章での特別な再会を覗いてはほぼそれっきりだった。
その別れの寂しさもまた、物語の味としては美しかった。けれどやっぱり、寂しいものは寂しかった。

まだまだわからないけれど、『仲間を集める』というのも目的だった以上は、モンゾーラで出会った住民のうちの何人かは一緒にからっぽ島に移住してくれるんだろう。
共にそれぞれの島で頑張ってきた仲間と共に、これからも暮らせると思うと嬉しい。
ビルダーズ1から2への進化点のひとつであり、大きな魅力だ。

……だがそれも、収穫祭を終えてからだ!
さぁ、待ちに待った収穫祭を始めよう!!







奇 跡 の カ ー ニ バ ル 開 幕 だ










邪教の宴だアアアァァァァッッッ!!!
ややや、やはりビルダー教は狂った邪教だったんだアアァァァッ!!!















呪いのマスクをかぶり、狂ったように鍬を振るい続ける村人たち!
誰が誰なのか、ほぼ見分けがつかない!!
あ……頭がおかしくなりそうッッ!!
ハーゴン教より、よっぽど狂っているッッ!!!
やはりビルダーは危険な存在だったんだ!!















ドン引きしつつ爆笑しているプレイヤー心理を放置して、ヒャッハーしまくる農民たち。
奇声を上げながら鍬を振るい、作物を刈り取り、喜びの雄たけびを上げていく。
狂ってやがる……!
この農園、狂ってやがるよ……!!

まさか、待ちに待った収穫祭がこんなにも異様な光景を曝け出す奇祭だなんて想像もしていなかった。想像できるか。
なんということでしょう。わけわかんねぇよ。大草原不可避。










……と、そんな中でシレッと混ざっている幽霊が一匹。
話しかけてみると、前回に教会で出会ったゴーストだった。
「収穫祭が開かれたら遊びにいく」という約束を、ちゃんと守ってくれたらしい。
遠いとこまで、わざわざ来てくれてサンキューな。
どう、楽しんでるか? 引いてない? 俺はちょっと引いてる。















どうやらモンゾーラの価値観からすると、呪われたカボチャマスクを被って鍬を振り回しながら奇声を上げる行為は「すばらしい」らしい。
そうか……。これもまた、宗教や土地柄による価値観の違いってやつなのかもしれないな。勉強になるなーッ!!

大喜びのゴーストは、「ここに住みたい」とまで言い出した。
みみずんとマギールさんに続いて、第三のモンスター住民だ! 元人間だけど!
他の住人には見えないらしいけど、マギールさんたちにも見えないのかな?
ちょっと寂しい気もするけれど、ゴースト本人的には、みんなを見守るだけでも楽しいし幸せなのかもしれない。

そのうちコイツの墓(鉄のぼひょう)を、拠点に運んできてやろうかな。
そのほうが寝心地が良いだろうし。