ドラゴンクエストビルダーズ2 プレイ日記017 黄金郷を夢見て




新章開始!

モンゾーラに続く、二番目の土地・オッカムルは鉱山と砂漠とあらくれの島。
酒・金・女! と、ちょっと俗っぽいというか、オトナっぽい場所でもある。「ぽい」だけで、別にそこまでオトナではない。

モンゾーラの住民たちは脳みそが野菜で詰まっている根っからの農耕民族だったが、オッカムルはわりと欲望が明け透けな感じだ。島が変われば、随分と雰囲気も変わる。
愛? 恋? チッ、くだらねぇな……! そんなことより物作りしようぜ!

 







第二の島、オッカムル

新しい島へ





新しく見つかった大きな島、『オッカムル』にいよいよ出発だ!
出航の直前になって、皆が見送りにきてくれた。
ルルだけでなく、チャコ達も! 一緒に暮らしている仲間って感じで嬉しいな。

最後にルルが「島のみんなを監督しておくわ」とリーダー気取りだったのはやや気になるが、まぁルルはいつもそんな感じだ。放っておこう。
オッカムルで見つかるであろう、新しい素材や新しい道具、レシピ……そして新しい仲間について考えていると、ワクワクが止まらないぜ。
さぁ……行こうか!







財宝ザクザク島(?)、初上陸










うずもれた黄金郷、オッカムル!
ちなみにモンゾーラのサブタイトルは『5つの野菜がみのる島』だった。

しろじいの言葉といい、島のタイトルといい、現状ではなく過去・願望を語っている可能性が高いので信じるのは危険だ。
まず間違いなく、金銀財宝はそう簡単には手に入らない。溢れかえっているわけがない。















上陸してまず目に入るのは、岩場と砂漠。そして壊れた線路のようなもの。
モンゾーラでは見かけなかった、サボテンの姿もある。

やはりイメージ的には、前作第三章のマイラ・ガライヤに雰囲気が近いのかな?
サボテンは貴重な食料になると読んで、こまめに収集しておこう。
砂漠に囲まれた土地となると、作物も育て辛そうなイメージだしな。







ヒロイン候補との出会い










オッカムルはやけ地震が多いようで、ふとした瞬間に砂地に穴が空いて、落っこちてしまった。
上陸したてで所持アイテムも少ない今、なかなかの大ピンチ。
まだサボテンくらいしか持ってないぞ!

砂地はまだしも、地面の少し深い部分になってくると、ブロックは全て固い素材になってしまう。
からっぽ島でも困っていたが、ここでもやはり、固いブロックが俺たちの邪魔をする……!

穴の中で困っていたら、どこからか知らない女性がやってきた。
落ちていた主人公たちに気付いて、積んで階段を作るためのブロックを投げ入れてくれる。フツーはロープじゃねぇの? まぁいいか。















助けてくれた女性は、ペロと名乗った。
見ず知らずの人間を助けてくれる優しい女性……と思いきや、いきなり「さよなら よそ者さん」とは素っ気ない。
それとも、長居する危険性の方を指摘して、主人公たちの身を案じてくれているのだろうか?

事情を話し、主人公がビルダーであることを打ち明けると、ペロは少し悩んだ後に「あなたが本当にビルダーなら たのみたいことがあるの……」と言い出した。
これはチャコの時と同じ流れとみた……!
なるほど、これからも毎回(毎島)、最初にその土地のヒロイン的存在と出会って、拠点に案内されるパターンなんだな。わかる。わかっちゃうんだよなー!







オッカムルの鉱山街

さびれた街の住民たち










予想通り、ペロの案内で拠点と思われる場所まで連れてこられた。
どうやらここは鉱山入口に近い“鉱山街”だったらしく、奥にはつぶれたバーの跡地のようなものもあった。

ヒロイン・ペロの夢は、『鉱山を復活させて、ここを活気あふれる鉱山街にする』こと。
モンゾーラでの夢は大農園だったが、今回は活気あふれる鉱山&街が最終目標ってことか。
大農園とは違って、最終的なビジョンがいまいち見え辛いが……ま、なんとかなるだろう。
とりあえず、まずは辺りのチェックと、ペロ以外の住民との挨拶から始めてみる。















拠点中央の高台で、項垂れていたあらくれ二人。
この場所……ちょっと怪しいな。モンゾーラにおける、大樹ポジションみたいなニオイがする。
前回の過ち(洪水)を繰り返さないためにも、この辺りは下手に手を加えないように注意しよう。
……つーか、手を加えないほうがいい場所なら、その辺りは全体的に破壊不可能にしておいてくれよな! まったくもう!

さておき、二人のあらくれの名は、それぞれミルズマッシモ
どうやらこの土地も、既にハーゴン教団に支配されているらしい。
ビルダーはここでも忌避される存在……というより、コイツらはビルダーを“ボディビルダー”とゴッチャにしてないか?
あらくれは、やはり脳にも筋肉しか詰まっていないんだろうな。平和で幸せな生き物。















次に出会ったのは、つぶれたバーの前に座り込んでいた中年二人。上半身裸がカルロ、服を着ているのがアーマン。アーマンはペロの父で、このバーの持ち主だったらしい。

どうやらペロは、父親の為にも、街とバーを復活させたいと考えているようだ。
またもベタなツンデレみたいなことを言っていた。
ビルダーズ2では、各町に一人はベタなツンデレを配置している可能性。

あらくれ二人とは違い、アーマンとカルロは、わりと真っ当に“ビルダー”という存在に抵抗感を覚えている様子だった。
しかしペロは、堂々とハーゴンのおしえなんて これっぽっちも 信じてないわ」とまで言い切る。
教団に支配されている土地で、なかなか大胆な事を言う女だな。
そんな言動では、集団の中では村八分にされないだろうか……とも思ったが、少なくともこの鉱山街に残った男たちは、全員がペロに好意的な感情を向けているようだった。
外見より、ずっと強かで“世渡りが巧い”タイプなのかもしれないな。あなどれない女ッ……!







オッカムルでの物作り





さて、まずはペロに望まれた“酒ダル”作り……って、うわあああああ!!??
木材ひもが『無限』だあああああああ!!!!????

今の今まで、てっきり『無限ボーナスはからっぽ島に限る』と思い込んでいた俺氏。福利厚生が行き届きすぎているビルダー生活を前にして、腰を抜かす。
いやいや、優しすぎるだろう! こんなの……こんなの……物作り、やりたい放題じゃねぇか!!
さすがにそろそろ、俺も本気で喜んでしまうぞ? いいのか? おおはしゃぎするぞ??

これにはわりと本気で驚いた。そして、ジメジメ島&フサフサ島のボーナスをコンプしてきて良かったなぁと再確認。
オッカムル解禁直後には、興奮のままに次章に進んでしまいたい気持ちと戦って、悩んだ結果しばらくからっぽ島の開拓を進めることに決めていたけれど……あの選択は間違っていなかった。というか、大正解だったんだな。















作った酒ダルで作ったのは、新しい料理・ルピーラ
酒ダルでは、主に飲み物を作ることができるらしい。となると、モンゾーラでのあの野菜やこの野菜も、新しいジュースやカクテルになるのかもしれないな……。
うおーっ、からっぽ島に戻らせてくれ! 野菜を、野菜を持ち込ませてくれぇッ……!

ルピーラを作ると、ペロは驚きながら喜んでくれた。
しかし他の住民たちは、モンゾーラのソフィのように『飲み物作り』をも禁忌としているらしく、驚きと喜びと恐怖の間で揺れていた。

混乱のあまり、頭を抱えて大声で密告するマッシモ。
こ……この、裏切者……ッ!?
許せねぇ。密告者は抹殺だ。吊し上げろ! 裏切には制裁を!!















マッシモの密告に、ハーゴンが応えた!?
……ワケでは、なさそうだ。

正体不明の謎の声が、ビルダーを呼ぶ。
坑道の方から聞こえるということで、ペロに促されるまま、声の主を探しにいくことになった。
恐怖もためらいもないペロがどんどん進む一方で、坑道に近付くだけでもビビりまくりのマッシモ&ミルズ。
チキンどもめ……。その筋肉はやはり見せかけか? 肉襦袢か?















砂山に埋もれていたのは……うおっ!?
ゴ、ゴーレムじゃないか!
前作第一章のボスでもあり、メルキドの守り神でもあるゴーレムだ!

モンゾーラやからっぽ島では見かけなかったので、本作で出会う初ゴーレムだ。
しかし、サイズとしては小さめ……か?
座った状態で、人間の倍くらいのサイズなので、ボスレベルの超大型って様子ではなさそうだ。

だが小さめとはいってもモンスター(?)だし、気安く近付くのは危険かもしれない。
そんな周囲のためらいを物ともせずに、ガンガン相手とコミュニケーションを取り始めるペロ。
よくわからねぇけど、ともかく器のデカい女だ……!
人間が出来過ぎていて、ちょっと怖いくらいだぞ!?
さすがはあらくれのアイドル兼恋人兼妹兼姉貴兼姪兼母親兼やすらぎ兼かがやき兼夢兼キボウ……!?