FGOイベント 徳川廻天迷宮 大奥 プレイ日記06 柳但の新陰流は最強なのだ



柳生但馬守宗矩が、シリアス系イベントでメイン枠を張ったのは今回が初めて……だったか?
剣豪シナリオ以来と言いたいところだが、『史実を生きた柳生』としてのシリアスな出番は初に近いか。先日の幕間の件もあって、感慨深い。

コメディ系イベントで意外とお茶目な姿を見せることはちょくちょくあったが、今回は茶目っ気ありつつも基本的にはシリアスな空気。
本人も本領発揮、という感じで、とても格好いい。
心身共に強くて頼りになって渋くて……と、柳但の魅力大爆発だ。こんなの惚れないわけがない。




※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています





花札の不思議パワー




HP30万オーバーの相手でも……轢けば、タヒぬッ!

イベント礼装は未交換&未装備だが、バフられた騎ん時の手にかかればアッという間に事は済む。
相変わらずの反則性能……。今回は日本に縁のあるサーヴァント(の一部)には攻撃UP特攻も付与されているので、なおさら強い。

……しかし、イベント全体でいえばまだまだ序盤。
攻撃力UP礼装があることも考えれば、中盤以降は更に敵のHPが増えていくことが予想される。
今後も『戦闘三人縛り』が続くようであれば、苦しい戦いになるかもしれない。
第二部第三章クリア前提なイベントだけあって、難易度は高くなりそうだ。

そういえば、なぜ『戦闘三人縛り』になっているのだろう?
カルデアのサーヴァントが囚われている影響か……?









主人公とキアラが巨大ゴースト“楔ノ十三”と戦っている間、シオンは柳生の『柱化(?)』を防ぐために試行錯誤してくれていた。
解析はできたが、道具が足りない。万事休す。

……と、そんなピンチの場面で、待っていましたと言わんばかりに放熱を始めた例の“大奥花札”
“大奥花札”を術式の動力にすれば、イケるらしい。よくわからないけれど、ともかくヤッター! ラッキー!?

ありがたい効果ではあるが、“大奥花札”の謎が解けたわけではない。
なぜこの花札は、大奥属性に通じているのか?
何がどうして花札が生まれて、なぜ落ちていたのかetc……疑問は増えるばかり。





柳生但馬守宗矩の無刀取り




無事、柳但の解放に成功した!
柱化から抜け出し、普通通りに立ち絵も表示されるようになった柳生但馬守。
相当消耗しているだろうし、決して万全の状態ではないだろうに、早速主人公たちに協力してくれた。
ヒューッ、格好いい! 渋い!
柳但が味方側に居る安心感と安定感、相変わらず半端ねぇな!









“無刀取り”の披露に、キャッキャと騒ぎ立てる女性陣がキュート。
感激です、と笑顔で語るキアラがまた、珍しくてイイな……。
ミーハーな少女っぽさもありつつ、戦闘技術を学びたがるところに『こう見えても肉体言語系聖職者』っぽさも見えていて、なんともキアラらしい。

キアラの満面の笑みは状況によっては『綺麗な笑顔で恐ろしいことを平然と語る』表情にもなるが、今回のイベントでは純粋に楽しんでいたり喜んでいたりする場面での使用が多い印象だ。
同じ笑顔でも、ちょっと子供っぽい印象が強まる。
うーん……かわいい……と、俺氏デレデレ。









放った女中は倒されて、捉えていた柳生も解放されてしまった信綱。
悔しさや未練は表にせず、そのままスッと姿を消してしまった。

最後にパールヴァティーは、カーマの目的について彼に問いかける。
その問いに彼は、「興味はない」と言った。知らないのではなく、知ろうとする気さえない……のか?
信綱が今回の事件についてどこまで知っているのか、どこまで関わっているのか、未だによくわからないな……。





仲間が増えたよ






信綱は逃がし、カーマの目的や特異点の謎もまだわからないまま。しかし新しく得られたものもあった。
“迷宮大奥”の材の真実や、“大奥花札”の性能の一部を知られたこと……そして何より、カルデアの仲間である柳生但馬守宗矩を救うことができた。それが一番大きい。
間違いなく、最高に頼りになるサーヴァントだ。本当に間に合ったよかった。


……それにしても、特異点とはいえ生前に関りのあった場所と時代に呼び出されるとは、宗矩にとっては複雑な状況だろうな。
本人が冷静で落ち着きのある人物なのでわかり辛いけれど、かなりややこしい状態だと思う。エミヤあたりならわかるだろう。










先ほど倒した大型ゴーストタイプの名前は“楔ノ十三”だった。また楔。
案の定、例の印籠をまたも落としている。記された名前は『家定』。13代目将軍。

……さすがにそろそろ見えてきた。“楔”と『将軍』の数字は繋がっている。
いきなり13に跳んだ様子からして、楔のゴーストと将軍はカウントダウン方式ではなく、数字はバラバラに出現しているようだ。

このまま歴代将軍オールスター勢揃いになるのだろうか?
だとして、その意味は? 印籠の正体、そして印籠スキルとは一体何なんだ?







今回の『混ざり合った囁き声』は、将軍の体の弱さや異人の来訪について語っていた。
それに対して『甘い女の声』は、「優しさを愛しましょう」と耳心地の良いことを言いつつ、将軍に逃避を促しているようでもあった。

まだ『甘い女の声』が敵やカーマと決まったわけではない。が、間違いなく怪しい。やはり危険な存在に思える。
しかし……主人公にしか今は聞こえない、彼らのやりとりは、いつ・どこで起きたことなんだろう?
現実(≒史実)で起きたというよりは、特異点だからこそ生じた異物なんだろうか……?





第二階層へ






柳生を仲間にした部屋から間もなく、“第二階層への階段”が現れた。
迷宮は複数の階層になっているようだが、何階まであるのかはわからない。先は長そうだ……。

第二層は、イベント開始日の翌日18時から解禁された。
今回はイベントトップページでは『シナリオ解禁予定日・時刻』は記載されていなかったと思う。
全何層なのかや全何節で完結なのか読めないのは、予想できないのことにワクワクもするけれど、心落ち着かず不安でもある。







第二層最初のシナリオは、「~ 少し前 ~」エピソード。
プレイ日記03 物を大切にしよう」でも見られた、新所長側の物語の続きにあたる。どちらにせよ、時系列としては過去の話だ。

さほど強くはない女中相手に、どんどん戦って迷宮を進んでいく新所長。
疲れは見え始めているが、精神的にはまだ元気そうだ。
戦闘での勝利が続いていることでやや調子づいてはいるけれど、この時点ではまだ妙な洗脳の気配はない。









……と思いきや、イヤ~な感じの展開。
突然女中たちが、新所長のことを“お殿様”扱いし始めた。

「今までの奴らとは違い」という新所長の台詞からして……この過去の新所長も、主人公と同じく“第二階層に踏み入った”ばかりなのかな?
だから女中の様子や反応に変化が出たのかもしれない。
しかし、迷いっぱなしの新所長自身は、階層の違いに気付いていないのかもな……。









戦いを避けるのに丁度いいと、女中たちの勘違いを利用することにした新所長。
うーん、ヤバそう。ヤバそうな匂いしかしない。

敵である女中たちの考えに乗ってしまった、という行為自体も危険だが、“お殿様”というワードもメチャクチャまずい気がする。
デンジャーデンジャー! 徳川ゴルドルフに一直線な予感!


ここで気になったのが、新所長の台詞内で「気持ちのよい」という言葉が強調されていた点。
おそらく新所長は駄目な道を進んでいる。バッドルートをまっしぐらなんだろう。となると……『バッドルート≒気持ちよくなる』こと、って設定なのか?

気持ちいい、とか言われるとどうしても考えてしまうのは、今まさに主人公と行動中の魔性菩薩。
彼女もまた、自分が気持ちよくなるために云々って感覚を抱いていたっけ……。
もっとも、彼女の場合は「自分だけが」気持ちよくなるのを求めていたのであって、今回の新所長の状況とはちょっと違うか?





春日局の理解の速さ




第二階層を進んでいく、主人公一行。
柳生但馬守宗矩を仲間に加えたことを機に、春日局に対して、今までよりも深入りした事情を告げる展開になっていた。
柳生を始めとする人理の英雄。サーヴァント。カルデア。世界を護るための戦い……。今までのように、「天竺の女神御一行」として雑に誤魔化すわけではなく、きちんと話をしたらしい。

結果、春日局の態度は、今までと変わりなかった。
一般人にとっては信じられないような事情であっても、理解がしきれずとも、ある程度正しく把握してくれる。
先日もキアラが内心褒めていた通り、やはり春日局は凄い人だ。







春日局が語る、彼女の視点から見た茶々。淀君。
……事前に今回のイベントタイトルに“徳川”と付いていた時には、茶々の出番もワンチャンと勝手に期待していた。しかし今のところ、その気配はない。
ちょっと残念……。アヴェンジャー淀君、ぜひまた来てくれよな。









なんて……話をしていたら、ロボ女中襲来。
早速戦闘かと思いきや、雰囲気が違う。プレイヤー目線では、先程見かけた新所長達のやりとりが重なる場面だ。









女中達の様子の変化に、注意を促す柳生。
それに応じつつ、またキアラは密かに“品定め”めいたものをしていた。
信綱といい柳生といい、固い相手には燃える性質。
特に柳生は、キアラが本気を出した上でもそう簡単には揺るがないタイプだろう。
腕が鳴るな。









あえて相手の話に乗る、という手もあったが……春日局の強い意思もあり、『お殿様ではない』という方針を貫くことになった。
そのやり方が正しかったのか否か、主人公たちにはわからないだろうが、プレイヤーにはわかる。おそらくコレで正解だ。
楽な道に安易に進む方が、危険は大きいのだろう。新所長という反面教師を、我々プレイヤーはよく知っている。