ランス6 プレイ日記107 恐怖と狂気の『カチンコチ×××作戦』




タイムオーバー狙いで粘るとか、時間制限があるとか、そういう制限系に私はすごく弱い。
精神的に追い詰められてガッチガチになってしまい、しょーもないミスを起こしがち。セーブが許されないと尚更。
なので……『カチンコチ×××作戦』は、わりと致命的に苦手な状況だった。ユキちゃん怖い。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







寒すぎる地下水路











ダンジョン内を進んでいくと、徐々に気温が下がってきた。
カロリアのムシ・あげは曰く、途中で計った際は8度弱だったが、現在地はマイナス2度。
もはや迷宮自体が氷で覆われたような有様に変化している。背景も、見るからにキンキンに冷えてやがる。

資料に無かった異常気象に困惑しつつ進んでいくと、“湯気”を発見。温泉だ。
距離は近く見えるが、辿り着くためには大きく迂回する必要がある。
それでも行こうとランスが意気込む中で……。















ウロウロしていたユキちゃんと、バッタリ遭遇。
いきなりのバトル展開かと思いきや、上司に報告を優先したユキちゃんは、その場からさっさと居なくなってしまった。

この異常な寒さは、どうやら魔人サイゼルに原因があったらしい。
まだ詳細は語られてはいないが、前回の流れを考えるに、『謹慎場所』がこのダンジョンってことになるのだろうか?
うーん、お互いについてない。特にサイゼル。







マジックの決意











そんなちょっと緊張する状況の中で、何かを決めたらしいマジック。
彼女からの誘いの言葉にランスが妙な期待を抱き、こんなタイミングではあるが、拠点に一旦戻ることになってしまった。


マジックなりに真面目に考えた末の行動なので、こうツッコむのはちょっとかわいそうな気もするけれど……そ、「そんな場合」じゃねくね??
魔人対策とかマジノライン奪還への不安とか王族としてのアレソレとか……オトコとオンナについての問題より、考えるべきことはいっぱいあるだろ!?

……しかし、マジックだけでなく国王ガンジーもこの手の話題にはノリノリなので仕方がない。ランスなんて言うまでもない。
恋愛脳というか青春脳というか……ランスはエ□脳でしかないけれど……ともかく、ダメだこりゃ。そりゃゼスも崩壊しますわ!















……と、一応厳しいことも言ってみたけれど。実はこれ、エ□ゲなんだよな。
規模が大きい&話が壮大なのでたまに錯覚しそうになるけれど、ジャンル的には美少女ゲーって奴だから!
公式のジャンル名は『この業界における正統派RPG』。

つまり、女の子がかわいければそれで良いとも言える。
正直、このあたりのマジックは面倒くさいし駄目な子でもあるのだが、スッッゲーかわいい女の子でもある。










渡された大学ノート6冊。
やり方は頭でっかちで、色気もなくて、自分勝手だ。
ランスでなくても、こういうやり方には怒るだろう。
アレックスあたりならば受け入れるかもしれないが……それでは、マジックも成長できないしな。

今回の件については、ランスの対応は決して間違ってはいなかった。
むしろ正しかったとも思える。















リズナに背中を押されて、フォローするだけの器も見せるランス。
結構怒っていた空気だったので、ランスはもっと不貞腐れるかとも思ったが……良い流れだ。むしろ大人として、マジックの幼さをカバーしてやっていた。

喧嘩したままで終わりになるのも、それはそれでマジックには良い薬だったかもしれないが、無事に仲直りできたのはやっぱり安心できる。
何にせよランスとのやりとりはマジックにとっては新鮮なもので、成功しても失敗しても、全ては良い刺激と発見になっている……ような気がする。















まだまだ噛み合っているとは言い難いようにも見えるが、これはこれで、良い関係に見えてきた。
つーかこのシーンのマジック、超かわいい。
勝手だし面倒くさいし真面目過ぎるし、厄介な女の子でもあるのだけれど、とても純粋で一生懸命なことも物凄く伝わってくる。
なんだかんだで最後まで折れないところとか……ホンットややこしくて扱い辛くて、スッッゲーかわいい。







ユキちゃんの罠











マジックとのイチャイチャタイムも終わったので、ダンジョンに戻ろう。
道の途中を塞ぐように現れたどす黒いボスアイコン。奥にもチラチラ見えるのが、また不吉。

ボス戦を覚悟するが……現れたのは魔人サイゼルではなく、使徒ユキちゃんだった。
冒頭で見つかった時は上司の報告優先で退場したユキちゃんだが、今回は向こう側から積極的にぶつかってきた感じだ。肝心の上司の姿も傍には見当たらない。
久々にユキちゃんとの直接対決だ。しかし想像以上に歯ごたえもなく、あっさりと勝ってしまった。スクショも忘れた。










ガキは趣味ではない、と言っていたランスだが、ユキちゃんに乗せられて、お仕置き突入。
これは明らかにユキちゃんの罠っぽいのだが、それに気付くランスではない。
イベントCGのユキちゃんは、立ち絵より少し大人っぽい。外見だけなら高飛車系魔法少女(ライバル枠)って感じがする。

……しかし、やっぱり罠は罠。















使徒ユキの恐ろしき策略ッ!
『カチンコチ×チン作戦』、炸裂ッ……!!!


なんて酷い。
なんと恐ろしい事件だったんだ。
シンボルクラッシュの危機に、ランスはもちろん、見ている男性陣も引いていた。怖すぎるしエグすぎる。ひぃひぃ……。

騒いでいるうちに、頭部だけになった生首ユキちゃんは居なくなっていた。
おそらく最初からコレこそが目的だったんだろう。
「上司のサイゼル様の命令なんですよ?」と言っていたけど、独断な気がする。
戦闘であっさり負けたのも、全て作戦の内だったり? うーん出来る使徒。







温泉に急げ!











局部を安全に回復させるため、以前見かけた“温泉”を目指す!
しかし、この状態のランスは戦闘には参加できない
温泉に辿り着くまでは、完全に使用不可能な状態になってしまう。

雑魚戦だけならばまだ良いが、状況的にはヤバい。
こんな時に魔人に会ったりしたら……。















って時は、まぁこうなるわな!

全部ユキちゃんの計画通りなんだろう。
あー怖い。あの使徒怖い! 危険すぎるよ!


前回のMボム作戦の時とは異なり、ランス(魔剣カオス)の参戦がない以上、サイゼルには一切のダメージを与えることができない

幸い、5ターンでタイムオーバーになるイベント戦だ。……が、5ターンはわりと長い! 結構キツいぞ!
カロリアの『硬質変化』等で粘るしかない。

『硬質変化』はタイムオーバー狙いの際には最良のスキルなのだが、敵の素早さやクリックミスでの事故がちょっと怖い。
私がビビりなだけかもしれないが、どうしてもカロリア一人で挑戦する勇気が出ない。結果、犠牲が増えてしまうという愚かな展開。ヒィヒィ……!

しかも、ここからサイゼルとのイベント戦は4回も起きる。
更に、“お帰り盆栽”での拠点帰還やセーブもできない
うぐぐぐ、辛ぇ……辛ぇよぉ……!