ドラゴンクエストビルダーズ2 プレイ日記036 三号房の囚人達の変化




最初ツンツン、仲が良くなってくるとデレる。
モンばあは昔懐かしいタイプのツンデレヒロインだった……?

冗談はさておき、『エッチなほん事件の身代わり』を機に、三号房の仲間たちとグッと心の距離が縮まったのは嬉しい。
モンばあ以外のほぼモブな奴らのことも、なんだかんだで気に入ってきた。どいつもキャラが立っている。

 







ちょうばつ房の朝

牢屋で迎えた朝










ちょうばつ房での夜に、シドーは嫌な夢を見た。その夢の意味は、今はまだわからない。
シドーもあまり考えたくはないのか、主人公に打ち明けたり相談することもなかった。
……そういえば、“謎の声”のことなども、ほとんど主人公には相談していないのだろうか?
心配をかけまいと、主人公やルルに気を使っているのかもしれないが、ひとりで抱え込むことにならないかは少し不安だ。

ともかく、夜は明けた。
初犯だったからか、一晩で許してもらえるらしい。
地下道と繋がっている独房にも、今日は戻らせてもらえるようだ。よかったよかった。
あの独房に戻らないことには、シドハルトやヤス船長と連絡も取れないからな。







ちょうばつ房のおおきづち










ちょうばつ房入りを受け入れたのは、ここに居るというおおきづちの様子を見るためでもあった。
ハーゴン教団に属さない、凶暴なおおきづち。ちょうばつ房内の牢のひとつに囚われて、室内で暴れまくっている。
モンゾーラで出会ったおおきづちとも、からっぽ島のしろじいとも随分と雰囲気が違う。こんな環境では、荒んでしまっても当然か。

あのおおきづちを仲間にすれば、地下道を掘り進める手伝いをしてもらえるかもしれない。
そのために必要なものは“まもののエサ”“ちょうばつ房のカギ”だ。少しずつ色々と見えてきた気がする。







三号房の仲間たち

囚人たちの変化










まだ日は長い。
独房に戻るまで時間もあるので、まずは三号房の仲間たちに話を聞いていく。
キャベツ畑炎上事件の時はギスギスピリピリしていたが、主人公たちが“エッチなほん”の件で他の囚人を庇ったことがきっかけになって、少しだけ空気が変わったような感じだ。
真犯人だったあらくれモドキは主人公たちに強い恩を感じていたし、色黒チャラ男も当たりが柔らかくなった。

そして特に気になったのは、黒髪ハンマーの変化だ。
この間までは女神像の破壊をきっかけに、半分以上ハーゴン教団の色に染まっていたような感じだったけれど、雰囲気がガラッと変化した。
主人公たちに感謝する姿を見ていると、コイツもまだ戻れるのかもしれない……と思う。















モンばあも、主人公たちのことを心配してくれていた。
庇った件を感謝して、無事に戻ったことを喜んでくれる。素直に嬉しい。
最初に話をした時は邪険に追い払われていたのに、こちらも随分と雰囲気が変わった。

主人公とシドーが来たことで、三号房の空気が全体的に良い方向へと変化しているのが実感できる。
できればモンばあたちも、一緒に脱獄させてやりたいけど……さすがに難しいのだろう。







今夜の計画の準備

まもののえさを作ってみよう










モンばあは、ちょうばつ房のおおきづちのことも知っていた。
元々は良い子だったのか……。そんな奴があんなに理性を失って凶暴になり果てるとは、やはりココは恐ろしい場所だ。
意外とほのぼのしたり、ユルかったりする部分も見え隠れするけれど、監獄島は本当に危険な場所なんだよな……。

おおきづちを仲間にするために、まもののエサのレシピをモンばあに教わり、作ってみる。
このフライパンはまもののエサを作るためのフライパンだったのかよ!?
野菜いため、メチャメチャ作っちまったじゃん。口の中に枯れ草混ざってないか? ペッペッ。







ちょうばつ房へのルートチェック










おおきづち(生)とすり替えるために、かわいいおおきづち人形”も製作。
見張り台の修理を頼まれたついでに、今夜の計画のための移動ルート確認も行う。準備万端だ。
ところでシドー、内緒話は看守の居ない場所でやらないか?















見張り台から、監獄島の様子を確認している時……シドーが、面白い話をした。
確かにシドーの言う通りだ。この監獄島だって、見張り台だって、“物作り”の結果に違いない。
色々と理由を作って誤魔化しているようだが、“破壊”だけでは教団も立ち行かないし、モンスター達も生きてはいけない。

そんな現状について、シドーはハーゴンのヤロウの おしえとやらは 全然 いきとどいてないんじゃないか?」と語った。
前回の夢が現実とは限らないが……もしあの夢と同じように、ハーゴンが実在しない(?)のならば、おしえが弱まったり曲解されていくのも不思議ではないだろう。
だがそれだけではない、もっと根本的な『歪み』があるようにも思える。







囚人たちのアドバイス










あとは夜になったら、『おおきづち仲間作戦』を決行だ!
その前にもう一度、三号房の連中に声をかけると、また新しい話を聞くことができた。

ちょうばつ房の穴を教えてくれたり、看守を誤魔化すコツを教えてくれたり……それぞれ、少しずつアドバイスをしていってくれる。良い奴らだ。
色黒チャラ男は「無理だとは思うけど…」と前置きして助言した後、最後には上記のようなことを語った。
希望を持つのが恐ろしいけれど、主人公たちの可能性に胸を動かされたって感じなんだろうな。
キャベツ作りや創造と破壊にも繋がる話のように思える。















そして黒髪ハンマー。
改めて主人公たちに感謝を伝え、「僕はまた 僕の中のなにかが 破壊された」と自身の変化を明るく語る。
なんとなく、もう大丈夫そうな気がする。よかったな。

そんな彼が「何かの役に立てば」と渡してくれたのは、新しい“エッチなほん”
後で知ったのだが、わりと貴重なアイテムだったらしい。普通の本とは異なり、デフォルトの表紙がピンク色なのが特徴。

内容はシドーには秘密扱いだったが、主人公は察しているようだった。
このやりとり、シドーと主人公が男同士だったのでガキ扱いかよアハハって感じでオチるけど、主人公が女の子で異性相手だったら、変な空気になりそうだ。
想像したら気まずすぎてワロタ。







おおきづち仲間作戦

シドハルトと共に行動開始










夜になって、再び独房から地下道に降りる。
シドハルトとヤス船長と久しぶりに再会。
挨拶もそこそこに、早速『おおきづち仲間作戦』について説明をした。

同じモンスターであるシドハルトから見ても、あのおおきづち「理性のカケラもねえ 凶暴なおおきづちらしい。酷ぇ言い草。
しかし強く反対はせず、主人公に判断を任せてくれた。早速シドハルトと共に、おおきづちに会いに行く。
なおヤス船長はここで待つ模様。働け!







見つからないように、目的地を目指せ










開けたままにしていた扉から、焼却場を出て……看守に見つからないように進む、いわゆるスニークミッションの開始だ!
こういうクエストはあまり得意ではない。だがまぁ、時間制限系ミッションよりはマシだ。

幸い、デメリットも大きくはなく、発見即ゲームオーバーというわけでもなかった。
『見つかってもスタート地点に戻されるだけ』というのはかなりユルい。
看守に捕まったはずなのになぜリスタートなのかetc、深く考えてはいけない。















実際、一度見つかってしまった。
ち、ちげーし……。うっかり落ちただけだし……。
落ちた先が、たまたま看守の目の前だっただけだし……。















こういった、距離感のわかり辛い高所は難しい。
先程はこのツタに掴まる際に、うっかり落ちてしまったのが敗因だった。
今回は慎重に進んだので、無事にゴール・ちょうばつ房まで辿り着くことに成功した。

看守の背中のすぐ後ろで、『カギを手に入れた!』とポーズをキメても気付かれない。
チョロい仕事だぜ。