ドラゴンクエストビルダーズ2 プレイ日記049 ムーンペタの悲劇・後編




全ての人に墓を掘る。
俺達三人で穴を掘る。
掘っても掘っても略。

 







神去りしムーンペタ

生き残ったシスター










教会の奥を調べてみると、祭壇の裏に隠れていた女の子を発見!
彼女の名はミト
前作に登場したエルさんに似ているな。
シスターは大体似たようなビジュアルになるってだけかもしれないが、こういうお淑やかなタイプは個人的に好みだ。

彼女は、戦闘中はここに隠れているようにとシドーに指示されていたらしい。シドーの機転のお陰で難を逃れ、ギリギリ生き残ることができたのか。
先程のシドーは、ミトについては何も言っていなかったけど……まぁ、話をする余裕すら、今のシドーには無いのかもしれない。







初めてのお墓作り










ミトに頼まれて、亡くなった三人の兵士のお墓を作ることになった。
墓作りか……。なんとも言えない。悲しく空しい気分だ。
穴を掘り、棺桶を作って、遺体を背負って中に入れて……と、手順が細かくて結構リアル。

リックもまだショックが抜けきっていないのか、言動がやや不安定だった。
普段明るくて真面目な奴が不安定になると、こっちまでソワソワするなぁ。
状況の重さや暗さも相まって、なんとも息苦しい。







墓地の完成










最後に穴を塞いで、石の墓を置けば完成だ。
他の墓とも一体化する、良い“墓地”が出来たような気がする。
これなら、あの三人も寂しくないだろう。
できればムーンブルク城の傍に埋葬してやりたいけど、運ぶのも難しいだろうしな。

そういえば、ムーンペタの兵士の遺体はあの場に残ったままだったっけ?
墓の作り方も教わったことだし、帰ったらアイツの墓も作ってやろうかな。
あまり考えたくはないが、今後も墓は増える可能性もあるだろうし……。







シドーの異変はまだ続く










墓作りが終わると、シドーがとんでもない事を言い出した。
その言い方はヤバいよ!
当然アネッサは憤り、一気に空気が悪くなった。
っつーか、喋り方といい話す内容といい、また“変化”している?
いつものシドーのものとは思い辛い。

喋らない主人公はさておき、ミトもかなり驚いている様子だった。
彼女を守り、教会に隠れさせた時のシドーは、おそらく『いつものシドー』だったんだろう。
弱さを馬鹿にするわけではなく、大切に守って、庇ってくれる優しい男。
おそらくやりとりは一瞬だっただろうに、それでもミトが『いつものシドー』を知って、信じてくれたのだと思うと、ちょっとだけ嬉しい。















ミトや周囲の言葉と視線に、シドーは「うぐぐ… 俺は… オレは…。」と苦しげに唸った。
そして、無理やり落ち着きを取り戻し、『いつものシドー』へと再度戻ったようだった。

先程の言葉を短く詫びて、「どうかしてたんだ」とシドーは誤魔化す。
しかし、その誤魔化し方も不自然になってきている。

今までのシドーは“謎の声”に反応して興奮したり暴力的になったことはあっても、『彼自身の声と体』で、異常なものを発することはなかった。
今のシドーは、まるで乗っ取られかけているかのようだ。
“謎の声”がシドーに乗り移っている?

……そうではないような気もする。
他者がシドーの身体を利用しているわけではなく、“謎の声”の影響で、シドーの中にある『何か』が目覚めかけている感じだ。
残酷で冷酷な、あんな言動がシドーの本質だとは思いたくない。思いたくはないが……。







新しい仲間と新しいミッション

ヒロイン候補の加入





ミトと共にムーンブルク城に帰還する。
彼女はムーンペタの修道女だったらしいが、今のムーンペタはあんな姿だ。
これからはミトも、ムーンブルク城の仲間のひとりとして共に暮らしていくことになった。
やったぜ、正統派ヒロインだ!
シスターは燃え属性。お淑やかで回復系な王道も、前線でバリバリ戦う変化系もどっちも好き。







せかいじゅのしずく無限発生装置










そして、ここで改めて、新しいミッション!
「おうさまのめいれい その2」がスタートだ!

宣戦布告をしてきた、ハーゴン三兵団を倒すのが目標として設定されている。
“その2”ってことは、もう一段階くらい先がありそうだな。
やはり三兵団は中ボス程度の存在……。ハーゴン教団の面汚しよ……。


そして王様からのサービスアイテム。
今後は話しかける度にせかいじゅのしずくをくれるらしい。
ヒャッホー、スッゲェや!

……しかし、私はエリクサー症候群を抱える身。
結局、王様に貰ったせかいじゅのしずくは使わないままで終わってしまった。
勿体ないことをした……。
前作ならまだしも、本作は戦闘の難易度自体がそう高くはないので、なかなかそこまで必要な事態にならないんだよなぁ。







襲撃の頻度が高い










間髪入れず、敵からの襲撃が発生だ!
ムーンブルクは拠点バトルがやけに多い。
忙しいなー。終わらない戦争の島なんだから、当然ではあるけれど。

戦いの前に、いつものようにシドーに話しかけると、改めてムーンペタの一件について謝罪された。
何度も語るあたり、シドー自身も相当気にしているんだろう。あれは明らかに異常だったもんな。
しかし、「だが もう平気だ!」と、特に理由もなく断言するのは危うい。
相談しろよ……。出来ないんだろうけど、友達なら打ち明けろよ……。















とりあえず、戦闘戦闘……と思ったら、今までよりも敵の攻め方が激しくなってきたので少し驚いた。
城門が壊されてしまった! ここまで敵の侵入を許すとは……!

本作では拠点バトルでの破壊は「ほぼ元通り」にしてくれるのがありがたい。
本当にありがたい……。

今後も、敵の襲撃は着々と厳しくなっていく。
時には城門どころか、城の内部まで破壊されるような事さえ起きていく。
自動修復サービスが無かったら、やってられねぇよ……。
まー前作では、戦闘後には基本的に拠点全破壊に近かったけど……。







新たな魔法兵器が欲しい










最初に襲ってくるのは獣魔兵団だ。
守りを堅くするべく、出城の設計及び建築を進めつつ、相手の弱点をつく新たな魔法兵器を開発していきたい。

情報を集めるために、ハーゴン教団の軍船に忍び込むことになった。
軍船にはシドーも興味津々。面白そうだ、とちょっと嬉しそうにしていた。

今回は主人公・シドー・アネッサの三人での行動だ。
ムーンペタでの一件を思い出すと少し気まずい面子だが……ま、行くか!