FGOイベント ぐだぐだファイナル本能寺2019 プレイ日記08 水着はマジメ、本物はカオス




尾張『本物信長』の名前を最初に聞いた時、私はてっきり弓ノッブが現れるのだろうと思い込んでいた。
「なるほど、本物を名乗る弓ノッブとカルデア出身を主張する足軽讐ノッブとで、『果たしてどちらが本物なのか』を争う物語になるわけか……。己の存在を賭けた戦い……深いな……」と読みまくっていたワイ、今になって振り返るとピエロ過ぎて草。

そんなワケで、今回の記事には『本物信長』のネタバレが含まれるので未見の人は注意してほしい。

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







尾張の信長










龍馬にも太鼓判を押されたし、これで心置きなく天下統一を進められる。
今まではなんとなくやっていたからな!
ちゃんと意味があるとなれば、気分も変わる。
正義は我にあり! がはははー!

ってことで、ノリノリでやってきたのは尾張
本来のノッブの地元であり、真の信長を名乗る謎多き『本物信長』が治めている土地だ。
カルデアノッブは、自分を差し置いての本物発言に「なんぞそれ」状態。
尾張『本物信長』についてはプレイヤーの知識も少ない。というか今のところ完全に正体不明だ。
なんとなく、アーチャーの通常ノッブが居るのでは……と雑に予想はしていたのだけど……。
……真実は、我らの想像を遥かに超えていた。







本 物 降 臨















本物だああああぁぁぁぁぁくぁwせdrftgyふじこlp







精神に極大ダメージ










正論過ぎて草も生えない。

……だ、駄目だ。こっちのメンタルは早くもボロボロだ!
とてもマトモに戦える状況ではない!
ここは一旦退いて、軍を立て直すしかない……!

カルデア家始まって以来の大敗北の瞬間だった。
まさか顔を出すだけでここまでの混乱と破滅を生じさせるとは……。
さすが本物。戦わずして勝つとは、恐ろしい敵だ。

ところで、森は『解像度』とか知ってるのか?
ああ聖杯から貰った知識ってヤツ?
……いらね~~~~!!







姉上が男のわけがない










這う這うの体で逃げ帰ったカルデア家を尻目に、ご機嫌に笑っている本物信長一味。
そこに、いつの間にか信勝がシレッと混ざっていた。
えーっと、信勝って今回の強制レイシフトに混ざってたっけ? 姉上に引っ張られて移動したのか?
それともロゴスリアクト・ジェネリック内で自力で発生したのだろうか?
信勝の『存在する』力凄すぎワロタ。油汚れより強固で堕ちない。















そして、今回のシナリオタイトルから察せられていた通り……信勝はキレ~に本物信長を裏切った。
他のノッブ系列ならまだしも、よりによって相手が本物信長だからなぁ。
そりゃ信勝にとっての「姉上」とは色々と違いすぎる。解釈違いで解散不可避。
……とはいえ、シンプルに本物信長が哀れでもあった。理不尽ってレベルじゃねぇ。

もっとも、信勝は相手が「姉上」であるだけで受け入れるわけでもない。
このヤンデレブラザー、とりあえず一回は姉上に歯向かってみる癖がある。
次の姉上(足軽ノッブ)に、「是非、この僕を無残に殺してくれることを願っていますよ! アハハハハハハ!」と笑う様なんてマジキ〇案件だ。ノッブは逃げた方がよくないか?
いつものことだけれど、ノッブの周りはヤベー人材が多すぎる。
ノッブが全てを狂わせていく……。
わしってば、罪な魔王……。







本物なのに死ぬ










本物信長は、結局あれっきりガチで亡くなったらしい。
本物信長の訃報に、「マジで!? 本物なのに!?」と驚くノッブにもなんかワロタ。
まぁ要するに出オチだよね! 知ってた!
でも出オチとしても威力といいインパクトといい素晴らしかったと思う。
これを超えるインパクトは、そうそう生み出せないだろう。FGO史に残るかもしれない。残る必要は特にない。















正統後継者を名乗る信勝と、戦場で再会。
わしじゃ、カルデアノッブじゃと近付いても、信勝は聞く耳を持たない。
信勝的に「立ち絵が違うので怪しい」らしい。確かに違うけどさぁ!

一方、戦闘を前に珍しく、少し躊躇いを見せていたのが景虎だった。
戦場では誰よりも笑顔満開で最前線に飛び込むタイプなのに、今回に限っては「弟」という言葉に引っかかっているらしい。

その理由は、前回垣間見えた過去のことを考えれば、なんとなくわかる。
むしろ、気にしていることが意外と言ってもいいくらいかもしれない。
もっとアッサリ割り切って、受け入れているのかとも思ったが……彼女は今でも、父や兄との間に溝が出来た過去に、悩みや後悔を抱いているのだろうか?







きょうだいの絆










そして再び、景虎の回想シーンが挟まる。
兄から家督を譲られた際、彼ら二人のやりとりは表向きは穏やかだった。
しかし景虎の姿が無くなれば、兄は妹である綾に「景虎が恐ろしい」と言い続ける。

打ち合って怪我をさせられた昔に比べれば、心身共に兄弟は全員成長した。
景虎は姉からの言葉もあって、仏に帰依して礼に厚い若武者へと育っていた。
だが、そんな表の面では見えない、景虎の目の奥に見える何かを、未だに兄は恐れ続けていた。

そんな兄の呟きを聞いて、空虚に景虎は笑う。
その目は確かに、幼い頃のものと同じだ。ぐるぐるとした、ちょっと異常な目をしている。
だが、その笑い方も笑い声も、全てが昔と同じではないようにも見えた。















景虎が実際に「どう」思っているのかはまだわからない。
しかし、争いの末に元鞘に収まり、なんだかんだで仲の良い信長・信勝兄弟の姿を見つめている景虎の眼は、決して「人の身を超えた何か得体のしれぬ化け物の目」ではなかったとも思う。







駿河のハイカラ人魚










オッケー、ネクストノッブ!
次にやってきたのは駿河『渚の水着信長』の元。
案の定、ノッブの元でちびノブたちがセンゴクナイトフィーバーしていた。
予想通りすぎる展開。はいはい、ノブノブ……。















……と思ったら、まさかのちょっとシリアス風味!?
水着ノッブがバーニングした瞬間、炎の本能寺めいた世界が広がった。固有結界的な雰囲気の対神性結界だ。
そういえば水着ノッブはふざけているようでいて、設定的には結構危険な状態なんだっけ……。
宝具もデフォルトで神性特攻付きだし、色々な意味で「信長らしい」キャラクターでもある。
カルデア仲間の足軽ノッブの見解も聞きたいところだが、今回の駿河には同行していない。







意外と真面目な水着ノッブ










戦いが終わると、周囲の様子も元に戻った。
水着ノッブも本気で主人公達を襲ったというよりは、色々と発散してクールダウンするのに付き合わせたって感じだったのだろう。

改めて話をしよう、という空気になるが、彼女の様子は想像以上に冷静で真剣だった。
なかなかの温度差で風邪ひきそう。文字通りのクールダウンっぷりも傾いてますねェ!















しかも、なんか色々とかなり深いところまで察しているようだ。
そんな水着ノッブに対して、主人公側も情報を渡して彼女の意見を尋ねる。
水着ノッブはロゴスリアクト・ジェネリックの存在こそ正確に知っていたわけではなかったらしく、カルデア家から情報提供を受けたことで初めて把握したようだ。
その上で彼女は、あの「摩玖主教」について話し始めた。







グラサン再登場










大坂を根城にしている「摩玖主教」。
その願いは、教えを頼りに世を乱す……のではなく、『皆が幸せに生くる極楽浄土の再現』だという。
言葉にするのも恥ずかしいような願いだ。正義の味方あたりが求めそうなものだが……彼らは求めたり祈るどころか、『実現できると考えている』らしい。
根拠は不明だが、どうしても、“聖杯”という単語が脳裏にチラつく。

そして水着ノッブと会話する中、突然あの男も姿を現した。正確には水着ノッブに気付かれて、姿を現さざるを得なかった。
うーん、今回の水着ノッブは色々と凄いな……!
グラサン男(仮)こと摩玖主のキャスター相手に堂々と渡り合っているところも、並みいるノッブの中でも一番に摩玖主教とコンタクトを取った鋭さも格好いい。















どこからどう見ても胡散臭さマックスの男が持ち掛けてきた話は……やはり、かなり胡散臭い内容だった。
あくまでもキャスター自身ではなく『摩玖主教の頭目=キャスターの主』の考えの元に話をしに来たようだが、主本人の姿がまるで見えないところも怪しい。
加賀ではちびノブを問答無用で殺しまくっていた罪状もあるし、信用できる相手には思えないよなぁ。