ランス6 プレイ日記139 あの男を倒せ




アベルトの巻き添えで、死してなおボロクソ言われるラインコック達が不憫。
オーロラの趣味嗜好が異常だってことはわかってるけど、「ぶさいく」は傷付くよ……!

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







いざ、ペトロ山へ






挑戦モードにおけるメインシナリオ的なものを締めくくる任務「アベルトを倒せ」
舞台となるダンジョンは、主を失った“モヘカの館”だ。
モヘカの館自体に入るのも、これが最後の機会かな?

このミッション中は、強力な固定敵が6組出現する。いつもの強敵アイコンで接触戦闘するスタイル。
ここでちょっと厄介なのが、それら固定敵は「出入りする度に復活する」という点。
永久地下牢でのイカマンのような援助もなく、実質的に『強敵6組+ボスの計7枚抜き必須』なクエストになっている。

ラスボスはもちろん、道中の敵もか~な~り強いので大変。
要するに、「道中でヒーヒー言ってるレベルなら、まだボスに挑める段階ではない」ということなのかもしれない。
素直に出直して、レベルを上げたり装備を見直したり、入念な準備をしてこい……と教えてくれているのかもしれない。

でも!
俺は、このままいくぞ!!
世色癌でゴリ押し上等だぜッ!!



……テンションが上がり切っている今、レベル上げのために戻るとか面倒くさ過ぎた。
だってシナリオが読みたいから……つい……。

予想通り、いや予想以上の苦戦をする羽目になったが、それはまた後の話。







オーロラの致命的失敗






さて、ダンジョンに入るとまず発生するのがこんなイベント。
こんな状況に至った理由を、使徒オーロラが丁寧に教えてくれる。
ってか、そもそも魔血魂を盗み出したのはお前だったのか!?
さすがジーク様の出来る使徒。そこまでは完璧な手腕。

……なのに、まんまとアベルトにヒョイパクされるとか油断が過ぎるぞ。
ミッションクリアの喜びで、うっかり無警戒になってたのかな。
アベルトが狙って近付いたのは間違いないだろうけど、まんまとしてやられるとはオーロラ大失敗だ。
いや、もう失敗どころではない、痛恨で致命的なやらかしじゃないか……?










現時点ではそこまで悲観しきってはいないオーロラ。
アベルト魔人化の影響で彼の使徒と化してしまった境遇に強い苦痛を感じているらしく、新しい主をサクッと裏切って「ジーク様の魔血魂を助けて下さい」とランスに依頼する。
対するランスは「助けたらやらせてくれるか?」と問いかけ、助ければワンチャンみたいな雰囲気にはなったが……結局その約束が果たされた記憶はないな。







ペトロ山の強敵たち






オーロラとの会話も終わって……『ペトロ山地獄道中』、スタートだぜっ!!

最初の方は、事故らない限りそこまで大苦戦はしないはず。
「世色癌」「竜角惨」も余りまくっている、というより普段は使う機会が全然ないので、ここぞとばかりに大投入も可能。

ただ一応、「ガチのマジで無理そうなら、やっぱりレベル上げしようかな……」くらいには内心思っていた。
でも出来ればやりたくなかった。『流れ』を断ちたくない気持ちの方が、この時点では圧倒的に強かった。
熱くなりすぎて正確な思考が出来なくなっているんですねぇ。駄目なゲーマーの例です。










サラッと敵に混ざっている使徒ユキちゃん。
アベルトと直接利害関係にはないはずだし、これは完全に『サイゼルさまをいじめた奴らに嫌がらせ』しに来ただけか?
ユキちゃんは今日も健気。

なお、ここに至るまででマリア&セルさんは一回死んでいる。
6連戦の中盤で早くも死者発生とか、全体的に色々と足りていないことがよくわかる光景だ。







連戦を越えて……











固定敵6連戦を乗り越え終えた頃には、パーティは画像一枚目の状態になっていた。
アヒャ! ヤッバイねコレ!
ヒーラー全滅とか、6戦目を乙らずに切り抜けられた時点で超ギリギリ。

このままラスボスに挑めるわけがないので、世色癌を片っ端からぶち込んでいく。
……ふぅ。誰ひとり犠牲を生むことなく、ここまで辿り着くことができたようだな。(※歴史改変)


ボスに挑む直前の段階で、パーティのレベルとしては……。
ランス(Lv67)、シィル(Lv61)、かなみ(Lv51)、マリア(Lv51)、志津香(Lv56)、カロリア(Lv51)、リズナ(Lv51)、コパンドン(Lv48)、ロッキー(Lv50)、タマネギ(Lv39)、カオル(Lv48)、セスナ(Lv43)、パットン(Lv62)、セル(Lv51)、マジック(Lv59)、サーナキア(Lv51)……という育成度合い。

レベルキャップに達している女性陣は多いが、××や毒アイテムによるドーピング育成はほぼ出来ていない。
毒ではないアイテムは適切なキャラに一応投入していたが、ここまでの6連戦の手ごたえからしても、「……足りていないな」とは正直感じていた。










それでも!!
ここまで来たからには、やるぜ!!


それぞれの装備アイテムは、また次回に改めて紹介しようと思う。
ここまでの育成方針についても、『ボス戦を終えてのまとめ』として書き残す予定。







新たな魔人






さて、ペトロ山応接室。
使徒の時から立ち絵も更に変化して、なんかゴツい感じの魔人アベルトが現れた。
話しかけると「どーもどーも」と軽い感じなのは、昔とあまり変わらない。
独特なマイペースさというか、敵でも味方でも言動は大きく変化しない男だった。















カミーラさんの件が大きかったのか、アベルトは「理想のハードルが高かった」ことをようやく認めた。
そして今後は、「魅力的なところがある子を何人も集め」「彼女達を部下にして魔人を倒していき」「世界を掌握し、魔王となる」ことを目指すらしい。

……魅力的な女の子を集めるってのはわかりやすいけど、魔人を倒した挙句に魔王になりたいって野望は、なんかピンと来ないな。話の飛躍が過ぎる。
魔王? マジで? 美樹ちゃんはもちろん、ケイブリス達ともガチで競うってことか?

うーん、そこまで考えているようには見え辛い。
その場の気分でテキトーに言ってるだけなようにも聞こえる。
もしくは半分自暴自棄の域に達しているのか?










ここで興味深いのは、アベルトが語った展望について、「ランスさんがそれに一番近い可能性を持っていそう」とアベルト自身も言っていた点。
鬼畜王での可能性があるからこその台詞でもあるのだろうけど、結果的に未来を言い当てている形になっていたのも面白い。

そう考えると、アベルトの夢見がちな野望も、『テキトーで自暴自棄』と言い切れるものでもないのかもな。
アベルト自身に実現可能だったかはさておき、実際に似たような行動で似たような未来に到達した男がいるわけだし。










ま、そんな未来は今のランスにとってはどうでもいい。
アベルトの野望にだって大して興味はないだろうけど、魅力的な女の子を集めたり傷つけたりするのは許せるわけがない。
そもそもウルザ達の事件が起きた時点で死刑確定。

既にアニスは奴の手に落ちてしまっている。
更にアベルトは、マリア・カロリア・ウルザ・パパイア・リズナの名前を具体的に上げたうえ、ランスの周囲の女の子を「ランスを潰して奪う」とまで言い切った。

一部を除いた大多数の女性陣からは「どっちのものになるのも嫌だ」と激しいブーイングが上がったけど、とりあえず今は放っておこう。
ともかく、アベルトの台詞は決定的な挑発だった。明らかにランスの怒りを煽り、喧嘩を売りまくっている。
買ってやろうじゃん!
や~ってやろうじゃん!!
そのキレイな顔をフッ飛ばしてやる!!