FGOイベント セイバーウォーズ2~始まりの宇宙へ~ プレイ日記07 50億年の空腹と孤独




宇宙と動物の話になると、胸がキュッとしてしまいがちな私。
コスモキャット・キャットの話も、やっぱりちょっとキュッとしてしまった。
この笑顔が、またメチャクチャ良いよなぁ。キャットは本当に良い娘で可愛いな!

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







惑星の残骸

トキオミ教授について










呪いをかけた“ネコ”を探しに、怪しげなデブリ帯をみんなで調査。
サルガッソー宙域にあった建造物の正体は、ジェーンに言わせると『昔どこかにあった惑星の残骸』だったらしい。
要するに古代遺跡的なシロモノだ。

そんなおしゃべりから、話題はSイシュタルの父『トキオミ』『原始の女神』のことへと移っていく。
『原始の女神』……!?
メッチャ重要な要素だコレ! アナスタシアも言ってたやつ~!!

……盛大に話は逸れるけど、ジェーン→教授の「トキオミ君」呼びにはロマンとトキメキを感じる。
(外見)中年男性をクン付けで呼んでくれるギャルとか二次元かよ。
いいなぁ……いいなぁ! 裏山死。















【宇宙の更新】を専門とする考古学研究者だったトキオミ氏は、研究の過程で『原始の女神』についての古い伝承を発見した。
おそらくは【宇宙の更新】以前に居たであろう、あまりにも古い女神。
サーヴァント・ユニヴァースにも古代神話として少しだけ伝承が残っているようだが、本当の名前さえも伝わっていないのだという。

先日の『女神経典1』で教授が教えてくれた話に、色々と重なるなぁ。
プレイ日記でいうと「プレイ日記04 女神経典と銀河の成り立ち」。

アルテラたちスペース遊牧民は、件の古代神話や伝承を受け継ぐ一族だったりしたのかな?
そういえばチラッとだけ、「昔、ここに訪れた知的な男を思い出す」みたいなことをアルテラは言っていた。
『女神経典』出版に向けて、教授が搔き集めた伝承の情報源のひとつがまさに彼女達だったのかもしれない。
今更だけど、やっぱりもうちょっと話を聞きたかったな。















……といっても、今回の遭難(仮)に原始の女神だの古代遺跡だのは無関係らしい。
親切にもそう語りつつ現れたのは、呪いの発信者コスモキャット・キャット
前回のバトルでは複数体、しかも名前は「スペース・キャッツ」だったけど、今回は一匹だけっぽい。
特殊な個体? 発生源? オリジナル??

そのあたりはよくわからないが、ともかく彼女は最初から喧嘩腰だった。キャットらしくないくらい敵意剥き出しで怒っている。
汎人類史のタマモキャットとはイベント等で時に戦うこともあったけど、こんなに致命的な妨害をしてくるのは初めてじゃないか?
いつものハチャメチャなキャット語に混ざる「永遠に彷徨え」だの「ミナゴロシ」だのといったストレートな敵意には、まさに怨霊染みた深い憎しみと呪詛が籠っていた。







ネコとしてキャラがブレている










とりあえずバトって落ち着いてもらって、話を……と思いきや、永続無敵&永続ガッツktkr!
いわゆるイベント戦って奴だった。
無敵貫通礼装を引っ張り出してくるべきなのかと焦った……。
解除不可バフは相性有利なアビーの宝具でも剥がせないからなぁ。

一定ターンが経過した時点で戦闘は自動的に終了。
攻撃も話も通じないキャット相手に長期戦は不可能だ。
這う這うの体で、主人公達はひとまずマアンナ号へと撤退する羽目に陥った。
ニャンてこった……。







ネコと和解せよ

化け猫にちょいビビるイシュタリん










撤退後、改めてキャット対策の作戦会議を開く。
戦闘後からキャットを「悪霊」と呼んで怯えるようになったSイシュタルの反応が面白い。
幽霊とか怨霊とか、実は苦手なタイプ? 他の遠坂シリーズにはない特徴なので新鮮だ。
青ざめてちょっと涙目になっているのがかわいい。口だけヘラッと笑ったバージョンも好きだし、そこからの「あるんだ!?」変化もイイ。

某絵師さんの描く表情パターンって……どれも素晴らしいよな!
細かいパターンもあって、ひとつひとつの表情が魅力的で、コロコロ変わる感情と合わせてキャラクターの魅力値がGAN☆GAN上がっていく。見ていて楽しいし、DON☆DON好きになってしまう。
エレシュキガルも似たようなパターンでヤられたっけ……。







日本神話的な展開










カレー最強伝説に新たな1ページ!

『現世の食料』が攻略キーだったのは面白い。
カレーで危機突破、なんていうと一見ギャグにしか思えない作戦だけど、ちゃんと理由付けされている。
いかにも対幽霊っぽい手段だ。神話系ホラーあるあるの逆転バージョンって感じ。

ジェーンたちは「カレーは粉末状」という認識だったが、コスモキャットはカレールー&ライスの組合せを知っていたっぽい。
キャットならではのトンチキ設定かもしれないけれど、『カレーが粉末状ではなかった頃の生き物の霊』だと思うと、色々と想像が膨らんでいく。















原始宇宙がなくなる時、ある惑星に取り残されたネコ。
心残りがあるために成仏できず、50億年もの長きにわたって孤独と空腹に苦しみ続けたコスモキャットは、本当に文字通りの『幽霊』だったのだろう。
【宇宙の更新】を乗り越えられずに絶滅したとなると、おそらくネコ族はサーヴァントへの変換が出来なかったはず。
コスモキャットはもはやネコでもなく、もちろんニンゲンでもなく、サーヴァントでさえ無かったんだろうなぁ……。

SU時空独自の謎設定とかハチャメチャ具合に対して、毎回真面目に付き合う必要はない気もするけど、キャットのことを想うとちょっと胸が締め付けられるプレイヤー。
コスモキャットの分までタマキャを愛し続けるとここに改めて誓う。







一難去って、また……










キャット語はただでさえクセが強いし、彼女は言いたいことだけ喋った後にサクッと消えてしまった。
だが彼女の話は気になることだらけ。スッゲー重要そうなことを流れるような勢いで捲し立てていいった。

コスモキャットはあんなナリ&ノリでも、50億年前の宇宙について知っている生き(死に)証人だ。
詳しく話を聞いたり質問する時間が無かったのは残念だったけど、サルガッソーのデブリ帯という想定外の場所で、またひとつパズルのピースを発見したような気分だった。


そして、Sイシュタルの父・トキオミについての謎も更に増えたなぁ。
アルテラどころかコスモキャットとも知人だったとか、色々と何なんだ?
マジで何者? ただの優雅で知的なおじさんではないのか??















なんだかしんみりとしてしまったけど、コスモキャットも成仏できたようだし、結果的には良い寄り道だった。
気を取り直して、改めて元気に先へ進もう……と思いきや、早々に奇襲を受けてしまう。
うわぁ! し、知ってる人だ!? いやこの宇宙では知らないけど!!
えーと、アーサー系列を狙うことでお馴染みのアイツだけど、Xに対してはどうなんだっけ!?