戦国ランス プレイ日記021 信長と香姫



今回の記事には、戦国ランスにおける重要なシーン・重要なネタバレが含まれます。
ご注意ください。

 




※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります





織田の兄と妹と

信長の声






片目が怪しく光る【織田 信長?】ではなく、久しぶりに【織田 信長】が表に出た。
最後の力を振り絞るように香姫に言葉をかけ、大切な妹の運命を変えようとするが……結局、巧く行ったとは言い難い。

それでも信長は頑張ってくれた。重要な助言を香姫に残した。
そして何より、最後の一瞬だけであっても兄と妹として互いを想う言葉をかけあえたのは、悲劇の中にある極わずかな幸せだったのでは……とも思う。





全力で捜索




香姫は行方不明になった。
次のターンから、【行方不明の香姫を全力で捜す】コマンドが出現する。
モチモチモチのロン!! 速攻で選ぶっつーの!!!!!
全力で人員を投入しまくり。必要値は15なので、人数はさほど必要ではなかった。
鈴女や滝川など、探索値の高い忍者を軽くフォローするだけで十分イケる。





部下えっぢ




……と、そんな場合じゃないんだけど、3Gの部下「えっぢ」が登場したので軽くチェック。
外見こそモブいが、3Gの部下として今後の作品にも地味に出演し続けるキャラクターだ。
それ以上でも以下でもないけど、事あるごとに3Gが「えっぢ! えっぢー!!」と叫ぶので印象深い。
確かランス10でも叫んでた。千姫の出産時とか。





傷付いた香姫




えっぢの報告は、香姫の居場所についてだった。
話を聞いてランス自らが向かった結果、目にするのは……あまりにも悲惨な光景だった。

こんな時、大きく動じることなく前に進むことができるランスは強い男だ。
香姫を救うことは、できた。彼女の命だけは救えたが、それで慰められるわけでもない。









これらの一連のシーンは、何度見てもやっぱりキツいな……。
むしろ昔より胸に刺さるような気もする。
どっちかっつーと3Gの気持ちに感情移入しちゃって、「おいたわしや……」みたいな気分になってしまう。俺のメンタルは爺化している……?

ランスシリーズはこういった痛々しい××場面は少なくない。
個人的にはそもそもあまり得意ではないジャンルだけど、今回のコレは特に辛いな。
被害にあった香姫がまだ幼く、ほとんど子供にしか見えない事と、物語上でのメインヒロインに近い立ち位置でもあるため描写が凄く丁寧なので、二重三重に心が痛くなる。
事件前も事件後も、香姫のメンタルetcの変化をじっくりたっぷり描いていくんだもん。鬼の所業。





信長の調査




香姫本人がとても気丈に振る舞うのが、なお泣ける。
だが実際、嘆いてばかりはいられない。香姫や織田家にとって、まだ何一つ終わってはいなかった。むしろここからようやく始まると言うべきかもしれない。

『事』の真相は、やがてわかるだろう。
確証を得るべく、カオス片手の鈴女は本能寺近辺へと潜入していった。
そう遠くないうちに決戦の時はやってくる。

……けど、何か準備とか必要だっけ?
あれっ、本能寺で色々起きたら、この後ってどうなるんだっけ??
…………???(忘却)





決戦前に新人加入

リーザス援軍第二弾




メインシナリオは色々と慌ただしいタイミングではあるけど、それ以外の物事はフツーに進んでいく。
まずは異国からの援軍を迎え入れ。
マリアだマリア! おひさ~! 早速人望の杖を持ってくれ!

リーザスの援軍第二弾は、リーザスではなく自由都市カスタムの住民であるマリア・カスタード率いる砲兵部隊だった。
砲兵部隊という存在自体、まだ全世界でリーザスとカスタムに少数あるのみらしい。超貴重な精鋭じゃん。
しかも率いるのがチューリップ開発者なんだから、兵力としてはガチ中のガチだけど、そのあたりの希少性やありがたみはランスには伝わらないだろう。

マリアといえば、直近のランス6で色々と悩んでいたのが思い出深い。
そのあたりの葛藤や現在の気分については、イベントを経ていけばまた明かされていくだろう。
……マリアのキャラクリってどうするんだっけ?
ヤッベ、条件を全然思い出せねぇ。好感度上げるだけで良かったかな……?





謙信の腹心




もういっちょ、新人加入。
前回に加わった謙信に続いて、当然その側近である直江愛も仲間になってくれた。
貴重な軍師枠だ。精密射撃で忙しいウルザに代わって、バフ剥がし役として頑張ってもらいたい。
現時点ではバフ剥がしの必要性は薄めだが……そう遠くないうちに、メッチャ必要になってくる。







ちょっと厄介なのは、好感度が『険悪』スタートな点だな……。
戦姫と違って、無理やり××ったりしてないのに!
してないのに嫌われるとか、理不尽じゃねぇか……!





強くあろうとする少女

ランスの気遣い




そうやって過ごしているうちにも、本筋は少しずつ進んでいく。
鈴女からの連絡を待っている間、暗い部屋でぼうっとしていた香姫に声をかけるランスのイベントが発生した。
このイベント、スッッッゲ~~~~~良いよな……。
びっくりするほどランスがシンプルに優しくて二度見三度見せずにはいられないんだけど、あったかくて切なくてちょっと悲しくて……ともかくすごく良い。語彙ゼロ。

ランスがここまで優しくするって、マジでそうそう無いことじゃないか?
下心があっての親切でもなく、子供相手にやりがちなぶっきらぼうで分かり辛い態度でもなく、本当にただただ単純に「優しい」。
それだけ事態が深刻で、香姫が不憫で、ランスも肩入れしているんだろう。

そしてランス自身も、少しずつ変わってきたのかもしれない。
好き勝手やりたい放題で、腹が立ったら拗ねたりシィルに酷いことをしたり、そういった一種の子供染みた時期から徐々に抜け出そうとしてるのかもしれないな……なんて、ちょっと思った。





戦いへの覚悟






カオスからの報告。
香姫の一言で、全員の心が決まる。

……ランスでさえ、香姫を前にしては言い辛そうにしていた。だが他でもない香姫が、その結論を口にした。
本当にすごい子だ。今はそれしか言えない。