戦国ランス プレイ日記036 物理的に揺れるJAPAN
いよいよクリアも目前になってきた。
『好感度さえ稼げばキャラクリ可能』なユニットは複数人いるので、多少アイテムによる調節はしたけど、地域イベントによる好感度上げを駆使してまでキャラクリを狙う予定はない。
このままストレートにゲームクリアを目指し、「クリアまでにキャラクリできればラッキー」くらいの気持ちでプレイを進めていた。
最後までイベントを見ることができなかったキャラクターについては、また次周以降にリベンジしよう。
※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります
残り少ない猶予
魔導は何気によく働く
織田家、というよりJAPANへの嫌がらせに、禁妖怪・石爺が解放されてしまった。嫌だすなぁ。
これでゲームクリアに『時間制限』が設けられてしまった。
実際には調整可能なので、ガチガチな制限ってほどではないのだけど、プレッシャーになることに変わりはない。
JAPANの民をできるだけ苦しめるのが目的とか言ってたのに、急に「一瞬で消えてなくなるのもアリ」とか言い出すザビエルが憎たらしい。
初志貫徹しろよ!
予定通りジワジワなぶり殺そうとしろ!
テメェの復讐心はその程度のモノだったのか!?
JAPAN全土が大ピンチ
優秀な鈴女による調査と、禁妖怪に詳しい3Gの知識のおかげで、石爺のせいでJAPAN全体が歪みつつあることに早くも気付いた織田家。
魔軍は石爺をつんつんびしびししてイジめ泣かしているらしい。その境遇は、普通に考えたら同情すべき内容なんだけど……なんか……魂縛りや黒姫に比べると、そういう気持ちがわきづらい。やっぱ外見のせいかな。女の子ならまだしもジジイ、しかも赤ちゃん言葉な妖怪ジジイだしな……。
石爺が泣き続ければ、重さに耐えきれなくなった天満橋が壊れてしまう。そうすればJAPANの大地もポチャーンだ。
その危機を回避すべく、『天満橋近くに陣地を確保する』ことが最優先されることになった。
地理的には九州の“モロッコ”だ。
ランスのイライラ
目標も定まったし、どんどん攻め進めていこう……と思っていたら、唐突にランスの満足度がDOWN。
えっ、もうイライラしてきたのか!?
ついさっき(?)、様子見てきたじゃん!
短気すぎるだろ……。シィルが居ないだけで毎ターンスリップダメージ状態か?
美樹ちゃんに手伝ってもらうか否か
ランスがグヮタグヮタうるせぇので、もう一度シィルの様子を見る。
前回はマジックに協力を頼んだりもしたが、今回は香姫と美樹ちゃんが相手。
ふと、「魔王の力でこうなったのなら、美樹の力でなんとかなるのでは?」という話題になった。
確かに基本的には間違っていないだろう。第二部的に考えても、『魔王の氷は魔王の力で溶かす』のは正道だったはず。
ただ、美樹ちゃんが魔王の力を行使することには危険が伴うし、そうでなくても美樹ちゃんは力を制御できているとは言い難い。覚醒に抗っているからこそ、魔王の力を扱い切れていないともいえる。
選択肢が出る前に、ランス自ら(ヤバいよヤバいよ)言いまくっている。
どう考えても駄目なフラグ。
『やらしてみる(危険)』表示じゃないのが逆に不思議……というより、警告するまでもないか。もう一方の選択肢文章に『危険』って書いてあるし。
もちろん『危険だから駄目』をチョイス。
スーパー英雄を自称するランスは、自力でなんとかすると言い、「まあ、ちょっとしたクエストだ」と笑った。
クエスト……? えっ、今ランスクエストの話しました?
シィルの呪いを解くための方法を探したり探さなかったりしつつ、お馴染みの仲間や新しいヒロインたちと世界中を駆け巡って冒険に××にと無限に楽しみ続けることができる名作RPG、ランスクエストマグナムの話をしましたか??
キャラクリ続々
レイラVS謙信
援軍としてやってきた時から、『JAPANの天才女剣士・上杉謙信』に興味を持ち、一度戦ってみたいと語っていたレイラさん。
少し時間は空いてしまったが、ようやくその望みが叶うことになった。
ってことは、仲間に謙信必須だよな? 愛も必須かな?
仲間にしといて良かった。
特に深く考えず、謙信&愛とレイラさんを同一周回で仲間に迎え入れたけど、この選択はキャライベント的に正解だったんだろう。
ランスも褒める通り、レイラさんは立派に健闘したけど、謙信には敵わずに終わってしまった。
嘘もお世辞も苦手な謙信からは「JAPANでも、あなたほどの女性剣士はそうそうおらぬ」とも称えられたけど、やはり負けは負けだと悔しがるレイラさん。
大人の女性として、謙信らの前では大きな動揺を見せることもなかったが……。
ちっっっっっ……とも!
酔えない!!
らしい。(えっ?)
おねえさんとボウヤ
失意のヒロインを慰めようとした英雄は、酔っ払い御姉様にムチャクチャにされてしまった。
これも本望……と言いたいところだが、ランスはただでさえ女性上位での行為が好きではない。酔っ払いレイラさん相手にはシリアスな抵抗や反抗さえ許されず、最初から最後までされるがままに汚されてしまった。
涙のにじむシーツ。落ちる牡丹。しくしくさめざめ。完。
辛い事件を乗り越え、レイラさんも無事にキャラクリ達成となった。ヤッター。
加入が終盤になってしまったのでどうなるかと思ったけど、必要な条件がほぼ整っていたのでギリギリ間に合った。
えーとこれで……キャラクリ何人目だっけ?
いらない子じゃない
馴染みのヒロインがもうひとり。
こっちは先日鈴女相手に、レイラさんどころじゃない大惨敗済。
単なる軽口だったろうけど、ランスに「いらない」とまで言われたのも尾を引いているのかもしれない。
鈴女のみならずJAPANの忍者全てに敵わないと感じ、リーザスの援軍として主のリアにも恥をかかせたと思い込んで、声を震わせながら「だから帰るっ…帰るの!」と、かなみは出ていこうとしていた。
『出ていこうとするかなみ』というと、前作のキャラクターイベントもそうだったっけ。
「ランス6 プレイ日記145 2級市民の女の子が辿った道」の時だ。確かキャラクターイベント以外でも同じようなパターンはあったような気がする。
だが前回とはちょっと違い、今回はランスがちゃんと止めてくれた。
相変わらず言い方は悪いし、かなみをからかいイジメる姿勢に変わりはないのだけど、「お前は必要だ」「お前が弱くても俺様が最強だから問題ない」「お前は俺のだ」……といったセリフは、珍しく『かなみが望んだもの』をランスが与えてくれていた。
かなみの理想は、もっと甘く優しく引き留めてくれるような男だったのかもしれない。
だがこれはこれでランスらしいし、かなみが求めているものに“いつもよりは”近付いてくれている。
それをかなみ自身も感じ取ったのか、結局帰郷はとりやめて、「最強になったらあんたを暗殺してやるわ!」と憎まれ口を叩くだけで終わった。
しかも関係は『愛情』にレベルアップ。これって結構スゲーことだ。そして『なんだかんだ言いつつ、実はちょっとずつデレてしまうしデレが表に出てしまう』かなみらしさでもある。
これにてかなみも無事にキャラクリ。険悪から愛情の道は長く険しかったが、かなみのためならなんとやら。
ランス6の結末に比べると、かなりハッピー寄りじゃないか?
かわいそう度が低い気がする。こっちの感覚がマヒしているのかもしれない。