戦国ランス プレイ日記070 使徒を秘めた女たち




ぼちぼち増えてきたキャラクリ勢。
今回仲間に加えたキャラクターを次周以降に再雇用できるかはわからないので、出来るだけイベントは見ておきたいと思っている。
特にちぬなんて、今を逃せば猿殺ししか機会がなくなる。今周回の大目標のひとつが、まさに『小早川ちぬのキャラクリ』だった。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







好感度age

初期加入な彼女





コツコツと絆を育み続けていた謙信の好感度が、ようやく『愛情』までアップした。
毎ターン合戦皆勤賞な勢いで働いてもらっているけど、スタートが『普通』なのでそれなりに時間はかかったなぁ。
初期加入勢な分、上杉攻略イベントが起きないため出番が少なくなってしまう謙信だけど、戦闘ではとにかくメチャクチャ大活躍の頼りまくり。俺からの好感度は最初から『愛情』ですよ。なーんつって(笑)。

今回の周回では「前周(正史)で謙信達を仲間にしたから」と上杉系初期所属ボーナスを使ったワケだけど、よくよく解禁情報を調べてみたら、上杉系初期所属解禁は『謙信ルートクリア』だった。
なんかビミョーにズルをした気もするけど、まぁいいか。単なる個人の縛りなんだし。







険悪勢の一角、ついに陥落





『愛情』祭は続く。次はてるさん。
プレイ日記064 大満足ボーナスの大盤振る舞い」でフラグを立てたのち、即ゲットできていた『死の幻覚薬』を、ようやくてるさんに貢ぐ時がやってきた。
見るからにヤバそうな薬だが、てるさんは躊躇することなく話に乗ってくれた。
ただし、「これを使ってもよくなかったら、貴様を殺す」とのこと。命をかけた真剣勝負をしろと言われても、もちろんランスは二つ返事で了承した。
ベロチューさえ酷く嫌がったうえに×女なてるさん相手に、なかなかリスキーな賭けだったが……。










結果的にはランス大勝利。
ヤることはヤったし、てるさんも××に対してそれなりに前向きになってくれた。「同じような状態でないと、このような事はしたくない」と、相変わらずハードルは高いが……その後の姉妹どんぶりイベントを見る限り、そのあたりの条件は徐々に緩まっていくのかな?
今回のイベントだけを見ると、微妙にMっぽいというか被虐に目覚めたっぽさもあるけど、特殊な属性がその後も掘り下げられた憶えはあまりない。
てるさんの××が毎回SMだの欠損だのの特殊プレイになるのも困るので、出来ればこのままノーマル寄であってほしい……という個人的嗜好。

これでてるさんもキャラクリ達成。
大満足ボーナスで稼ぐ好感度は楽でウマいな……!
やり甲斐と達成感はやや薄くなるけど、シナリオも終盤なので仕方はない。メインストーリーが完結するまでにやるべき事が山ほどある。
サブヒロイン勢の好感度アップの際には新しい××イベントも発生しがちなので、更に満足度もモリモリ上がっていく。
今回はただでさえ女性武将も多いし、ウハウハだ。







使徒の脅威は既になく

新しい人生へ










続いてちぬの元へ。
彼女の生存が必須条件になるこのイベントは、蘭ルート(or猿殺し)限定のものだ。

以前のように草原でピクニックをしつつ「蘭の中に魔人の使徒がいた」という最新ニュースについて話していたランスとちぬ。それは彼らには世間話でしかなく、ちぬとて使徒云々について思うところがあったわけではない。
不意に口をはさんできたカオスの言葉で初めて、ちぬの中にも使徒がいたことに彼らは気付いた。










「何かが中にいるなぁ」とは思っていたけど、それが使徒だとは思っていなかったちぬ。
中から聞こえていた声を再現すると……おお、なかなかの再現度。メッチャ魔導。
蘭が聞いていた朱雀の声に比べると、なんとも威厳に欠けるというか……ウ〇コを我慢してるオッサンみたいな台詞だな。なんかちょっとイヤ。

早雲や蘭とは違って魔人や使徒が関わっていることを知らなかったちぬは、体内からの声を『避妊のせいで生まれなかった子供達の呪い』と捉えていた。
死の予感が迫っているであろうことに恐怖や抵抗を見せなかったのは、彼女自身のあっけらかんとした性格や毛利家の生き方故だろうが、「相手が自分の子供なら仕方ないなぁ」みたいな考えもあったのだろうか?
己の運命を察しながらも受け入れて、出たがる魔導に「だーめ」と言っていたちぬからは、儚い母性のようなものを感じた。
……こういうのを見ると、ちぬも“母親”にしてやりたくなるよなぁ。
本人が望んでいるかはビミョーかもしれないが、好きな人(例:ランス)の子供が出来たとしたら、ちぬは良いお母さんになるような気がする。















カオスにもヒロインからのご褒美が与えられる珍しいシーン。
最終的にはランスが多めに御礼を貰い、小早川ちぬのキャラクリ達成となった。
ちぬの命を救え、彼女の儚さの理由を知り、不安と不幸を拭い去ることができて……良いイベントだったなぁ。
明るく達観していたちぬが、ようやく「ひょっとしたら…死ぬの…怖かったのかな…」と自覚するのも凄く良い。
これを機に、ちぬは生まれ変わったと言ってもいいのだろう。死の運命に憂うことなく、好きなように生きていけるはずだし。

もっとも、これは“IF”の運命だ。
正史上でのちぬは前回のイベントまで進んだのち、弾けて死んでしまう。
ただ……それですべてが終わったわけではなく……続きは、ランスクエストマグナムにご期待ください!
ランス10もいいぞ。







蘭と傾国の確執










ちぬと同じく、『使徒が体内にいた』女・蘭。
彼女のシナリオも、主に冒頭自動発生枠で着々と進んでいく。
今まで通りに甲斐甲斐しく蘭は早雲を世話し続けているが、早雲の体調が良くなってきたこともあって、彼からは「彼氏のランスの元に帰れ」と言われてしまった。
実際、早雲の顔色はすっかり良くなった。立ち絵も元通りだ。こうして振り返ってみると、病人顔グラフィックの期間は意外と短かったんだな。










早雲に『彼氏のランス』云々と言われるのは辛い。
ただ傾国は、明らかにあからさまに、早雲と蘭の関係を煽っていた。医者としての忠告と看病のため、という体を取ってはいるけど、その言動には確かな悪意のようなものが感じられる。

そして蘭は見事に煽られた結果、傾国に手を上げてしまった。
……叩かれた件は、傾国的には不本意だったのかな?
でもまぁ、叩くよな。蘭の性格ならなおさら。










早雲と蘭のギスギスした空気は変わらぬまま。
彼らの関係の溝は広がっていき、おそらくは傾国の狙い通りの流れになっていく。

とはいえ、早雲が回復したのは間違いなく傾国のお陰でもあるのがなぁ。
死にかけから救ってもらった以上、早雲にも蘭にも誰にも文句は言えないので、どうにももどかしい。