イブニクル プレイ日記19 首都近隣で右往左往




エル・キホーテ編までは比較的一本道だったマップが、ハンプティ王国突入後から『複数の島で構成されている』成り立ちもあって、ググッと移動範囲が増えた。
それ自体は嬉しいし面白いのだが……結構迷う!
ワープ先に設定されている街周辺以外の地理がなかなか覚えられねぇ!

結果、ようやく“ワールドマップ”を活用し始める(※遅い)。
ヘェ~……現在地周辺だけズームとか出来るんだァ~……。便利っすね。

 





アリスソフト作品のネタバレを含む可能性があります







ハンプティ王国の抱える問題

ちょいデレの予兆





登場したてで早くもナタールアウトロー堕ちかと思いきや、モンスター相手は聖母的にセーフらしい。
カラーと同じ枠みたいなもんか。っつーと、カラーに対して失礼だけど。
ああそれなら、女の子モンスター相手もセーフ? そのあたりはどこかで語られてたかな?

危機を救った甲斐あって、ナタールからの評価も無事アップ。軽く好意も持たれるようになったかな?
ただし根っこはそう簡単には変わらないので、尊大で高慢な態度は相変わらずだ。最後までマトモな御礼らしい御礼も口にはしなかった。
こればかりは本人の性格というか生まれながらの素質だろうし、そんなに苛立つってほどでもない。
むしろキャラが立ってて好感持てる。出オチ滑り芸悪役令嬢ポンコツ枠カワイイよね。







おなじみの再会





街に到着したところで、トワと再会。
はいはい了解、紙芝居紙芝居……と思っていたら、今回は紙芝居屋としてではなく実家のお使いで訪れているのだという。
トワの家はハムレット市国なる国にあり、父親は病院を経営しているとのこと。
おおっ、トワの個人情報が一気に明らかに……! 実家の職種や家族構成までとは開示の量が太っ腹。
今までは『謎めいた可愛い紙芝居屋さん』という印象だったが、ググッと生活感が出てくる。
世界観解説を兼ねたポジション的に、てっきり半メタな不思議存在枠なのかもと思っていたが、意外と地に足着いた背景があるんだな。







楽園か失楽園





さておき、今日の紙芝居タイム。
今回のテーマは『ハンプティ王国と角砂糖』。

元々はQD率いるドラゴンが支配する土地だったという、九つの島々。
英雄アーサーの活躍で住むことを許された人間は、旅に疲れた者やこの地を楽園と信じる者が中心になって、ハンプティ王国を建立した。ただし肝心のアーサーは、「ここは楽園ならぬ失楽園である」と言い残して旅立ってしまった。
事実、この土地は食料に溢れすぎていて、人々の意欲は削がれる一方。働かず学ばず怠け続ける国民性故に、失業率は90%を超えていたという。エル・キホーテとは真逆の理由で、国として破綻しかけていたようだ。










そんな国を変えたのが数十年前に登場した『角砂糖』
旨味を増幅させる魔法の調味料の登場は、ハンプティの料理を更に進化させた。料理人が騎士の称号を与えられるほどに、「食」や「料理」がこの国では特別な意味を持っていた。
そして、「食」や「料理」のために、人々は勤勉さを取り戻した。『角砂糖』のおかげで、現在のハンプティ王国の文化水準は進み、保持されるようになった……。

なるほど、結果だけ見れば良かった話ではあるが、な~んかきな臭い感じでもある。
『角砂糖』って旨味以外のものも含まれたりしてない? 脱法薬物的なモノだったりしない?
それともシンプルに、化学調味料に頼りすぎるのは危険だよ~的な風刺ネタかな。美味●んぼ。







島をウロウロ

探索でのスキル発見は大きな喜び





ハンプティ王国についての知識が増えたところで、トワたちの積み荷が乗った輸送船が襲われたとかで、軽~く海賊退治。
「女を誘拐しろっていう指示」だの「実験とやらが佳境」だの、怪しいことを言っていたが、詳しくはわからないまま結局ほとんど逃げられてしまった。
ただの海賊というよりは、蛇紋に絡んだアウトローっぽいな……。
おそらくこの国にも、既に蛇紋の魔の手は伸びているんだろう。先日の黒幕パーティーで悪役円陣にいた奴の中の誰かが関わっているに違いない。
ハンプティ王国の特徴的に、コックみたいな雰囲気の男が怪しい気はするが、えーと名前は……なんだっけ……。そもそも名前出てたっけ……。










……と、ここでリッシュが『蘇生』を覚えた!!
エル・キホーテでのヒーリング習得に続き、リッシュ様の快進撃が止まらない……!
でもリッシュ一人で攻撃魔法&回復魔法両方こなすのは小忙しい。BP管理がハードだぜ。

もっとも本作でのヒーリングは『一戦闘に一回』縛りもあるし、ある意味では割り切りやすいかもしれない。
回復に頼れない分、前のめりに戦うことを奨励されているゲームシステム。







残念な女





海賊退治の合間に、ま~た嫁への想いが爆発寸前になったので自宅にUターン。
えっ、早くない!? 前回に消化したばっかりじゃなかったっけ!?
嫁イベント自体は嬉しいし楽しいけど、こんな序盤で二回も楽しんでしまうと、また終盤に愛情ゲージがダダ漏れ状態になりそうだな……。

順番通り今回はキャスリンを選ぶ。
ティオに続き、前章で嫁入りしたての新人さん。初の嫁イベントとなればイチャイチャウッフン不可避かと思いきや……。















色々な意味で残念な内容……。
あまりの哀れさにリッシュは胸を痛め、アスタは(絶対に幸せにしてやるからな)と改めて自分に誓うのだった。
家族や夫婦の絆が深まったとも言えるね。イイハナシダネー!







面会すら困難





いよいよ本題。
ハンプティ王国に訪れたのは、蛇紋の存在についてハンプティの女王クインベルから話を聞くことが目的でもあった。
だが、早々に門前払い。同じく門前払いを喰らったというセントラル帝国の皇子といえば、先日出会ったリッシュの姉クロア姫の婚約者なはず。
ハンプティ王国領地内でバッタリ出会う可能性もありうるか? それとも既に帰国済かな。
義姉の旦那(予定)となると親戚同士みたいなもんだし、いつかは間違いなく会うことになるのだろうが……。















「アスタのためなら、口を利いてあげても……」的なデレをナタールが披露しきる前に、追加で登場人物。
ポピンズ……ではなく、ポピンズハーフの少女と、そんな彼女から食材を購入している執事のハッター。アスタに対してはわかりやすくデレ(そびれ)たナタールだが、彼女たちに対してはやけに辛辣にあたる。
ポピンズに対しては『“アーサーの悲劇”の際、軍船技術をセントラル帝国に売り渡した裏切者』扱いだが、執事ハッターに対しては騎士の位を盾に高圧的でシンプルに感じが悪い。
でもたぶん、これもまた素の性格と反応であって、特別に彼ら個人に悪意を持っているわけでもないんだろうな……。
悪い子ではないんだろうな~とは思うのだが、敵を作りやすい娘だ。早いとこウチの嫁に来て、更生なさい。
万人にこんなノリだと、ぶっちゃけいつか何か“やらかされる”のでは……と心配にもなってくる。










そんなこんなで、ポピンズハーフの女の子エリモと知り合いになった。
ハーフなので通常ポピンズよりはサイズ大きめだが、こんな外見でも主人公達よりも年上なのだという。
合法□リお姉ちゃん枠か……。アリですね。