戦国ランス プレイ日記114 夢と愛と




今回の記事には、戦国ランスにおける重要なシーン・重要なネタバレが含まれます。
ご注意ください。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







明かされた真実

くのいち調査結果










独眼流制圧よりも少し前、72ターン目のこと。
ターン冒頭から早々に、鈴女からの調査報告がランス達へともたらされた。
『日本丸がそもそもランスの子ではない』件、『傾国がランスに毒入り牛乳を飲ませていた』件……。真っ黒い真実がボ~ロボロ。
托卵の件は知ってたけど、毒殺計画のことはウロ覚えだった既プレイヤー・ワイ、今更ちょっと驚く。マジかよ。単なる睡眠薬ってだけかと思ってた。ヤバすぎて草。

それらの話にまず激しく憤ったのは、肝心のランスではなく3Gだった。
ここしばらく散々いびられていたうえ、家老という立場では意見することすらできなかったからなぁ。
「しばり首じゃ」だの「極刑じゃ」だの大騒ぎする様はいつもと真逆だ。ウケる。







傾国と五十六の違い










ランス本人は真実を知ってもさほど動揺はしていない。かなり早い段階から怪しんでいたし、そもそもランス自身は最初から子供など望んではいなかった。
子供が生まれて面倒くさい境遇から解放されるというのなら、むしろ願ったりかなったり。
「やってなかった」ことも確定した今、新たな目標へのモチベーションも生まれたってもんで、エ□スの予感にワクワクしていた。
お仕置きの時間だっぺ!

そんな感じでランスたちが騒いでいる頃、傾国の部屋には五十六が一足先に訪れていた。
直談判どころではなく、傾国に向かって矢を番えて問い質す……という、立場的には謀反にしか見えないような緊張感のある状況。
傾国に嫌味を言われても苛められても、うまく返せずに我慢し続けていた五十六がここまでの直接的な手段に出たのは、それだけ彼女が本気で怒っているからだろう。










五十六が怒ったのは他でもない、『ランスの身に危険が迫った』からこそだ。自分に対する侮蔑や嘲笑は耐えられても、ランスに対するものだけは許せなかった。
傾国は金銭での解決をチラつかせたが、彼女の望み通りの反応を五十六は返さない。
人間として、女としての汚さや浅ましさを表に出さず、ランスへの想いだけを繰り返す五十六の言動に、とうとう傾国は「……ああやだ、虫唾が走る」と本音を零した。
う~ん、歪んでる。










自分と同じように托卵での願望成就を唆す傾国にも、五十六はハッキリと拒否を示す。
この場面での一連の五十六のセリフ、とても良いなぁ。
今まで積み重ねてきた『山本家再興という一番の夢』への執着、鈍感かつ純粋ながらも目覚め育んできたランスへの想い、ついでに言えば傾国に対して無くはなかったかもしれない羨望、色々な感情が混ざっているのがよくわかる。
すぐに反論しきれなかったあたりにも、彼女なりの葛藤と不器用さをしみじみ感じた。
五十六は良い子だよなぁ……。比較対象が傾国なので、更にキラッキラして見える。







死なない女と死ぬ男










混乱の中、事故で発覚した傾国の体質。
蘭RTエンディング直前でも明らかになっていたものだが、CG付きだとなおわかりやすい。
綺麗にど真ん中を射ってんなぁ。ヨッ、大当たりッ!

矢を受けても平然としている事実を「そーいう体質」とだけ言った傾国は、そのまま強引に五十六を『共犯者』に仕立てようとする。
狙いはわかるが、そんなに簡単に孕むか……?
避妊の逆で、孕みやすくなる魔法とかあんのかな。
もしくはスティーブが孕ませ職人なのか。










職人(仮)スティーブもこれにて出番・人生共に終了。
今際の言葉は「ノーーーーー!!」だった。
最期になって急に出てくる異人要素。

結局スティーブがどういう人物だったのか詳細はわからずじまいだが、まぁどうでもいいか。
五十六に対して「もっと女らしい方がいい」だのなんだの言ってた時点で死刑確定。
馬鹿な男だ……。五十六はそこがいいんだろうが。
女らしさに欠けることを自覚して恥じらうオンナの良さもわからねぇようなメンタルチェリーは、「プレイ日記101 フィーバータイムでフリータイム」あたりの五十六の可愛さを百回復習してこい。







傾国逃走










ランスたちの乱入で、五十六はギリギリ救われた。
逆に窮地に陥ったはずの傾国だったが、スティーブの死にさえ大して反応をすることもなく、まさかの実子・日本丸を囮にその場から逃げ出してしまった。
あ、赤ん坊を投げ捨てるとかドン引きですわ……。ってかさすがに日本丸が哀れすぎない?
日本丸の出番はこの場面で終了になるのだが、その後はどうなってしまったんだろう。
呪い付きの子とはいえ赤ん坊には罪もないし、普通の人間としてどこかで静かに暮らしていけていることを願いたいもんだ。










ともかく、そんな大事件があったため、72ターン目は行動回数全てが潰れてしまった。
目前だった独眼流攻略も次ターンに持ち越し。
とはいえ結果は前回書いた通り、無事に制圧することができた。
政宗との個人戦もヨユーでしたよ(笑)。目薬禁止してたんで(大笑)。

次期当主だったはずの日本丸はその資格が無かったことが判明してしまったし、全てを企てた傾国は綺麗さっぱり逃げ出してしまったし、織田家としては踏んだり蹴ったり。
ここ10ターンほどかけて起きてきた傾国&日本丸関連の色々がパーになってしまったわけで、3Gの心労はエッグいことになっているに違いない。ドンマイ。







こっちもバレた

3Gも命がけ










傾国事件の余波はこれだけに留まらない。傾国妊娠前から持たれていた疑惑が再浮上し、避妊魔法の存在が3Gにバレてしまった。
これにはさすがの3Gもハラキリレベルにブチ切れる。
最初は笑って開き直っていたランスも、リアル切腹を目の前でやらかされると、「ちゃんとやる…やるよ、ちくしょう…」と観念した。
3Gのハラのひとつやふたつ、とトンズラしないあたり、鬼畜になりきれていない。







母親候補選択肢










避妊中にランスに提供された母体候補は142人。
改めて子作りを強要され、出た選択肢は……3人。
一番下は再切腹されそうなので、ならばとまずはシィルを選んでみるも、異国人は駄目だと却下されてしまった。
念願の絶好のチャンスを奪われたシィルが哀れすぎる。恨むなら3Gを恨んでね。















結局実質一択。
五十六を選ぶことでようやく話は進み、3Gから何度も念押しされる。
二ヵ月以内に兆候が無ければ、言葉にもできないようなおぞましい手段を用いて強制的に種を採取するとまで言われた。ヒーッ!

3Gの手前、一応選んだし返事もしたけど、この時点でのランスは本気ではない。
シィルと共に、密かに「今度、文句言ってきたら夜逃げしよう」と企てていた。
ワルよのぉ。そんなランスに同意を示すシィルも、珍しくちょっと悪い子。