戦国ランス プレイ日記115 女たちの幸せ




今回の記事には、戦国ランスにおける重要なシーン・重要なネタバレが含まれます。
ご注意ください。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







後日談

新しい遊び





正体がバレたのち、尾張を無事に逃げ出していた傾国。
1ターンだか2ターンだか後には、早くも魔軍領に到達し、ザビエルとの接触を果たしていた。
は、早ェ~ッ!
行動力すっごい。「遊び」に対してやる気満々すぎるだろう。

傾国の滞在をザビエルは許し、傾国は魔軍所属の武将になってしまった。
今後はたま~に魔軍側として合戦にも登場するはず。斥候でチラッと見かけた覚えがある。
……が、兵力がドン引きレベルに高かったので、接触せずに不戦敗で済ませちゃったような……。
何かイベントとかあったっけ? ちゃんと確かめておくべきだったか。















ここでのザビエルとのやりとりで、傾国の正体も明らかになる。
彼女の体質は、いわゆる“呪い付き”だったってことか。そういえば元就(ランス10)も不死身系の呪い付きだったような……。
ランス10では結局ハッキリ登場できずに終わってしまったけど、不死身系や半ゾンビ系と対比や交流をさせたら、また面白いシナリオが見られそうだ。
不死身には不死身をぶつけようぜ!







五十六と……





一方の織田家。傾国騒動が終わり、独眼流家も制圧し、現在の敵対勢力は魔軍浅井朝倉家の二つとなった。
ちょっと余裕が生まれたので、今のうちに五十六のイベントチェック!

……これ、自発的に選ばないままだったらどうなったんだろう?
冒頭枠で結局は強制発生かな。
もしくは3Gに襲われて男として死亡EDか。







五十六の告白





前回に3Gと『五十六との子供を当主にする』と約束はしたものの、その時点では実はやる気がなかったランス。こっそりシィルとは「面倒になったら逃げよう」とさえ相談していた。
この場でも、五十六の方から避妊魔法解除について直接尋ねられても、「うー…まぁなぁ…」と耳ほじ返答……というなかなかのいい加減っぷりを見せていた。
だが、ランスが傾国事件について改めて尋ねたところから、場の空気が変わってくる。















き……キターッ!
うおおおおおおおお!!
純で初心で不器用な乙女の愛の告白ッッ!!
同じ女武士系統の謙信の直球告白とはベクトルがまた異なる、淑やかで慎み深い、恥ずかしさをこらえながらも絞り出された『想いの丈』ッ……!!!

……熱ーーーーーーいっっっ!!!
五十六の態度が終始控えめで、ランスへの愛と気遣いに溢れているのがたまらねぇ。
五十六の可愛さに、既プレイヤーのはずの俺がなぜか今更大興奮状態。
我ながら草。










照れくさそうに付け加えたこの台詞が、またメッチャ良くない?
メチャクチャかわいいな……。
五十六ってすごくかわいいな。キャラクターとして魅力的なのはマジで今更言うまでもないのだが、『ヒロインとして』・『恋する女として』もメチャクチャ良いことを再確認。
すごいわ……。さすがだわ……。

「御家再興」という五十六の第一の目的でありスタート地点になる要素は、正直男性目線では“重い”ものだったと思う。
子供がほしい、できれば相手は異人でないほうが、JAPANの当主にもできるかも……など、近年の感覚では“女のずるさ”にも通じるようなものが多く見えて、決してキャッチーで男性受けの良い造形ではなかったと思う。
このあたり、鬼畜ランスにも繋がってくるので、私が深く語れるものではないとも思うのだけど、少なくとも戦国ランス序盤の五十六の描写でさえ、現代的価値観で見ると“重い女”と呼べるものだったように感じる。










だが、ルートに入ることで五十六はどんどん変わっていった。
スタート地点が「ああ」だったからこその変化と成長、傾国の対比が丁寧に描かれていき、『御家再興のために汚い手は使わない』ところから『御家再興よりもランスが大切』に至る部分は、葛藤や嫉妬の要素がありつつも最後には五十六らしく純粋で清々しかった。

傾国云々の部分だったりは昼ドラめいていて正直ストレス多めの展開だったけど、着地点がすごく綺麗だったので、終わってみればとても良かったような気もするなぁ。
時間がかかりやすいのも、『家か子供かランスかで悩みぬいた末に結論を出す』五十六の経緯を描くためには必要不可欠な点だと改めて納得した。
まぁ結局は好き嫌いもあるだろうし、ゲームとしてはターンが長くなったり我儘行動制限だったりはダルいんだけど、シナリオ自体は個人的には凄く良かった。……って、まだ終わってないんだけど。










シナリオがというより、五十六の描き方が良かったと言うべきか……。
ともかく、五十六がすごく良かった!
前から好きだったキャラだけど、その魅力を再確認したことで何段階も好きランクが上がってしまった。

しかもまだ五十六ルートは終わっていない。
最後に五十六が至る場所、その見せ場はまだ残っている!
ついてこれるか!?







母になれなかった女たち










五十六の出番が終わって、シィルと鈴女の短いやりとりがここで挟まる。
これもまたシィルの“重さ”が出る場面ではあるのだけど、鈴女はもちろん密かに涙するだけで終わらせるシィルも結局は優しい。
シィルのキャラクター上、不可欠なシーンだとも思う。シィルだって完璧超人な聖女なんかじゃないもんな。

言われた通り、ちゃんと明日からは元気になって頑張るんだろう。
シィルも鈴女もやっぱり良い娘だ……好きだ。
どいつもこいつも良い娘なので、全員〇ませて子供増やそうぜ。







激レアサービス










上記イベントの直後には特にランス・シィルのやりとりは無かったが、数ターン後にはフォローっぽいイベントも発生した。
なんとランス、初めてのシィルの耳掃除。
しかも言動もオチを除けば超優しい。
コ、コイツ……もしかして……気を遣ってるな!?
ここまでわかりやすく気遣うとかマジで珍しいな!!??










前作のランス6では、フォローするといってもせいぜい『迎えに行く』くらいのレベルじゃなかったっけ。
ランスも成長したんだなぁ……。
今回については、意図的な子作りってのがさすがに気まずかったのかもしれない。
浮気を誤魔化すために本妻に優しくする男の図?







突然喧嘩を売られがちな巫女機関










全然話は変わるけど、巫女機関に宣戦布告だ!
目的は名取の確保。からの風華キャラクリを狙っている。

独眼流とのゴタゴタも終わったし、クリアまではもうちょいターンもかかりそうだしと、色々なことに手を出しまくり。
さすがにぼちぼちキャライベント系も進めていこう。