FGOイベント ぐだぐだ邪馬台国2020 プレイ日記03 埴輪は割るもの砕くもの




今回のシステム、開始前は懐かしの無人島イベントのような感じかな~と予想していたが、実際にやってみると閻魔亭イベントの方が雰囲気は近い。
貰えるご褒美がQPだけに限らず、種火だったり素材だったりするのは目新しくて楽しいな。特に素材はいつだってなんだってありがたい。ウニ拾いのためにアトランティス通いする生活は、もう嫌なんじゃ。

建築対象を選ぶ余地は少なく変化も多くはなく、選択肢で悩む必要がないのは気楽ではあるけど、無人島の時のようにマップやシナリオに選択が反映されるタイプのイベントもまたやってみたいな。
あれっきり似た仕様のイベシステムが復活しないあたり、手間とコストがエグかったんだろうなぁとは思うけど。でもやっぱ楽しかったんだよな、無人島開拓。



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※本記事ではサーヴァントの真名を表記しています





常闇に呑まれし国

局長と亡霊










第二節が始まって、まず描かれたのが敵サイドの様子。
邪馬台国に現れた新撰組を率いる、謎の『局長』が姿を現した。
局長を名乗るだけあって、例の浅葱のダンダラをちゃんと身に着けている。部下にも新撰組衣装を徹底させているあたり、新撰組を名乗るうえでの最低限のリスペクトみたいなものは感じられる……か……?
そして勾玉ネックレスで邪馬台国リスペクトを表現しているのだろうか。やりたいことはなんとなくわかるけど、この組み合わせにあの人相だと、安い成金中年男性にしか見えないな。腕に数珠とクソゴツ金ピカ時計を装備していそうなタイプ。サングラスはティアドロップ。










新撰組『局長』といえば、まず思いつくのは近藤勇。……だが、こんなキャラでその線はさすがに無いだろう。
だとしたらやっぱり芹沢鴨? 人相や雰囲気的には近藤勇説より可能性が高そうだけど、「いかにも」過ぎるような気がしないでもない。

色々と推理・考察してみても、ファイナル本能寺における大僧正のように『史実にいたわけではない新悪役』の可能性もあるしなぁ。
新撰組局長になりたかっただけの一隊員etcってパターンも無くはなさそう。
ただ、土方・沖田・山南・斎藤といったA級新撰組メンバーが揃っている以上、『局長を夢見ただけの新悪役』だと格が足りなさ過ぎて、いささか盛り上がりに欠けるか……?

予想するにはまだ情報も足りないし早すぎるとは思うのだが、こういうのを考えてるだけでもちょっと楽しいよね。
やっぱ日本人って新撰組ネタが好きなんすよ。







異世界転生で俺TUEE的な










場面変わって、味方側。
ノッブと再会できないことにブー垂れつつも、信勝が意外と周囲に馴染んでいる様子が描かれた。
新撰組とも邪馬台国とも無関係かつマシュ・主人公とそこまで親しいわけでもなく、蚊帳の外気味ではと心配したが、杞憂だったようだ。意外と元気に過ごしてるじゃん。

思えば、『ノッブ皆無』な状況下での信勝単体がそもそも初の機会……?
イベントでは毎回皆勤賞な男だが、いつだってノッブとつるんでいたりノッブと対立したり、ノッブ無しで登場することは一切無かったような気もする。
味方側ノッブの出番が遅いのは帝都でも経験済みだけど、一方の信勝がこんな早期に登場・味方として加入ってのがそもそも今までには無かった。







維新側と新撰組

はにほー










新たな埴輪が見つかったとのことで、調査に向かった主人公一行。
埴輪以上に大蛇が目立つけど……これ、どう見てもお竜さんだな。ってことは土佐の三人組か。
あれっ、レイシフトの時に彼らは同席していたっけ?
てっきり埴輪発光時の面子だけがこの世界に飛ばされたのかと思っていたけど、そうとも限らないのだろうか。










埴輪状態の龍馬&以蔵とは意思の疎通が出来ないが、お竜さんとは会話可能。
……だが、彼女も記憶を弄られているのか、主人公たちのことはもちろん、埴輪と化した龍馬のことも正しく認識できていないようだ。
「黒い靄が妙に馴染む」という感想も気になるな。お竜さんが龍馬たちと共に埴輪化せず、かといって人間形態でもなく大蛇姿になっているのにも、何か意味があるのか?


あと、話は変わるけど、龍馬埴輪のように“困り顔”になっている埴輪ノッブってちょっと可愛い。
いつもの
 ↓
〇 〇
 ▽
ベースではなく、
● ●
 ●
寄りになっているのが、ちょっと違ってなんか好き。
埴輪とコハエース顔が合わさって、絶妙なバランスになってる。







あいやー










沖田さんの時に続き、埴輪をブチのめしたことで二人は解放された。
同時にお竜さんも記憶を取り戻したようだ。
仲間も増えて一件落着……と言いたいところだったが、予想以上にショックを受けていたお竜さんが離脱してしまう。
それを追いかける形で龍馬も離脱……って、また別行動か~い!
そんなことばっかりしてるから、信用できないとか胡散臭いとか言われるんだぞ!

でもリョーマ大好きお竜さんはやっぱり可愛いので許した。
大蛇姿で龍馬埴輪の保護者になってるのも、あれはあれで可愛かった。










離脱直前、龍馬が以蔵に何か吹き込んでいたのがあからさまな布石。以蔵も理解しきれていないようだが、何かを依頼していたっぽい。
それっきり龍馬たちは居なくなってしまった。いつものパターンを考えるに、再会は終盤だろうか?
わからないまま丸投げされてカップル離脱とか、そりゃ残された以蔵さんも怒るよね。カワイソス。草。







新撰組は傷だらけ










龍馬たちは居なくなったものの、とりあえず以蔵だけは無事に合流完了。
だが予想通り、このあたりの面子との相性は悪い。
生前や過去がアレでソレなので、むしろこうやってギスギスするのは当たり前。あまり気にしない沖田・土方の方が特殊なんだよな。あと龍馬も。

山南本人はさておき、斎藤はもうちょいサラッと躱せるタイプかと思っていたが、今回は以蔵に対してガッツリと噛みついていた。
飄々としているようでいて沸点が低い。身内への情は意外と深いタイプ? それとも山南個人、あるいは今の状況に限って熱くならざるを得ない理由があるのだろうか。










山南の裏切りに触れられた時、反応したのは斎藤だけではない。沖田さんも怒るというほどではないが、真面目な顔で息を呑んでいた。
土方と二人の時は新撰組コンビとしてキャッキャッとしている沖田さんだが、抱えたものは沢山ある。今まで触れられたことはなかったけど、山南にまつわる一件についても、簡単には語り切れない感情を隠していたのかもしれない。

愉快な話題でもなし、ワクワクするべきではないだろうが……ワクワクしてきたな!
本人たちには語り辛い、気まずい状況ではあっただろうけど、あえて踏み込んで突っ込んできた以蔵に今回ばかりはGJと言いたい。
むしろ早々に触れてくれてよかったと思う。物語的にも、新撰組に詳しくないかもしれないライトユーザー的にも重要な場面だった。

ともかく『沖田さんが掘り下げられる』余地が見えてきたってだけで超嬉しい。
斎藤追加の時点で楽しみにはしていたけど、更に山南や敵局長(仮)まで登場するとなると、今までには語られてこなかった沖田さん・新撰組関連の過去やエピソードが描かれるのはまず間違いないだろう。
超古代新選組列伝、始まったな……!