イブニクル2 プレイ日記21 蔵握領四季めぐりの旅




イシュタムと王家の関りが発覚したのは、第三章終盤。
全七章だと仮定した上で前作を思い出しても、『敵の組織の正体発覚(弱)』としてはかなり早いタイミングだったような気もする。
もちろんまだまだ爆弾は隠されているのだろうけど、展開のスピーディさ自体は興味深い流れ。思えばエンデのアレソレも、序盤から丁寧に描かれてきたとはいえかなり早い段階で直接対決に至った。
この調子で、今後は敵のひとりひとりを丁寧に掘り下げていく感じになるのだろうか?

 





※イブニクル(1)とランスシリーズのネタバレを含む可能性があります







御三家巡りの旅

新たな地域へ










二度目に会ったあたりから既に怪しかったが……この女、早くも堕ちたッ……!
“素”を見せた時期が早かったからというのも大きいのだろうが、パトリオットをも上回るスピード攻略である。第四章、まだ1/3くらいじゃん。
カノにさえチョロイン呼ばわりされてて草不可避。おまいう。
公爵家に限らず、この世界の女性はチョロインが多すぎるのでは……?










結婚ほぼ確定なスパルタンからの依頼を達成するため、ようやく新しい地域への移動が解禁された。
ありがてぇありがてぇ……!
これで家族を治療できるようになる……!
オラには病気を抱えた嫁が何人も居るんじゃ……!

そしてマップの宝箱から初の【専属看護婦さん】ゲット。
前作でも愛用した装備品だ。さっそくタンク役のユラギに装備してもらおう!







エピデの余裕










秋の街“カクリヨ”に着くや否や、ジョンと再会。
彼と会うのは先日のホワイトキャッスル以来だ。あの時は気絶したままだったので会話もできず、イシュタムに連れていかれるのを見逃すしかなかった。大丈夫だろうとは思っていたけど、元気そうなのを確認できて一安心と言える。

ただ、『イシュタムが王家に絡んでいる』という新発見が、相手の不利にまるで繋がらないあたりは厄介。
エピデも堂々と「だとしても、何か?」という態度で悪びれもしない。
まぁそんなことだろうとは思っていたけど……軽く驚く程度の可愛げを見せてほしいもんですわ。







力無き王





エピデは主人公とジョンの会話を邪魔しようとさえしない。それだけ自信と余裕があるからこそだろう。
実際、ジョンに直接色々と訴えかけても、あまり話は前には進まなかった。自他共に認める『無力』さを改めて目の当たりにして、初めてジョンの闇みたいなものが見えた気もする。

それでもいくつかの収穫はあったかな。
ジョンが理解した上で諦めていることがわかったり、こちらが彼を心配していることがジョンにも伝わったり……。何も相談しないよりは良かった、とは思う。










男友達っぽい存在としては前作のヤラセやフェルトン、アシュバルあたりを思い出すが、ジョンは彼らほど良い意味でも悪い意味でも強くはない印象だ。
違う道を行くのか、それとも悲惨な結末に向かっていくのか……まだ断言できるほど状況は極まってはいないか。
悪いことをしない限りはできれば助けてやりたいけど、どうなるかなぁ。期待しすぎず、心配くらいはしておこう。







戦争を求める思想





その後、国王達とは別行動を取っていたピュロスとも出会い、話をする機会があった。
彼のスタンスはエピデやハーメルンとはまた少し異なる。エピデたちのやり方を過酷な治療と称し、「人類の治療を願う大聖女イシュタムの元に集っただけの協力者」と語った。
イシュタム構成員が個人でバラバラに行動をしているのはわかっていたけど、前作の蛇紋ともまたちょっと違う組み方をしている……?
こんな形でアレクに接触して協力を求めたのも、イシュタムとしてっつーよりピュロス個人の独断っぽい。










「今の環境が新しい病を生み出す病床」という結論に至ったピュロス。
戦争の実現と人間の強化、闘族時代の復活こそが世界の治療になるのだ……という考え方は、あくまでも彼個人の思想だろう。エピデやハーメルンはまた異なる視点で治療法を考えているのだと思われる。

ピュロスの考え方と方針自体は興味深かったし、理解できる部分も無くはなかったけど、基本的には極端かつ真実味に欠ける話だったかな。
予測で都合よく考えている部分が多すぎるように聞こえた。
それとも、そのあたりの曖昧なパーツを補完するだけの情報をピュロスは更に隠しているのか?







セキシキとヨミ

公爵の弟





御三家巡り、二つ目の町は冬っぽい雰囲気の“セキシキ”
スパルタンが話していた、弟のゴウとも会うことができた。
想像以上に幼い少年だったが、見た目は姉とよく似ている。物腰も丁寧だし真面目そうだし、悪い子じゃなさそう……ではあったが、スキル使用者に対する妙な怯えっぷりは気になる。
スパルタンにはそんな意識は無さそうに見えたが、実は姉のことが苦手だったり?
そうなってくると、御三家とスパルタンの信頼関係にもちょっとだけ暗雲が立ち込めてきた気がしないでもないが……。







初のユラン装束





サブイベントを進めたり女の子モンスターを売っぱらったり……。
コツコツ集めていたユラン装束の、どれかのパーツが揃ったらしい!
どれがどれだけ揃っていたのかもよくわかっていないけど、ともかく用意ができたとのこと。やったぜ!

ユラン衣装といえば前作でもお馴染みだった強力な装備品だ。
本作では装備品ではなく『着替え』として、別枠で自由に立ち絵変化が楽しめる感じ?
機能ではなく見た目だけ優先で、気分に合わせて変更できるってのは嬉しいな。
イブニクルに限らず、装備で外見が変わるタイプのRPGは見た目と機能の兼ね合いが悩みのひとつ。
ただし、だからこそ見た目と機能が噛み合うギリギリのラインを攻めるのが楽しくなったりもするのだけど……話が逸れてきた。










完成したのはカノのユラン装束!
……って、すっげーモロ出し!!??


前作では『かなりセクシー』くらいで、ユランシリーズでモロな露出は無かったと思うけど……少なくとも今回完成したカノ用装束はガッツリアダルト。全年齢は絶対NGなやつ。
ううーん……な、悩むな。
主人公にしか見えない仕様ってのはわかってるけど、カノがスゲー痴女に見えてしまう。シリアスなストーリー中にこんな女が急に現れたら、空気とか雰囲気とか無茶苦茶だよ。

とりあえず……一度、普通に戻すか……。また飽きたり慣れたりした頃に着てもらおう。
サキュバスっぽいデザインや意匠自体は素晴らしいし、いつもと雰囲気が変わって好きなんだけどな。
アダルトな方向性は良いけど、もうちょい抑えてほしかった。
せめて胸元に絆創膏とか貝殻とか付けない?
こんなのエ□ゲーじゃん!







特別な浄化、三回目










蔵握領でコツコツと続いてきた、聖女マスカレードによる【アスクレイピオスの真実】シリーズも無事に完結。
最後にスペシャルな浄化&聖人見習い認定を貰うため、彼女に頼まれた『よーでるオイル』を集めることになった。
指圧マスターが意外と出てこなくて、ちょっと迷ったぜ……。
いくつ必要だったのかもうろ覚えで、“ヨミ”の教会を何度も出たり入ったりしてしまった。










でも頑張って集めた!
マスカレードゲット!
聖女三人コンプリーットッッ!!


これで聖女それぞれに、各一回ずつ特別な浄化をしてもらったことになる。
前作の流れを思い出すに、“宗教都市”とやらに行けば二回目チャレンジが発生するような気がするな。
きっと嫁入りチャンスを兼ねた本番が待っているに違いない。
早く行ってみたいな~!