FGOイベント いざ鎌倉にさよならを プレイ日記04 擦れ違う師匠と弟子の想い




鎌倉イベントは2月頭まで開催予定……ということは、終了とほぼ同時にバレンタインイベントが始まる感じになるのだろうか?
去年・一昨年と新イベントが続いたけど、そろそろ復刻バレンタインもあり得るかもな~となんとなく思ったりもしている。セミラミスのバレンタインって、結局未復刻だったように思うし。

もしくは紫式部清少納言の流れを汲んで、新たな文系サーヴァント実装だろうか。
振り返れば最初期バレンタインの相棒枠もシェイクスピアだったし、FGOでのバレンタインは妙に作家に縁がある。

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







新弟子誕生

ハロウィンが遺した傷は大きい










帰ってきたハロウィンと共に襲来した、久々のエリザベートJAPAN。
護法少女以来……いや、閻魔亭の宴会以来だろうか?

今回のイベント、エリザベートJAPANの立ち絵に限らず、『ちょっと懐かしい素材』が多く使われている感じがする。
新宿ビル内装背景だったり後に出てくる火の〇〇〇だったり巨大●●●●だったり……。
リサイクルキャンペーン?










フライングにも程があるエリちゃんの“覚醒”には、やはり悪牛若が関わっているらしい。
前回のジャンヌオルタ事件とは違い、今回のエリちゃんは「力を貰った」だけで成長や若返りはナシ?
良かった……。エリザベート化を強要されたカーミラさんは居なかったんだね……。超見たかったけど……。

年齢変化とはやや趣が異なるけど、ワダアルコ同人誌Fate/GOMEMOシリーズではエリちゃんコスのカーミラさんも見られたりするぞ。
超オススメの一冊(複数冊)。










最終的にエリザベートは三体に分裂した。
うんうんエリちゃんならよくあることだよね……と思ったけど、これも【打ち出の小槌】の効能と言えるのか?
牛若丸が悪牛若とミニ牛若に分裂したように、エリザベートも力が高まりすぎて増えたのかもしれない。
まぁ……どうせエリちゃんなので……深く考える必要もないか……。ふわ~。







師匠キャラを守るため










フランスに続いてスロバキア。牛若丸にさほど関りのない土地が続くうえ、悪牛若の目的も未だわからず。
ついでに言えば、前回以上に今回は得られる新情報も少なかったな。相手エリちゃんだから仕方ない。

ここで鬼一法眼が牛若丸に対して、正式に降格宣言。今後は弟子ではなく馬鹿弟子らしい。ニュアンスの僅かな差でしかなくない?
最終的には許してもらえるのかもしれないが、とりあえず今現在は「師匠」呼びも禁止らしい。なおミニ牛若は今後も師匠連呼を続ける模様。禁止された意味、無しッ!















弟子が居ないとなると、鬼一法眼はもはや「一介のお姉さん」
キャラが薄いけど良いのですかな? とイジってきたのは弁慶だった。
良い性格してるな~。鬼一も見事にグヌヌとなっているのが愉快で可愛い。

だがここはあえて言わせてもらおう。
「一介のお姉さん」、良いじゃない!!
サイコーじゃん!!!















ミニ牛若&弁慶に対抗すべく、主人公を弟子扱いしはじめた鬼一。
前々回は「弟子にはしないからな」って散々言ってなかった……?
状況によってコロコロ変わるというか、【打ち出の小槌】の件もそうだったけど、ムキになりやすい・煽られやすすぎるような気がする。

本人は前言撤回にさほど拘りも恥も感じない性質のようだし、構わないのだろうが……やっぱり人が良すぎるよ、この師匠。
神に連なるものとは思えないくらい親しみやすくて付き合いやすすぎる。
こんな甘々師匠をタダで貰えるんですか? ほ、本当に良いんですか!?
絶対に返しませんからね。もうスキルだって育ててるんですよ。







弟子に甘い師?

擦れ違う想い










遮那王と鬼一法眼』の過去回想、二度目。
前回から今回で、時間が一気に跳んだようにも見える。早くも遮那王は鬼一法眼の剣術を修め、師の元から巣立とうとしている様子だった。

「好きにせよ。好きに生きよ」という言葉は突き放しているように聞こえなくもないが、実際には鬼一法眼の優しさと思いやりとが籠りまくり。
鬼一法眼のセリフひとつひとつ、その節々から、鬼一から遮那王への深い“情”が確かに見て取れた。
一方の遮那王も師を間違いなく慕っているようではあったが……鬼一の想いが正しく届いているとは言い難い。彼らの気持ちは微妙に擦れ違っていた。















“今後”の展開がわかっている今、彼女たちのやりとりを見ていると胸が痛い……。
「兄上から文が届いたのです!」と語っていた遮那王は、きっと本当に嬉しそうだったんだろうな。師に見せようとしたのも、喜びと自慢と、この感情を師と分かち合いたいという気持ちもあったんだろう。

そして鬼一は「此岸の出来事なぞ興味はない」と一線を引き、踏み出さないように注意しながらも、彼女の本気の言葉で遮那王の未来を憂いているように見えた。
此岸に関わらないという姿勢を貫くのなら、こんな風に遮那王に語り掛ける必要さえもなかっただろうに……。やっぱりこのお師さん、甘々じゃない? 甘々のあんまみーやじゃない?















一連の過去シーンは悪牛若か鬼一の回想かと思っていたが、ここで【主人公の選択肢】なセリフが介入。
回想内容のどこまでが見えていたのかはわからないが、“主人公”の心の声は悪牛若の元にも届いたらしい。そしてそれを悪牛若自身も感知したようだ。

白昼夢のようだったやりとりは一瞬で、気付いた頃には主人公も目覚め、詳細を忘れてしまっていた。
毎度おなじみレムレムの一種なのだろう。夢の中とはいえ、元凶たる悪牛若と接触できるのはかなり重要な情報を引き出せそうなものだけど、起きると忘れてしまうというのはちょっと勿体ない。







弟子に優しく、馬鹿弟子には厳しく










チェイテで主人公を弟子認定したのは、それこそ売り言葉に買い言葉っぽい勢いだったのに、すっかりその気になってる鬼一法眼師匠。ミニ牛若も驚くほど、新弟子・主人公を大っぴらに可愛がってる。
ご機嫌師匠はキュートだ。カラッとした感じの笑顔が可愛いね。たまに見せるコメディ染みた『笑いながら怒る』表情差分も好き。

ただ、先程の遮那王との過去を想うと、ちょっと切なくもなる。
ミニ牛若の証言通りなら、ここまで表立って全面的に甘やかしてはいなかったのだろうけど……回想内で遮那王にかけていた言葉を思うに、『弟子を可愛がり、情を注ぐ』姿勢自体は今も昔も変わらないのでは?















師匠の現状と「天下に知れ渡る程の厳しさ」の矛盾……。
ここには何かが隠されているのか?
それとも単に牛若丸が鈍感だったってだけ?

……鈍感ってだけかもしれない。
天才は人の心がわからないからな~って冗談はさておき、自分を疎んでいる人(兄上)を慕い続けて追いかけていた点といい、牛若丸は想い・想われの関係性を巧く構築できないことが多いようにも見える。










生前は巧く嚙み合わず、結局すれ違ったまま別れてしまったっぽいが……。
今になって、牛若丸と鬼一は改めてイイ感じの関係を再構築しはじめているように見えなくもない。
「ずーるーいー」とか可愛いし、師匠・馬鹿弟子で喧嘩コントしている姿も、結局二人とも楽しそうだ。