ランス・クエスト 延長戦003 知り合いが集まる街



今回のランクエリプレイを本腰入れてプレイ開始したのは、戦国ランス感想日記が完結間近になってから、ようやく。
戦国終盤でモタついてしまったのが尾を引き、実はあまり気分が乗り切らず、「まぁ予定してたし、やるか~」くらいのローテンションな感じでダラダラと始めたのだが……ところがどっこい。
今現在、メチャクチャ嵌ってるしメチャクチャ遊んでる。ランクエ超楽しい。他にもすべきことはいっぱいあるのに、暇さえあればランクエを触ってしまう……!
やべぇよ、やべぇよ。感想ペースを光の速度で引き離してるってば。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります





CITYの人々

失望コパンドン




遊び呆けているランスたちの前に、クソデカ溜息を吐きながら現れたのは……コパ帝国総帥、コパンドン
戦国時期にも名前は飛び交っていたが、登場はランス6以来となるヒロインだ。その後ランス10でも再登場し、ちゃっかりと第二部までも出番を勝ち取ったしたたかな女でもある。第二部の方が若返った説すらあって草。

しかし、何度見てもランクエコパンドンは可愛いな……。立ち絵のクオリティが本作トップクラス。すっごい美少女。(※俺判定)
元々童顔なのもあって等身変化の影響も少なく、違和感なく『ランクエ当時最新のコパンドン』として完成しきっている印象だ。







何を隠そう、コパンドンはこの街“CITY”の都市長でもある。町で一番のお偉いさん兼、この小国のトップ。
ランス6当時、ゼスでのトラブルを利用した大儲けによってコパンドンが国を手に入れたのは、「ランス6 プレイ日記086 1兆億GOLDの夢」の頃だったか……。
コパンドンの作った国にヒロインたちが集まっていく展望はランス6時点から少しだけ語られてもいた。

ランクエ及び“CITY”が舞台となる『オールスターでお祭り騒ぎ』感、すごく好きなんだよなぁ。楽しくてワクワクしっぱなし。
オールスター物は乱発すると質が下がるし、一回きりの方が完成度も高くなるのだろうってのはわかってもいるが……ランス10完結後時空でのランクエⅡもやりてぇよなぁ、とは死ぬまで言い続けてしまうだろう。









話を戻して、コパンドンについて。
今の彼女は相変わらず商売・経営で忙しくしているようだが、ランスへの愛が変わったわけではない。
……変わったわけではないが、今現在の『ただただ遊んでいるだけ』のランスには、少なからずガッカリしているらしい。
遊びまくって金の無心というクズ行為に対しても「つまらん。がっかり」と塩反応。激しくツッコむ元気もなく、笑顔でバラまく景気の良さもない。

ただし本気で愛想尽きたわけではないらしく、迫られたら××もやぶさかではないみたいな空気も後に出したりはしていたが、結局ランスがあんなことになったせいで××はしばらく封印状態と化した。
ランス6の時といい、××解禁まで意外と時間がかかる女だ。守備範囲ギリギリのくせにもったいぶるな!(※暴言)





酒場の花




続いて登場したのはアタゴちゃん!
酒場の女店主という、RPGではお約束的な立ち位置の本作初登場サブヒロイン。
てっきり出番はランクエ(マグナム)オンリーかと思っていたので、ランス10で再登場確定した時は逆に驚いたなぁ。
アタゴちゃんは外見も可愛いし性能的にもランクエでは最高クラス、ランス10でもここぞという時に刺さるので本当に便利な女だ。









コパンドンへの金の無心に続き、ランスのなかなかクズな言動が目立つ序盤。
昔からこういうヤツでもあるが、戦国の頃はもうちょい丸かったような気もするけど……。
やはりシィルの有無、軽いストッパーがあるか否かがデカいってことの表現でもあるのかな。

現在のランスの主な同行者である鈴女は本気で止めないし、サチコは常に傍にいるわけでもないし、やっぱりランスの行動は止められない。
基本的にランスという男が、止められたところで簡単に止まらない性格でもある。今のランスはブレーキが半分壊れた状態なのかもしれないな。

本人の良心だけでも一応ある程度の自制は効くはずだが、ガチな環境以外では肝心の良心がなかなか働いてくれない仕様でもある。
その悪影響が、特に本作では表に出やすい。





お馴染みキャラが続々と

ギルドと売店




“CITY”のギルド長を務めるのは久しぶりのキース
ランスにとってはどうでもいいだろうが、プレイヤー目線ではちょっと嬉しい再会だった。

キースは顔も怖いし華も無いが、なんだかんだでランス達のことを気にかけてくれる良いオヤジだ。
ランスとシィルの古くからの馴染みとして、ランス10でも登場して欲しかったが、残念ながら叶わなかったなぁ。
でも第二部でのスポンサーに『キースギルド』の名はあったので、元気に健康に暮らしているのだとは思われる。
ランクエ時代には妊娠中のハイニさんは、それこそランス10第一部の頃には出産済みか?
戦争のさなかに赤ちゃん連れとは大変だろう。そっちのフォローに忙しくて、キースは表に出てこなかったのかもしれない。









更に“フロストバイてン”にて、改めてフロストバインタマとも顔を会わせたりしつつ……これにてクエスト『コパンドンCITY』クリア。
戦闘なしのシナリオオンリー、いわばオープニングのメインシナリオの一部なパートだったので、意外と尺も長かった。登場キャラも多かったし。

クリアと同時に、NEWクエストがドドッと追加された。
まだまだ序盤のおつかい程度のクエストばかり……かな?
『街角のヤンキー』クエストだけは、イベント中の行動によって今後のクエストが変化する~みたいなギミックがあったような気がする。





早速のスカウト






とりあえず、まず興味深いのは『酒場でスカウト』
仲間が増える嬉しいイベントだ。こういうスカウト系クエストは、本作の仕様上目にする機会がかなり限られてくる。

こんな初期段階、特に条件も達成してなさそうなのに加わってくれるユニットっつーと、誰だろう?
マジでわからず、ドキドキワクワクしつつ選んでみる。









プリマだ!
ランス6以来、ちょっと久々のプリマ!
バードやキースと同じく、立ち絵無しで顔グラフィックオンリーだったか?
本作はそれくらいのポジションで留まる“サブ”ヒロインも多い。

最初期に加わる仲間がプリマってのも、ランス6を思い出すチュートリアル感だ。
懐かしくもあり、メイン級からモブ寄りまで様々なキャラクターが集まってきそうな気配にワクワクもしてくる。







彼女の職種はシビリアン
看護兵であるプリマは決して強力な人材ってわけでもないが、ヒーラーすら居ない今は貴重なユニットのひとりだ。
直接攻撃スキルも持っているようだが……とりあえず後衛行きだろうな。サチコの初期ガードもまだ育っていないし。

前衛にランス・サチコ・鈴女、後衛プリマでしばらく進めていこう。
そう遠くないうちに追加戦力も増えそうじゃないか?
両刀弓兵とかベンビール家の女とか、近々加入の予感。