ランス・クエスト 延長戦035 敵はヘルマン第三軍



今回の記事には、ランス・クエストにおける重要なシーン・重要なネタバレが含まれます。
ご注意ください。

 

 




※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります



カラーを救え

ヘルマン第三軍




リセットからのSOS手紙を受けて、ヘルマン第三軍に襲われているカラーの村を救出すべくやってきたランス御一行。
第三軍といえば……ランス9直前にあたるこの時期では、ミネバが将軍として率いているのかな? ヘルマン兵士の会話の中にも、ミネバの名前が度々挙がっていた。

遡ればトーマが率い、将来的にはヒューバートが率いる軍にあたる。
ランスのせいで度々トップが変わったあたり、因縁の深~い相手だなぁ。
そして今回も……。





外道ルートor女騎士ルート




今回の作戦におけるヘルマンの主力部隊は二つ。
ひとつはゲス野郎と名高いオルグ隊長とやらが率いる外道集団。
もうひとつは、凌辱を嫌悪する堅物で美人なアミトス隊長が率いる真面目部隊。

さて、どっちをボコるか……。
殴るだけなら外道の方が気持ちいいだろうが、顔を拝むなら美人の方が良いに決まっている。









一応考えるフリはしてみたが、どう考えてもこっち! 外道より女騎士に決まってんじゃん!!
まぁ外道も興味がないわけではないので、次周には挑戦しよう。ともかく今はアミトスアミトス。

後方部隊からは「アミトス隊長の部隊だとおいしくない」みたいな言い方をされていたけど、アミトスと部下のやりとりを見る限り、彼女の率いる部隊は本気で凌辱や虐殺を嫌っているように思える。
堅物な隊長の手前だから良い子ぶっている連中もゼロではないのだろうが、カラーに同情的な言葉が自然と口から出てくるあたり、やっぱりそんなに悪い奴らじゃなさそうだ。
アミトスも軍人として我を抑え込み、今回の作戦には全力で対処しつつも、ミネバに対して(……いずれ)と反抗の意志が存在することは間違いなさそうだった。





ヘルマン人は身体が強い




カラー虐殺という非人道的な作戦に反感を抱きつつ、上層部の決定に抵抗しきれないあたりがアミトスの堅物さの弊害か、それとも彼女の考え方が大人だからか……。
複雑な事情に悩みながらも頑張っているアミトスには悪いが、そんなことはランスの知ったこっちゃない。 女! 美人! ならば争い、手に入れるしかない!!
しかも勝てばカラーを襲う戦力を減らす事にも繋がるわけだ。一石二鳥でウィンウィンって寸法。









だが、どう考えてもアミトスは強い。
いつかのアルカネーゼの時に続き、初手『逃げる』作戦決行ッ!
相手を出来る限り消耗させてから襲うというのはランスの定番戦法。

クエスト難易度の高さもあってボス戦となるとちょっとだけ緊張したが……弱らせた甲斐あり、特に問題なく勝利を収めることができた。ヤッホーヤッホー。







女騎士ルートを選んだ甲斐のあった、ご褒美タイム!
……は、まさかの結末に終わってしまう。
ヘニャらなかったあたり、隊長なだけあってLV35以上なのは間違いなかったと思われるが、ランスが想定しなかった形で見事に「阻まれ」た。
抵抗した女も暴れた女も、やりきれなかった女も今まで多々いたけれど、こんな風に防ぎきった例って他にほぼ無いんじゃないか?
死んでやると言ったセルさんのように精神面でランスを打ち負かして貞操を守り切った女性という前例はあれど、アミトスのように物理で防ぎきったのはマジでレアな気もする。普通、そうそう出来るもんじゃなし。ヘルマン女スゲー。コエー。

まぁせっかく今回は守り切った××も、次回作でアレでソレなんだが……。
……そういえばランスとアミトスとのマトモな××やリベンジシーンってあったっけ?
舞台的にランス9あたりで存在してもおかしくはなさそうだが、結局無かったような……どうだったかな。





カラーの英雄

大隊長もサクッと調理






アミトスやオルグが今回の作戦のトップかと思っていたが、彼らの上司にあたる大隊長アイザックも現地に居た。
性格が悪そうな野心家で、外見も個性的な男だ。ヘルマン兵士でございって感じの厳つい顔立ち&ファンキーなヘアスタイルはなかなかイカしてる。

汎用グラフィックではなく、専用のイラスト素材や3D素材まで作られている厚遇っぷりだったが……おそらくもう二度とこれらの素材が活用されることはないんだろう。
アイザック大隊長……来世でも達者でな……!









最後にはパステルもちょっと頑張った!
……だが、今回の事件はさすがにキツすぎた。なんといっても実際に犠牲が多く出てしまっている。
コメディチックなランスへの怒りや憎しみに留まらず、己の情けなさや不甲斐なさにどんどん凹んでいってしまう姿は、さすがに素直に可哀想でもあった。
その感情を他人にぶつけたり、無理やりランスのせいにしたりしないだけ、パステルはちゃんと“女王”だなぁ。





第三軍壊滅が残した遺恨




これにてクエスト『ヘルマン第3軍』もクリア。
またもクリアと同時にドババッと新クエストが出まくった。
そろそろランクエ(無印)部分の終わりも見えてきたなぁ。だが我々にはまだもうちょっと先が残っている。マグナム様様。









ちなみに……パステルが最後に行った大規模モルルンは、アミトス以外のヘルマン第三軍を全滅に追いやった。彼女だけがヘルマン軍唯一の生き残りと書かれていたあたり、後方部隊にも女兵士は居なかったのだと思われる。
カラーたちに同情的だった、アミトス部隊の部下たちも全滅か……。ちょっと悲しいけど、しゃーないわな。同情的だっただけで、実際に彼らが救おうとしてくれたわけでもなし。

この事件でヘルマンは多くの兵を失った。が、ただ失われたばかりではない。集められたカラーのクリスタルは、決戦前に既にミネバの元へと輸送されていた。
アミトスの生存、ミネバの策略、第三軍が受けた被害。これらの出来事は次回のランス9にも繋がっていく。





再び寄り道へ




カラーも救って、ランスは村の英雄に! さすがランス様!
その勢いに乗っかって、次なるメインクエストに挑戦……ではなく、サブクエスト『ドラゴンスレイヤー』に挑戦してみようと思う。

難易度数値的には『ヘルマン第3軍』より易しいが、確かこのクエストはボス戦がランス単騎(実際は二人)で挑戦させられる。
『かなみの決意』といい『ランスを待つ少女』といい、編成制限やランス単騎参戦クエストは後回しにしがち。
確実にクリアできそうな気がしてくるまでは挑戦しないのがオレ・スタイル。ビビってんじゃねぇし……慎重なだけだし……。







ともかく、新しいクエスト! 新しい出会いッ!!
初対面の彼女のハートをゲットするため、ここはひとつ頑張ってやろうじゃん。