本日のゲーム雑記:月姫Rをやっている話3

タイトルは「やっている」だけど、実質「やっていた」話。かなり前になるのだが、リメイク月姫をBADENDも分岐も含めて無事にフルコンプ達成した。
もっと早く触れられたらよかったのだけど、小忙しくてタイミングがなく……ちょっと今更感のある雑記になってしまったぞ。既に記憶が薄れかけている部分もあるので、変なこと言ってたらゴメンな!

最後の分岐回収作業の際には、シナリオチャートのおかげで初見パートの確認や回収がしやすいのはとても良かった。ワンクリックジャンプ機能もありがたい!
ただ欲を言えば、スキップもパート毎ではなく『次の選択肢まで完全スキップ』をしてほしかったとも思う。
分岐回収目当てに右往左往するだけでもそれなりに時間がかかるんだよなぁ。翌日になる際のタイトル出現演出もクリックスキップさせてほしい、とか細かい要望を言い出すワガママユーザー。
似たようなことはFGOにも求めている。話題から盛大にズレるけど、先日のデレステイベントのタロットカード演出のタルさには鼻血吹き出しそうなくらいキレちまったぜ。

さて、アルクルートのざっくり感想&シエルルートのざっくり感想は以前に語ったので、今回は『その他』について雑然と触れていこうと思う。
テーマがマジでバラバラだけど、語れるタイミングで語っておかないと機会を逸しそうなので、雑然上等で行くぞ。



機種について>
私は月姫RをSwitch版を購入&プレイしたのだが、大正解の選択だったと思う。少なくとも個人的にはベストofベスト。やっぱり読み物ゲーは携帯モードが良い……!
昔から据え置き機でのノベルゲーはあまり得意ではなかったんだが、近年は昔以上にハッキリと苦手になった自覚もある。据え置き機のノベルゲーって、特に一昔前の機種だとPCに比べて文字が潰れて読み辛かったりしたので、視力クソザコ老人には正直辛かった。今では文字も潰れにくくなったけど、やっぱりテレビ前に長時間座るのは単純にキツい。
月姫のようなボリューム多めテキストゲーをプレイするのは実質読書のような感じなので、ちょっとした隙間時間や寝る前のひと時にマイペースに読み進められるのが本当に良かった。

……これはマジで本気でお願いしたいのだけど、単なるベタ移植で全ッ然かまわないので、なんとかどうにかして『魔法使いの夜』もSwitchに移植してくれないだろうか?
それこそあの異常技術作品を据え置き機に丸々移せるのかというと性能面で怪しいものだろうし、ベタ移植っつっても実際はクソ大変な作業なんだろうとわかっているけど、その上で本当にいつかお願いしたい。
魔法使いの夜』を、もっと気軽にこまめに読み直したいんだ……。頼むぜ神様きのこ様魔法使い様……。


秋葉について>
シックな新デザインがとても良い。外見のイメージが大きく変わらないまま、より固く近寄りがたくなった感じが凛々しい中に可憐さもある。
見た目や印象が変わったヒロイン・変わらなかったヒロイン様々だけど、秋葉については個人的に更に好きになった。
ただ表側ルートだと深く踏み込み切れないので可愛いシーンもどうしても少なくなるのが残念だ。俺は秋葉に会いたいだけなのにしょっちゅう黒い包帯男と遭遇するんだ。


翡翠琥珀について>
こっちも深い部分は裏側待ち。でも性格&設定上表側では固いままで終わってしまった秋葉に比べると、可愛かったり日常のふれあいっぽいシーンも比較的多めに見られたようにも思う。窓際の少女の記憶が戻らないのに舌打ち。
二人ともデザイン的にもふるまい的にも旧から大きく変わらなかったのが最高。変わることを否定するわけではないが、彼女たちについては変わらないことこそが“らしい”。
ボイスの都合上、裏側の入れ替わりシーンはどうなるのかが気になる。移植HAなどでも言えることだが、こういった『声がなかったからこそのギミック、演出』ってボイス追加時に旧の劣化になりやすいので正直心配。


阿良句博士について>
包帯男も博士も情報ゼロで出会ったのでマジで驚いた。面白いキャラだ……! でもどう考えても危ないヒトだ!
アルクルートプレイ中はそれでも「遠野家の闇に関わってくる人物なんやろなぁ」くらいにしか思っていなかったので、シエルルートでのアレソレには驚かされた。勢いで変なお薬注入を許すのはよくないと学ぶ。
シエルルートの立ち回りだけを見ると立ち位置的に月表側寄りの設定の人物にも思えたが、結局シエルルートでも正体掘り下げがなく終わったあたり、色々と興味深い。ともかく今後が楽しみ。
あと、こういうブッ飛んだ系お姉さんは素直に大好き。味方だと嬉しいが、敵でもそれはそれで。


リメイクロアについて>
シエルルート終盤はとても興味深かった。ありそうでなかった(よな?)展開だったので面白かったし新鮮だったし、「そうそう見たかったんだよこういうの!」とシンプルにアガる。他ルートのボスや敵との共闘展開って良いよね。桜ルートの麻婆とか。
でも個人的にビジュアルは旧のほうがやっぱり好きだ。CGの様子からして、Rだとロアが短髪化&四季が旧ロアのような長髪化なんだろうか?
個人の趣味嗜好や感性の違いでしかないかもしれないけど、ロアはピアニスト、四季は白髪&和服のほうがキマってて“らしい”気がするなぁ。変更はちょっと残念。


リメイクにおけるエログロ表現の変化>
アルクルート終盤でのシエル先輩との問答のように、規制したことで元のニュアンスと意味合いがズレてしまうようなやりとりは、そもそもの会話内容自体を大きく改変してほしかったと正直思う。地の文でのセクシャルな描写はわりとユルめにも思えたが、ボイス付きか否かってのがラインになるのだろうか?
グロについてはなかなか頑張れていた印象。それでも全体的に控えめというか、グロが苦手でも全然大丈夫だと思った。個人の意見です。ビジュアルでの表現がせいぜいアルク分割くらいなのが大きいか?
SNでの士郎の方がもっとエグい死に方をしていたような気もする。……って、こっちもPC版の記憶かもしれない。


アルク・シエルの外見リメイクについて>
やはりロングスカートは惜しい……。とはいえ、Rでのアルクは明らかに「可愛い」印象寄りのキャラクターとして描写されていたので、ロングよりミニの方が似合うともわかっている。リメイクデザイン発表直後はスカート丈変更がただただショックだったけど、プレイし終えた今では一定の納得と受け入れをしている。そんな我儘懐古ファンの一人(=俺)を黙らせるくらいには、ミニスカートなアルクは間違いなく魅力的だった。

シエル先輩についても正直悩ましいところだが、Rでのシエル先輩がメッチャ可愛いのは疑いようがないので仕方ない。『路地裏さつきヒロイン十二宮編』くらいの折衷デザインだとなお良かったな~とは今でもちょっと思う。
けど結局はシエル先輩が可愛ければなんでもいいっす。



……他にも語りそびれていることもあったかもしれないが、記憶も怪しくなってきたのでこれくらいに留めておこう。
ともかく、面白かったぞリメイク月姫
今年の夏から秋にかけて、FGO第二部第六章→月姫Rと連荘で濃厚なきのこを浴びてしまったのは贅沢この上ない時間だったが、弊害として「あらゆるテキスト作品に対するハードルが上がってしまった」現象も起きた。
作者も違えば環境も舞台も執筆日数も違うモノ、むやみに比べても傷つくだけで良いことなんて無いとわかっているのに……!
しばらくは肥えすぎた眼を矯正すべく、わけのわからないモノとか特殊な方向にブッ飛んだモノとかを積極的に摂取して自主的に知性ランクを下げていこう。

月の裏側が発売されるのはまだしばらく先になりそうだが、目と心を休ませつつのんびり待ち続けよう……。
発売が決まったら改めてアルクルート&シエルルートも読み直したいな。