ランス10 プレイ日記04 2ターン目! ゼスで魔人退治





2ターン目!
ここからが本格的なスタート、といった感じ。

「準備フェイズ」「作戦フェイズ」「拠点フェイズ」
といったシステムが解禁される。これらのフェイズで、「どこで」「何のクエストをするか」を選んでいくことが主なゲームの流れとなっている。


現在の戦況をよく見て、どの地域でどれくらいの支援をするのか。どの魔人を倒すか、何を重視するかetc……やること悩むことは山積みだ。
初見では「なるほど、よくわからん」と頷くことしかできない。
悩みに悩んだ末……。










さしあたり贔屓の国から助けに行くという、男らしい決断に至った。

私はシリーズ内でランス6がトップクラスに好きだ。
システムの好みや熱中度で言えば他作品に劣るのだが、ストーリーやキャラクターが一番気に入ったのがランス6だった。味方はもちろん敵までも、ほぼ全員好きなキャラと呼べるかもしれない。

というわけで、僕はまずゼスの魔人を倒しにいくお!


……それに、やっぱり所属している国でのクエストを進めた方が、仲間になり易いとか、きっとあるよな?
よし、俺はこのクエストで、ウルザをモノにしてみせる。(と思っていた時代が私にもありました)















ゼスでの魔人退治クエストで最初のボスと戦闘開始……って、

また おまえか

前回も戦った気がするぞ! あと前回にお仕置きもした気がするぞ!!

しかしこのアニス、なかなかの難敵。
ゴニョゴニョが原因で軽いランス恐怖症に陥っているらしく、
こちらが状態異常になっていると白色破壊光線を打ちまくってくる。

やべぇぞ! ちょっとくらいなら耐えられるけど、下手すると毎ターン白色破壊光線とか、リズナが2~3人いないと間に合わねぇぞ!!

試行錯誤の中で、私が頼ったのは上記画像左から2番目のモブカラー娘ちゃん。
彼女はAP0~1で「状態回復」ができる。

アニスの各種魔法で発生した状態異常は片っ端から彼女に回復してもらい、間に合わない時はかなみの手裏剣キャンセルやリズナの魔低体質で白色破壊光線を耐え忍ぶという作戦で、なんとか凌ぎ切った。

……今思えば、ミラクルのポジションはヒーリング枠でもよかったかもしれないな。
とはいえ勝ったからセーフ! 生き残った方が正義だ!!















アニス騒動を乗り越えて、改めてゼスを攻めている魔人の詳細を確認する。
一見美人なメディウサによる魔人放送は……その……痛いのはぼかぁ苦手なんだ……。
ああいうのはよくないと思う! 人の好みは色々だけれど、俺はよくないと思うぜ!!
ってことでメディウサやってやんよ闘志がメラメラと燃え上がるも、どうやら今回はVSガルティア一択になってしまう様子。


チッ、今日は見逃してやらぁ!!
(正直コワイから、もうちょい仲間が集まってから戦おうかな……)















最初の相手として決まったガルティアだけれど、サテラの説明などを聞いていると……なんか、そんなに悪い奴じゃなさそうな雰囲気?
信念や意思は揺るぎないけれど、無益な殺生をしすぎることはないし、下等な生物であるはずの人間の話もある程度は聞いてくれる様子。

結果的に兵糧攻めになっているので、被害は甚大ではあるのだけれど、フツーに考えたら「生か食か」どころか「生も食も」奪われてもおかしくはないし、それだけの力量も十分にあるはず。なんてったって魔人。















ガルティア方面で戦っているゼス軍の代表は、サイアスとウスピラの二人!
道中の宝箱でサイアスをゲットできていたので、ここではウスピラを貰うことにする。
ゼスでのクエストを進めているため、ゼス勢の戦力がドンドン強くなっていくぜ!










今回のゼス道中では炎属性と闇属性、そしてゼス所属に有利効果が出ているため、戦闘に「ゼス所属かつ炎か闇属性の魔法使い」をリーダーとして加えていると、えげつない勢いでブーストが出まくる。

更に敵の弱点が自属性と一致したターンの威力は格別で、HPゲージをゴリゴリ削ってくれる。

ヒャッハー、気持ちいいぜぇー!!
大根は消毒だァーー!!!
















でも大食い対決はムリ。

ガルティアは「負けても帰してやるよ」と余裕があるのか舐めているのか(おそらく両方)。
しかしブチギレランスくんがごはんを散らかしたため逆鱗に触れる。

ヤベェぞ……まさかもうバッドエンドか……? と戦々恐々とするものの、なんだかんだで振り出しに戻るだけに収まった。セーフ、ギリッギリセーフ!!















なんといっても、ここはダメージトラップが辛かった……!
ガチのマジで紙一重のセーフだった。あと一歩ダメージマスが多かったら、無理ですた。










ガルティアは元々は人間。更に言うと、カロリアと同じムシ使いの一族でもあった。
伝説のムシ使いと謳われたガルティアを倒す方法として、選ばれた作戦が「毒殺」。
特別な毒薬をカロの案内で採取しに行く……が……これ、本当に効くのか? 正直駄目な匂いがプンプンするぜ!















無敵結界対策として、毒にカオスを削って混ぜるという荒業。

ランスが無茶苦茶やるのは通常営業だが、お手伝い役のクルックーもまたノリノリでカオスを削っていく。
あまりの恐怖に言葉遣いがおかしくなってくるカオスには、正直ワロタ。















そして「毒の専門家チーム」として選抜されたメンバー内に当然のように混ぜられている香姫。

はいはいいつものお約束……と、思いきや、まさかの展開。
香姫の毒団子に、なんとガルティアは大喜び。団子がほしい、いや香ちゃんがほしいと言い出す。

もちろん
許すわけがない
















クエストのラストバトルがスタート!
上記のパーティーで何度か挑むが、はっきり言って全然適わない。
一度だけ、HPを1/6程度まで減らし切ることに成功はしたが、こちらのHPが持たなかった。

何度か戦って学んだのは、
ガルティアの「吸い込み攻撃(一回につきメンバー1人がダウン)」と、ガルティアのHPが減ってきた際に繰り出してくる「使徒の支援」対策が必要不可欠
だということ。

ダウンになったキャラは強制的に戦闘不能になるものの、次ターンで同陣営の☆数が多いキャラがハッスルして前線に出てくる。
バトルの人数が足りなくなることは無いので、その点は安心だが、もちろん安定性に欠けるし運の要素も多い。

育成が足りないのか、それとも私の頭が足りないのか。
……悩みに悩んだ結果、ようやくあることに私は気が付いた。










このガルティア。

香ちゃんが団子を投げると、高確率で待機状態になる。





どんだけ団子好きなんじゃーい!!

つーかこれに気付くまでに儂はどんだけ時間かけとるんじゃーい!!!!



バトル前に「香ちゃん、ピンチの時に団子を投げ入れてくれ!」という会話があったので、てっきり自動的に支援をしてくれるのだと……ぼくは、おもっていたのだ……。

お恥ずかしい。だ、だが、これまでの試行錯誤で得た知識も意外と無駄にはならなかったから! 許してほしい!!










そう、これまでの試行錯誤の中で、私は「使徒対策にはテラ姫」というアンサーを得ていたのだ!!

ガルティアが後半に放ってくる使徒は3体。彼女たちの攻撃力がまたべらぼうに高くて痛いので、一刻も早くお引き取りいただきたい。

そんな時には彼女!
ホルスの姫君!!


前回も紹介させていただいたが、彼女は「2AP消費で2支援解除」のスキル持ちである。しょっちゅうお世話になっている。

敵のバフ剥がしはマジック・ミラクル・アールコートあたりもよく頼っているのだが、彼女たちはボス戦よりは道中向きのイメージかな。もちろんテラ姫と並べると更に安定感が増す。
……が、バフ剥がし係ばかりでは決定力に欠けてくるので、そのあたりはケースバイケースだ。










「香姫」というベストアンサーにようやく気付いてからは、早かった。
すんなりのガルティアに勝利を収める。……いや、本当はギリギリの勝利ではあった。だが勝ちは勝ちだ。















ガルティアは手強い敵だったが、最後までなんとなく憎みきれない奴でもあった。
そもそもムシ使いの一族ってのがな……。カロはもちろんだが、ランス6でのドルハンなんかも思い出してしまう。
とはいえ、戦争は戦争だ。敵は敵だ。ゼスを守れたことを、今は純粋に喜ぼう。







<本日の感想まとめ>







冒頭から一緒に行動していたサテラが、どんな立ち位置になってくるのかなーと思ったら……。
現段階では口約束レベルだが、本当に大丈夫なんだろうか?
結婚式をドタキャンしたり婚約を破棄したりと、ランスは約束を破るのがド定番なので、心配するほどのことではないかもしれないが。

今のところ、サテラはなんだかんだ悪い子ではないしかわいい奴なので、良いように転んでくれることを祈る。










道中に、パットンたちがOTHERイベントとして顔だけ登場した。本格参戦には、やはりヘルマン方面のクエストを進めるべきだろうか?
うーん……発売前からずっと悩んでいる。今ターンはゼス、次ターンはリーザスの魔人退治をするところまでは決めているのだが、その後にどう動くか。

正直、私にとっては4国の中では思い入れの差でヘルマンを後回しにしてしまいがちだ。
パットンやシーラたちはもちろん好きなキャラだから、助けたいし救いたいのは間違いない。だがとても全てを守りきれる気もしない。
うーん、うーん。















本作で1・2を争うくらい笑ったシーンがこちら。

ランスが忘れていることはランス9本編で知っていたが、サチコおまえもなんかーい!
ランクエの時はここまでアホの子ではなかったような気がするのだが、サチコの進化(?)がここに来てえげつない。一気に好感度が上がってしまった。

今更だが、食券イベントの時系列はわりとイロイロなんだな。
ここまでシィル・シーラ・ミラクル・サチコの食券イベントを見てきたが、ミラクルのイベントではまだ仲間になっていないキャラも登場したし、サチコに至っては「ランスと再会した時」のエピソードだった。

個人的には色々なキャラが登場したり、意外な時期のエピソードのほうが楽しい。その点、今回のサチコイベントは面白かった。















それにしても、あんなことこんなこと、イロイロあったなぁ。
アニスは千鶴子に捨てられてもおかしくないレベル。前回に続き、馬鹿馬鹿しすぎてクソワロタ。
思わずクリア特典でアニスカードを選んでしまったじゃないか……。もちろん使いこなせる気はしない。


あと! ウルザ!! 出なかったんですけど!!!

話が違うじゃないですか!!! ヤダーーーー!!!!!






<本日のMVP>







現時点でのゼス炎属性最優、サイアス!!

かなり序盤で宝箱から出てきてくれたサイアスだが、ストーリー面はもちろん戦闘面でも獅子奮迅の大活躍だった。

「ゼス所属特攻」「炎属性特攻」が二重で効くのが、今回のクエストではべらぼうに強かった。ほぼ毎ターンブーストしているような状態で、雑魚戦からボス戦まで出ずっぱり。
ランスと並んで、今回のメインアタッカーになったのが彼だった。

シンプルな属性魔法攻撃スキル×2種持ちなので、特殊な状況への対応力が無いのは弱点といえば弱点か。
パワーでゴリ押し出来る序盤だからこその大活躍だったのかもしれないが、今後も炎弱点クエストでは頻繁に駆り出されると思われる。

相方のウスピラは、残念ながらゼスでのクエストでは出番少な目に終わった。しかし彼女も似たようなタイプの氷属性魔法使いとしてわかりやすいので、現在進行形で愛用している。





<本日の優秀賞>







この画像の自陣、右から2番目の女性。
JAPAN所属の巫女さん。



彼女の役割は、緊急時やボス戦前のHP調整係。

「この戦闘でHPを回復しておきたい」という時に前線投入し、スキルで大回復をしてくれる彼女は、使用後はダウン状態になってしまう。
ただし今回の仕様上、ダウン状態になったキャラは次ターンで自動的に同所属の他のキャラクターに交代になる。
そのため、彼女がダウンしても、基本的には戦闘に支障はない。

つまり彼女は、言ってしまえば使い切りハイポーション。

彼女のスキルは一回限定だが、他のスキル同様に回復ポイントでスキルチャージも回復されるので、その後の再使用は可能になる。
ヒーリング等のAP累積型の回復スキルには、異常解除というメリットもあるが、単純なHP回復量はやや物足りない。その点、彼女は回復量も多いうえに「次の回復ポイントまで、一回限定」という仕様が個人的にとても使いやすく感じている。