ランス10 プレイ日記06 4ターン目! 自由都市救援で地獄道中
4ターン目は自由都市での魔人退治を選択する。
準備フェイズの段階ではヘルマンを支援。
とはいえ、最初に向かったゼス・リーザスに比べると、ヘルマン・自由都市の消耗はやはり激しい。支援することでようやく生きながらえる、といった様子だ。
そろそろ、どこを残してどこを諦めるかを考えるべき段階だと思われる。
しかし踏ん切りはつかず、今ターンはヘルマンと自由都市の両方を救えないかと足掻いてしまった。
結果的には……うん。足掻いたけれど、無理なものはやっぱり無理だった。
自由都市での魔人退治を選んだ時点で、ヘルマンは支援もせず諦めるべきだったのかもしれない。
だがこの段階では割り切れず、欲張ってしまった。
そんなにすぐに、割り切れるものではないものなぁ。
さておき、今回は自由都市!
コパンドンはもちろん、マリアや志津香ナギ姉妹といった魅力的なキャラクターがたくさん所属する地域だ。彼女たちを早く仲間にしたいがために、自由都市にやってきたといっても過言ではない。
なお、AL教関係者のクルックーやサチコも自由都市所属になっているが……
この仕様、地味に困る。
魔法使いのアタッカーとして優秀なカスタム組と、優秀なガード役になるクルックー・サチコや回復役ロードリングあたりを並べることができなくなるからだ。
ランス城メンバーがその他枠なので、シィルやミラクルたちとは並べることが可能なのが救いか。
自由都市での拠点となっているMランドに向かうため、懐かしの悪魔回廊を進む。
このあたりは03での記憶が新しい。
フェリスにとってはトラウマモノの話でも平気で振ってしまうランスは自由な男。
……だけれど、何気にフェリスを気遣う描写も増えていたりで、色々と成長を感じる。
昔に比べたら丸くなっちまったもんだなー。6以降しか知らない私ですらそう思うのだから、更に古くからのプレイヤーは更に変化を感じるのだろうな。
もっと外道なほうがランスらしい! みたいな意見もあるのだろうけれど、私は丸くなったランスもわりと良いと思う。
ガキ大将が大人になれたんだなぁとしみじみするぜ。
そういえばふと思ったけれど、キースは今回登場するのだろうか? 立ち絵はどこかで見たりしたかな? 登場してくれたらちょっと嬉しいな。
悪魔回廊といえばリターンデーモン。03のかなみの悲劇は爆笑モノだった。
今回はデーモン側も元気だからと、かなみ本人を差し出すorバトルを選択することに。
考えるまでもない。
もちろんかなみを渡す気など無いので、速攻でバトルに突入じゃーい!
……キツかった。
なんといっても時間制限があるのが厳しい。3ターン以内に倒し切れないとゲートが起動して、リターンさせられてしまう。
私は最終的に、上記メンバーでクリアした。0APスキル持ちを並べて、できるだけコンボを重ねて削りきるといった作戦だ。
後で気付いたのだが、どうもここはミラクルなら支援解除ができたらしい……?
私は未確認なので断定はできない。
鍵マーク付きの支援だったので解除は無効なのかと思い込んでいたため、ゴリ押しで進んでしまった。
試して駄目だったような気もしたけれど、違っただろうか?
なかなか苦労はしたが、目的地にも無事到着。
よっしゃー、魔人退治したろかー! と意気込むも、しばらくは出撃予定が無いとのこと。
「コパンドンの船を見にいく」か、「マリアとカスタムの様子を見にいく」かの選択肢が発生した。
悩む……。悩むが、ここはッ!
キラキラ目とジト目が可愛いマリア!
君に決めたッッ!!
……なんて能天気に決断してしまったが、この選択を私は近い将来に後悔することになる。
いや船ルートは未プレイだから詳しくは知らないけれど……こちらの、カスタムルート……。
難 し か っ た
辛 か っ た
まぁ未来の話はさておいて、こちらのルートを選ぶと早々にミルが加入。
まだまだロリの範囲内ではあるものの、着々とオンナに成長しつつあるミルは結構好きなキャラだ。加入は単純に嬉しい!
舌をペロリとした立ち絵はエロすぎて規制されそうで怖かった。
カスタムまではサクサク辿り着くが、事件発生。
チューリップを観察していた魔人パイアールと鉢合わせになり、彼の操る人形と戦闘になる。
戦闘シーンをスクショしようか悩んだが、怖かったのでやめた。人形コワイ。
人形はわりと強く、単純に苦戦もさせられたのだが……問題は、これ以降だった。
ただでさえ人形戦でボロボロになっているのに、回復ポイントがぜんっぜん無い!
というか、こっちのルートだと全く存在しない!!
「回復ポイント見当たらないなー。ってことは難易度もそう高くは無いのかな。バトル少なめとか」
なんつって油断していた選択肢当時の俺を殴りたい……。
最初は人形戦でHPを半分近く削られた状態でしばらくクエストを無理やり進めたのだが、「あ、無理」となったので方針を変更。
人形戦で無理やりHPを全回復まで持っていき、それ以降の連戦に備える。
というのが、私が最終的に選んだ手段だった。
それでも回復ポイントに辿り着いた頃にはボロボロだった。
しんどかった……。キツかった……。
この日は疲れ切ってしまったので、リアルにそこで寝た。
だが、こちらのルートでしか見られないであろうマリア&ダークランスのやりとりなどは興味深かった。
苦労した甲斐はある。……あると思いたい。
それにしても、誰でもいいから早くフェリスのことを教えてやれよ、とはつくづく思う。
パイアール(の人形)とは遭遇したが、今回の主目的は魔人レイ。
当然初戦はボロ負けするも、ランスの知的(?)な作戦によってなんとか生き延びることには成功した。
魔人レイは、近接攻撃には必ず反撃してくるのがイタイ。
通常攻撃より、反撃のダメージのほうがイタイ。
なので、このクエストでの魔人レイ戦ではランスは無敵結界解除係でしかなかった。
そして前回リーザスで活躍したリックも、レイ戦ではあまり活躍できず。
魔人を倒し切れない以上、戦況は良くはならない。
それに加えて、人類側に裏切者が混ざっているという情報で、疑心暗鬼ばかりが募っていく。
プレイヤー目線だと明らかに怪しい奴が何人かは見えているが、ランスは当然気付かない……。
と思ったら気付いてた。
これこそ本当に知的な作戦だ。
私はランスをちょっと見直した。
というよりは、今まで舐めてたのかもな……。舐め腐っていたのかもな……。
裏切者を捕まえただけでなく、なんとレイに致命傷を与えることにまで成功。
すごいよランスさん。
そして、その場をギリギリで脱出したレイを救おうとするメアリー。
恐れを知らない純粋で善良な少女と、空虚と苛立ちしか知らない魔人……。定番のシチュエーションではあるのだが、やはりいいものだ。
だが、心配でもある。二人のやりとりを微笑ましく思いつつも、今後の展開には不安を感じずにはいられなかった。
少なくともレイは倒すべき相手だし、下手をすればメアリーだって……。
舞台は再び戦場へ。
ハニーの動機が純粋すぎて全俺が泣いた。
個人的には志津香やランがいいな。
数度の戦闘を経て、弱ったレイとついに最終戦。
近接攻撃は避けて、遠距離や魔法を中心にパーティを組んだ。
高威力な攻撃は手裏剣や魔法バリアで対処。感電したらヒーリング。
手負いの相手だということもあり、そこまで苦戦はしなかった。
死にかけのレイを庇ったのは……やっぱり、メアリー。
こうなるだろうとは思っていた。
だから心配したんだ……。
ああまずい。ランスは容赦がないし同情もしない男だから、こういう展開は何よりも……。
と思ったら容赦してくれた。
マジか!! マジかよランス!!!!
俺、てっきり速攻で切り捨てると思ってたよ!!!!
今回だけでランスのイメージ上がりすぎだよ!!!!
なんだテメー……さては偽物かって言いたくなるくらいだよ!!!!!
実際、本作でのランスはしょっちゅう優しい。
ひと昔前ならば「しねー! ずばー!」で終わってそうなシーンや、拗ねたり逆ギレしそうな状況であっても我慢することができる。
ランスが成長したから、というのもあるし、ランスですら癇癪を抑えざるを得ないほど、人類の状況に余裕がないというのも大きいだろう。
前回のハウゼルは仲間になる予感があったが、レイは駄目だろうと思っていたので尚更嬉しいぞ!
この場ではレイを選んだが、その後宝箱からメアリーも無事入手できた。
彼らは揃えた方がいい。単純に戦力として、メアリーを加えた状態でのレイはすごく強い。
メアリーはレイをブースト化させる0APスキルを持っている。
つまり、2ターンに1回は消費AP1で強力なブースト雷属性攻撃ができるということだ。
雷弱点の敵は死ぬ。マジックあたりで感電させていた敵なら蒸発する。
メチャクチャ便利すぎて、この後は雷弱点地域では頼りまくってしまった……。
<本日の感想まとめ>
レイとメアリーの平和な結末は、個人的には完全に予想外だった。
彼らにとっては良い形で終えられて、本当によかったと思う。
お約束といえばお約束なのだが、それでいいじゃないか。
あー、彼らの食券イベントも見たい! けど全然余裕がない!
ダークランスとリセットのコンビは本当になごむ。
いつの間にかランスの子供も数えきれなくなってきたな。
リアが良いお母さんになっている様も、意外だけれどすごくよかった。
昔のリアのイメージだったら、子供より圧倒的にダーリン優先になりそうなものだけれど、ちゃんと子供を大切にしているのが伝わってくる。
リアはランクエでも9でも魅力がたくさん描かれていたので、私にとっては大好きなキャラのひとりだ。……守りたいなぁ。
歴代の戦姫の立ち絵で一番好きだ。
<本日のMVP>
いつの間にかいっぱいいたロードリング。
彼は今回の、「地獄のカスタム珍道中」でヒーリング係として滅ッッッ茶苦茶活躍してくれた。
はっきり言って、彼の上級ヒーリングが無ければ、あそこまで戦線を立て直すことはできなかっただろう。
もちろんJAPANの巫女さんやシィルシーラのヒーリングも素晴らしい活躍っぷりだった。
HP回復スキルはAP蓄積がコワイけれども、その点ロードリングは(なぜか)各種取り揃っているため、カードを交換すればAP蓄積をリセットできるのが本当に大きい。この作戦をロードリングローテーション、と呼び、私はこれからも彼を讃えていきたいと思う。
ありがとう……。
本当に……ありがとう……!