FGO第二部 Lostbelt No.1 プレイ日記01 待望の新章スタート!





マイベストゲームin2016だった作品の新章が、この春ついに公開された。
第一部の感想は、さすがに今更語るのは難しい。
しかし、第二部ならばリアルタイムに語っていけるかもしれない。

……と思い立ったため、少しずつプレイ日記を残していこうと思っている。
どれほどの頻度や速度になるのかはよくわからないが、マイペースにいつもの調子で書いていこう。


今回公開されたシナリオは“Lostbelt No.1 永久凍土帝国アナスタシア”が正式名称だと思うのだが、少し長いので、以降は「第一章」という呼び方をしていく。











「今までのFGOと私」について前置きすることも考えたが、誰も興味がないと思うのでサクサク進めることにする。

一応少しだけ書いておくと、FGO歴は配信開始から。
月姫FateまほよはPCでクリア済。
憶えも悪いし知識も浅く、プロを謳えるほど詳しくはないけれど、大好きな作品で大好きなシリーズのひとつである。
タヒぬまでに月姫リメイクとまほよ続編がやりたいなぁと、のんびり思っている。











正確に進めるならば、「序」の感想から書いていくべきだが、さすがにそこまで戻るのも面倒くさい。
なので、いきなりだが第一章プロローグだ!

三ヵ月の抵抗。漂白された地球。宇宙からやってきた侵略者。
プロローグ序盤の記録者の名は、デイヴィッド・ブルーブック。

世界が終わった後のような光景や描写、単語たち。
この状況や彼らに対する答えは、結局第一章のうちには描かれ切ることはなかった。
特に気になるのは記録者の存在だ。
どこかで聞いたような、名前だ。











2016年、「検体:E」。
宇宙人めいたナニカを救出し、それを回復させようとしている謎のチーム。
発見されたのはニューメキシコ州とのことだが、観測から18時間の移動を要しているいるため、オペが行われているのも同じ土地とは限らない。
だが口ぶりから、高確率でアメリカ合衆国内での研究のように思える。

国家機密なのか、それとも魔術的観点からの機密なのかはまだわからない。
しかし、「樹の根」というキーワードには……この後に見ることになるモノを、どうしたって連想してしまう。











主要キャラも関係者も登場せず、情景描写でほとんど終わったプロローグは「outro」とあった。
語感から、イントロの対称といった印象を受ける。
ばかちんな私がググったところ、やはり楽曲の終わりの部分を指す言葉とのことだった。
楽曲の終わり。第一部の終わり、地球の終わり……色々な意味を持たせているように思う。

また、気になったのは「outro.1」だという点。
これは第二章以降でも、outro&introがそれぞれ2、3……と続いていくのでは?
introはいかにも「第一章の前」な内容だったが、outroの時系列は曖昧だ。
続きが気になるぞ。
特に宇宙人の件が気になる。











さて、intro。いわゆる黒幕会議。
改めて、Aチームの皆さんのビジュアルと性格が紹介される。

設定と外見だけで既に色々フラグがたってるキリシュタリア。
陽気そうだけどヤベー奴感が不気味なベリル。
今後の展開が心配な魔眼っ娘のオフェリア。
武器商人に雇われてそうで怖いデイビッド。
想像通りオネエだったのが逆にびっくりしたペペロンチーノ。
常に隈ってるカドック。
堂々たるヒキコモリ宣言のヒナコ。

……オフェリアとヒナコの二人だけではカバーしきれない程度には華がないな!
せめてキリシュタリアがゴージャス美女だったらもうちょいテンション上がったんだがな!
キリシュタリアお姉さまとオフェリアの絡みで倍率ドンですよ!















あっ……。

キリシュタリアとオフェリアのやりとりは……こう……ツッコミ待ちかってくらいフラグをガンガン立てているように見えてならない。
いやしかし、騙されちゃだめだ!
いかにもなやられ役と見せかけて、大逆転する可能性だってある!
常に警戒は怠るな!











「序」やオープニングで登場した謎の女性。
彼女の存在をクリプターたちが認識しているのか否かも、まだよくわからない。

濾過異聞史現象。異聞帯の書き換え。「異星の神」さまの偉業。
本当に、まだまだわけのわからんことだらけだぜ。
頭の悪い私には、果たして今後もわけがわかってくるのかも怪しいところだぜ。
だがまぁ、楽しかったら、面白かったらそれでいいんだ!















「序」での大事件を経て、主人公たちの感覚ではまだたったの一週間。
現実には、既に三ヵ月が経過している。
この時差は、虚数空間に潜伏していることで生じた時間の歪のようなものだろう。
ちょっとの差で浦島太郎なワケで、まぁ恐ろしい話だ。
やむを得ずの逃亡先は、結果的にはセーフで済んだが、間違いなく大博打ではあった。















マイペースなホームズはさておき、新所長の魅力が鰻登りでヤバイ。
もはや第二部におけるメインヒロインをマシュと二分するレベルだ。
いつか親父さんの話をkwsk聴かせてほしい。











あまり新所長を語りすぎるのも、少し恥ずかしいのだが……ま、まるで新所長のことが好きみたいじゃないか!
ち、違うんだからね! 勘違いしないでよ!!

ゴルドルフ新所長はこう、ともかくキャラクター作りが絶妙だ。
一般人目線もありつつプロの目線もあり、愛らしい程度には無能だが邪魔にはならないくらい有能。
飲み込みも早く、ボケやツッコミも適度にできて、道化役も大人役もそれなりにこなせる。
傲慢な部分もあるが立場や実力を弁えたところもあって……って、本当に新所長については、下手したら褒め殺ししてしまいそうになる。
クッ……悔しいッ……。











ええい、新所長なんてどうでもいい!
そんなことより、本編開始だ!

クリプター達も予測していた通り、彼らがアンカーに選んだのは殺戮猟兵。
カドックがいるであろう、ロシアに出現する。
「永久凍土」って、字面からして寒い。タイトル画面からして既に寒い。
比較的あたたかくなってからの公開でよかったな……。
真冬のプレイは辛かった気がする。















辿り着いた極寒のロシア。
ロシアだとしても異常すぎる気候と、大陸を包み込む雷雲群……。

一筋縄ではいかない状況だと、一目でわかる。
だが、動かないことには情報も得られず、資源的にもジリ貧なのは自明の理だ。















調査も必要、資源の調達も必要。
やらねばならないことは山ほどあるが、人手は足りない。
スタッフの多くを失ってしまったうえ、新しくサーヴァントを召喚する手段も現状では構築できない。











それでもマシュと一緒なら、きっとなんとかなるはずだ。











新所長はその話、後でまた詳しく教えてください。
というか色々と聞きたいことが山ほどあるのだけれども!
小出しにしてんじゃねーよ、この金髪〇野郎!















何気ないダヴィンチちゃんの問いかけに、ああ……と思う。
このダヴィンチちゃんは、確かにダヴィンチちゃんだけれど、あの日々を共に戦ってきたダヴィンチちゃんではないのだと、改めて思い知らされる。
仕方がない、今更どうしようもないことだ。
それでもまだ、悲しく悔しく思ってしまうし、寂しいとも思ってしまう。

そして、「それなら嬉しいな」と笑ってくれる今のダヴィンチちゃんを、今度こそ守りたいと思う。











ロシアに現れた謎の物体。
枝もなく葉もない姿では、ただ伸びた塔のように見えるが、主人公は「樹木」と口にしていた。

樹木、となると、思い出すのはクリプターが口にしていた「空想樹」。
そして、ニューメキシコ州の「樹の根」。











第一村人発見!
魔獣に囲まれたピンチを救ってくれたのは、モフモフした生き物だった。
明らかに獣人。それもわりと獣寄り。
服を着ているので、ケモナー度でいうとやや低めかな。
その道には詳しくはないのでよくわからんが。











最初は警戒心マックスだった獣人だったが、話が通じるとわかってくると、少しずつ様子が変わってきた。
決してこちらに気を許したわけではないだろうが、自分にとっての利があると感じるならば、一応聞き入れてくれるだけの余地がある。

物語の都合といってしまうとそれまでだが、彼のような相手が最初の接触対象になったのは、本当に幸運だったといえるだろう。
後々に知っていくこの世界の情勢や性質を考えれば、何もわからないこの序盤の段階で、切り捨てられて全滅する可能性は非常に大きかったはずだ。











パツシィとの会話を経て、様々な情報を得る。
今が2018年であるということ、ロシアだということ、あの謎の樹は三ヵ月前に発生したということ……。

……三ヵ月、ということは、「序」と同時期ということだ。
つまり「序」と時を同じくして、この世界が主人公たちの世界とぶつかったもしくは融合した……という考え方もできなくはない。
少なくともパツシィたちの感覚の上では、三ヵ月以上前から現在までは地続きで繋がっていることがわかる。











キーワードは、「イヴァン雷帝」。
450年前の大寒波によって絶滅しかけた人類を救ったのが雷帝であり、魔術師であり、魔獣と人間が融合した「ヤガ」という生き方だった。

……450年前の大寒波、というのが重要な分岐点だろう。
これが起きたのは、ただの偶然なのだろうか?
そういった剪定事象があったというだけなのか、それともクリプターないし異星の神とやらの介入で生まれた異常なのか?

普通に考えれば前者のような気もするが、都合の良いような気もするし、そうでもないような気もするし……。
うーん、つまりわからん。











第一章は、主人公以外の目線の描写が多い。
これは個人的にはとても好ましい演出。

パツシィという登場したばかりのキャラクターがどういった性質をしていて、何を大事にしていて何を想っているのかが、丁寧に描かれている。
そうすることで、この異聞帯のありかたや基本的な考え方なども、プレイヤーに伝えてくれる。

他人目線によって客観的な印象もわかりやすくなるし、何よりもパツシィへの感情移入に繋がっていく一連のシーンはとても良い。
次章以降でも、ぜひ続けていってほしいと思う。


この時点での私のパツシィのイメージは、「中途半端」だ。
善人というわけではないが、悪人でもない。
そういったことを彼自身も不快に思っているようでもあり、割り切れていないようでもある。
どちらに揺れる可能性もある、不安定な印象が強かった。











一方その頃、肝心の雷帝。
アナスタシアとカドックは、何らかの目的の元、彼の動きをある程度抑えている様子だった。
先々の予測がつかなくなる、とカドックは語っていたが、果たしてそれがどういう意味なのかはまだわからない。











そういう感じの台詞、SNあたりでよく聞いた気がスルー。















神父の前では口にしない、愚痴のようなものを吐くカドック。
それに対して、アナスタシアは「心にもないこと」だと言い放つ。

カドックはクリプターの中でも一般人の目線を持っているキャラクターとして描かれている。
主人公になりきれなかった主人公、といった立ち位置だ。
だからこそ一見わかりやすく、理解しやすい嫉妬や憎しみを表に出してくる人物でもあった。
コヤンスカヤが「序」で口にしていた感情を、唯一担当できる人物として、第一部での敵として立ちはだかることになったのだろうか……と、私も最初のうちは思っていた。

しかし、アナスタシアとのやりとりを見る限りでは、そんな様もまた「嘘」なのだろうか?
「それだけではない」という意味で、嘘と言ったのだろうか。
どうなのだろう。











難しいことは、正直わからん。
おねショタみを感じる、ということだけはなんとなくわかった。